緒又しゆう 2023/07/05 00:00

【催◯わ~るど】ある褐色娘とショタの風景 前

 遠くで波の音が聞こえている。窓からは月の光が差し込んで、私達を薄く照らしていた。都会の町と違って、私らのこの孤島の町、いや村は、朝日が登れば目を覚まし、夜になれば町は眠る。こんな時間にこんな場所に来る人はおらん。けど、こうしているとまるで、誰かに隠れてコソコソしている気がして、なんとも言えん心地よさが浮かび上がってくる……♡
 君も、そうなんやろ?♡

「ん、れう、ぢゅるる♡ んっふふ、やっぱキミィ、元気いいやん?♡」
「ぁ、う、んぁぁ、あぁっ♡」

 私は口の中でびくつくそれをしゃぶり倒しながら、ふと上の方へと視線をずらした。波風と砂、塩にやられてぼろぼろになった木製の壁は、ほんの少し毛羽立ってる。別に怪我なんてせんけど、あんまり触ってていい気持ちがせんのも確かや。けどこの子はそんなこと気にしてられん。私の口ん中で、ガッチガチに勃起したちんぽに舌を巻き付かせられて、その気持ちよさが顔に出待ってるわぁ♡♡♡ ほっぺ真っ赤にして、気持ちよすぎるから涙目になっとる♡♡♡ けれど嫌がってはおらんのや。さっきからそのほっそい腰持ち上げて、ぐいぐい私のほうに押し付けて来とるんやから♡

「んっふ、んぁ、れぅ♡ れろ、ぢゅるる♡ ァは♡ 先っぽから、しょっぱぁいお汁が出てきとるなぁ?♡ おちんぽさん元気元気♡ いっぱいエッチなことしたいってゆっとるでぇ?♡」
「ぁ、あぁ、はぁ、ぁぁっ♡」

 かわいい子や、ほんまに……♡ 私は口からチンポを放すと、彼の両手を持った。首の脈が目にわかるほど打ち、それに伴って下の方。彼の可愛いチンポも、びくーんっ、びくーんっ、って、脈打っとる♡ そのまま両手を、私の焼けた褐色の肌を包む、ビキニのおっぱいに当てたる♡ ああ、やっぱり男の子なんやなぁ。すぐにおっぱいに両目が移って、むにむにって触って来とるわ♡

「そぉんでぇ? 君はどうなん?♡」
「えっ、ぇ……♡」
「だぁからぁあ……♡」

 ちょーっと意地悪かなぁ? でもええか。喜んどるんやから♡ 私はそのまま太ももにチンポ当てさせて、耳元に唇近づけて、たっぷりなまあったかい息をかけながら、語り掛けた……♡♡♡

「お姉ちゃんと、エッチなこと、せぇへん?♡」
「ぁっ、あっ、ぅ……うぅ……♡♡♡♡♡」

 心地よさに震えるちんぽさんと、薄い胸板、可愛い口♡ 私はそれらを眺めながら、乳首をカリカリして返事を待った♡




 遠くでカモメが鳴いてる。私の体は波間に浮いていて、空には雲一つない天気だった。揺蕩う穏やかな波が私の頬を打ち、時折顔にかかる。日本海から流れる水はほんの少し冷たくて、暑い夏には心地よい。

「よっと」

 海に潜ると、透明な海水の下には、白い砂の底が続いている。もう少し沖のほうまで行くと小魚がうようよ泳いどるんやけど、この辺りは潮の関係かなんかで魚さん達は寄り付かんらしい。私はしばらくの間、そうして泳いだり、潜ったり、なんもせんと浮かんでたりして時間を潰していた。
 ここは……これは、私の思い出にしまっておきたいことだから、詳しいことは伏せとくけど……関西圏の日本昔はこの綺麗な海が有名になってそこそこ観光客もいたし、一応民宿もあるけれど。さすがに遊べる場所が少なすぎたからか、今となってはすっかり観光客も本州にある有名な海水浴場にとられとる。地図にも載ってない忘れ去られた漁村や。一応、魚取村っていういかにもな名前が残ってるけど、それもあと数十年したら消えるんやろうなぁ。人も魚も寄り付かん、薄ら寒い寂れた島と、村。
 けど、私は別にこの村が嫌いやない。確かに寂しいところやけど、小さいながら自然は多いし、海もきれいで、静かなとこ。だから、すぐに気が付いた。

