緒又しゆう 2024/01/02 00:00

【#4-3穂香おばさんは欲求不満】第三話 スケベおばさんは大人のお店でもドスケベしがち♡

「すみません、六木部長!」
「…………っ♡」

 部下に呼び止められて、私の肩は軽く跳ねる。見ると新入社員くんが作ったばかりらしい資料を手にしていた。

「はい、何かしら?」
「その……作った今日までの資料、提出したいんですけど、今課長いなくて……部長に相談お願いしたかったんですけど……」
「ああ、そう、なの……大丈夫よ。ちょっと見せて。書き込みしちゃっても?」
「あ、はい! 大丈夫っす!」

 私は受け取った資料をパラパラとめくりつつ内容を確認していく。問題の有りそうな部分は赤ペンで線を入れて、すぐ近くに問題点を書き込んでいく。全部で10ページ程しかない資料なのに、結構時間がかかってしまった……。

「うん、大体はできてるわね。細かいところに、誤字脱字が見られたり、言葉遣いに漏れがあるから、そこだけ気をつけたほうがいいわ」
「あ、有難うございます……あのぉ、部長」
「な、何かしら……?♡」
「いや、その……♡」

 新入社員くんは恥ずかしそうに周囲を見渡す。他の人々の姿は見えず、いるのは彼だけ。だからこそ思い切って話しかけてくれたんだろう。顔の横に手を立てて、声を潜めて教えてくれる。……スーツのズボンを、あんなにもっこりさせながら♡

「ボタン、真ん中のところ開いちゃってて……その、な、中が見えちゃって、ます……♡」
「……あら……ご、ごめんなさいね♡ やだわ、私ったら」
「い、いえ……俺の方こそ、す、すみませ……♡」
「ちょっと私、休憩にはいるわねぇ~……それじゃ♡」
「おっ……♡」

 私は不意に立ち上がり、ぶつかったふりをして手の甲を彼の股間に、胸を彼の腕に押し当ててしまう。ジャケットを胸のあたりに押し当てて隠すようにしながら、照れ笑いを顔に浮かべて離れていく。彼の……小さなつぶやきを耳にしながら。

「……でっけぇ……♡」
「…………♡」

 ああ、もう……♡
 私は罪悪感とともに、会社の女子トイレへと駆け込んだ。利用するのは普段人の来ない倉庫階の女子トイレ。使う前に他の個室に人がいないことを、掃除用具入れも含めて念入りにチェック。どこにもいないことを確認してから、一番奥の個室へ。しっかりとドアをロック。ジャケットをドアフックにかけてから、シャツに手を伸ばした。

「……はぁ~……参った、わねぇ……♡」

 服を正すためどころか、逆に私はブラウスのボタンを全て外し、左右に脱ぎ広げる。黒いブラジャーの中には、上から見ると乳首にピンクローターがついていた。スカートも脱いでドアにかけショーツも下へとずらす。

「んっ、んん……!♡」

 パイパンのオマンコはネッチョリと濡れて糸を引いており、クロッチにはディルドが入っていた♡ ネバネバの糸が引いているそれを、私は壁に背を預けながら出し入れをし始めてしまう。

「も、もおぉ……会社でこんなこと、しちゃうなん、てぇ♡ 私の、ばかっ、ばかぁ……おっ、んぉお……きもっちぃ……新人君のおちんぽ、硬かったぁ……んっ、おぉ~~……♡」

 周囲にバレてしまうのではないかというスリルもまた、興奮の材料にしてしまっている♡ 大声にならないように注意しつつ、私はぬちょぬちょと、ディルドを動かし続けていた。頭では自分がいかに馬鹿なことをしているのかという理解はしている。ただ、そうも言っていられない。逆に言えば、会社でこんなことをしてしまうほどには、私の欲求不満は進行していた。
 アスカさんと孝也君が、新しい家庭を持ってしまったのは喜ばしいことだし、私もそれを祝福したい。二人は時折私の家に来るということは言ってくれたけど……正直言うと二人の転居先のことを考えたらそうも言っていられない。私が向こうに行くのも、逆に彼女たちのご家庭に迷惑がかかってしまうだろう。
 だったら自分でなんとかするしかないじゃない……♡

「ん゛っ、んっふ、ふぅぅ、んんぅ、ふっぐ、ぅぅ~~……んぅぅ~~~……♡♡♡」

 それで最近しているのが、同じ男性社員へのセクハラだ……。今のところ、まだハラスメントとは訴えられていないけれど、彼らに他の社員がいないときにちょっと体を近づけて見たり、服の上からこっそり子宮を押し込んでみたり……♡ さっきのようにわざと下着をチラ見セさせたりと。相手はランダムで、誰がお気に入りと言うのはないのだけれど……家の中でのオナニーすら満足できない私にとっては、これが今のところ、一番効果のある性欲解消法だった。

「ご、ごめん、なさい……ごめんな、さぃ……ぁぅ、あ゛っ、んっぐ、ふぅぅ……ん、ぐぅう……♡♡♡」

 妄想は頭の中でどんどん加速していく。さっきの新人君が、ムラムラが限界に達して、私を押し倒す。そうしていきり立ったオチンポを、私のオマンコにねじ込んで、そのまま激しく……♡ それが望みならさっさとやればいいと言われるかもしれない……けれどそれができないのは、彼から生えているおちんぽが、翔太のと同じ形だから……♡ 私は結局、あの子から離れられていないんだ……♡

「ふっぐ、ぉっ、ぃっぐ……いく……いっ……………ッ♡♡♡」

 歯を食いしばっって、唇も閉ざし、鼻で呼吸をしながら絶頂を迎える。ひとまず、ひとまずはこれで大丈夫だ……。正直言うと、こんな一回の絶叫くらいでは気休め程度にしかならないが、ひとまずは……♡

「ふぅ~……ふぅ~……と、とりあえず、戻って……♡」
「あ~、仕事だっるぅ~、ほんとやってらんない」
「課長のセクハラもホント無理だよね、あのオヤジ」
「……ッ!」

 不意に声が、近づいてくる。私はとっさに動きを止め、口に手を押し当てた。こんなところを誰かに見られたら……。まずいどころの騒ぎじゃない、ヘタをしたら懲戒免職かも知れない……。幸い彼女たちの口ぶりを見るに、化粧直しにきたんだろう。こっちの個室の方までは着てないようだが……。なんとか、なんとかバレないように身なりを整えないと……。私はゆっくりとディルドを押し込みつつ、布連れの音を最小限にしながら、服を身につけていった。

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