「んん……? なんや、あれ」

 沖合の方、連絡船が泊まる防波堤の向こうから、何かが流されて来ていた。目を凝らすと、どうやら人らしい。浮き輪に体を通した人。子供やった。

「誰やろ……ここの子やないな……っしょと」

 私は水に潜って何度か体を波打たせた。イルカのヒレみたいに。波の穏やかな海は泳ぐのにも適していて、もちろんプールのようにとはいかんけれど、すぐにその子のもとへとたどり着いた。青い浮き輪に、学校指定のスクール水着を着た、男の子やった。水面に上がって彼の方を見ると、少し泣いている。茶色い、男の子にしては少し長い髪が印象的な、可愛らしい子やった。大きい浮き輪はぶかぶかで、浮き輪をハメているというよりもしがみついているという方が正しかった。それに浮き輪は上下逆で、派手なハイビスカスの柄とプラスチックのハンドルは、水の方に行ってしまっている。

「た、た、助けてぇ……」
「君ぃ、どこの子? どっから来たん? まさか湾の外から流されてきたわけやないやろ?」
「あ、あっち、あっち」

 男の子はそういうと、海岸の方を指さした。なるほど、確かに民宿すぐ横の砂浜にはシートを広げてる人がいた。男と女が、シートの上で野外セックスをおっぱじめてる。そういえば昨日、島のおっさんたちが珍しく観光客が来たって騒いでいたし。

「ああ。あれね」
「お、お願い、つ、つ、連れてって。ぼ、ぼぼ、僕、泳げ、なくて……」
「んなもん見たらわかる。そんな必死こいて浮き輪つかまっとったらな。足すくんでバタ足できなくなっちゃったんやろ? 戻ろうとしたら浮き輪で転覆したんか?」
「た、助けて……怖い、怖いよぉ……」

 こりゃあかんなぁ。すっかりビビってる。男の子は今にも泣きだしそうやった。確かに、湾の中の波はゆるいけど、どっちかっていうと外へと向かう波で、子供の足じゃ戻れんかもしれない。私は彼に近づいて、頬に軽く触れてやる。立ち泳ぎしながら、片手で頭を撫でて、頬を柔らかく包む。すると、男の子はまだ不安そうにしながらも、私の方を見てきた。

「僕、名前なんていうん?」
「は……晴海」
「ハルミ。じゃあハル君やな。私はナギ。『風』って字の虫みたいなんを『止』って字に変えて、凪や」
「な、凪……お姉ちゃん」
「そ、凪姉ちゃん。んならハル君。これから姉ちゃんが連れてったる。だから凪姉ちゃんの言うこと聞けるか?」
「……うん……」
「いい子や。ほんのちょっとでええから、ぎゅーって目ぇつむっときや? ちょっと水に沈むかもしれんけど、お姉ちゃんが絶対すぐ助けに行くから。な?」
「わ……わかった」
「よし。ほんなら、ぎゅーって目ぇ閉じて」
「……!」

 ハル君が浮き輪の外側にある紐を握り締めて、目を閉じたのを見てから、私は動き始めた。まずは浮き輪をひっくり返す。自分の胴体ぐらいのものにしがみついとるんは、結構体力を持ってかれるからや。そうすると、ハル君の体は浮き輪の外側に移る。彼の胴体に手を回してから少し潜って、二人で浮き輪の中へと戻る。

「ふぅ。ハル君。目ぇあけてええよ」
「う……うぅ……ぁ、浮き輪」
「思った通りやなぁ。おっきい浮き輪やから、二人入ったぐらいでちょうどええわ。ハルくん、浮き輪の取っ手掴みや? その方が捕まりやすいやろ?」
「あ、ありが、とう……っ♡」
「別にええよぉ。この湾はなぁ、防波堤に向かって入り込む潮の流れになってるんや。んで、一回海岸に向かってぶつかった波は、逆に外側に向かって出ていく流れに変わる。まあ、離れ過ぎたら落ち着いて防波堤に向かって泳ぎや? これからそっちの方に泳いで……戻って……?」

 これから先のことを話していると、ふと胸に違和感を覚える。なんか、私の胸の間に、硬くてあっつい物がくっつけられてる。手を伸ばして触ると、

「ぁ、あぅ……♡♡」

 ハル君が背筋をそらせて呻いた。私がハル君の方を見ると、彼は恥ずかしそうに俯きながら小さく「ごめんなさい」と呟いた。なんや、可愛いやないの。私は浮き輪を抱えつつ、彼の水着を少し下にずらして、その幼い金玉に引っ掛けた。



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