ケッテンゼーゲ 2019/07/23 11:57

海ヘビ

ハムラビ法典って学校でも習うし有名だと思うんですけど、
良く言われてるのが「目には目を、歯には歯を」ですよね。

このフレーズだけ見ると、やられたらやり返す事をわざわざ
法典に書くなんて恐ろしい復讐法だなと捉えてしまいがちですが、
これをリベンジ精神の象徴みたいに扱われてるのを見る度に
わたしはモヤモヤした気持ちになります。

ご存知の方も多いでしょうが
当時は、生きる為に食べ物を盗んだ人を殴り殺す事もあるような世界。
やり過ぎるな、限度を守れという意味で定められた法律なんですよね。

国民の意識が今と違うのだから、それを考慮しなければ許しの精神を
謳った法も過激なものに聞こえてしまうものです。

言葉は時代と共に意味や形を変えていくものですが、
そこにあった人の気持ちや思いやりは
いつまでも残っていて欲しいものです。

ところで。

大昔の法ですら償えないような罪を犯した人を見た時、
もう存在がマイナスに振り切れてるような違和感というか
気持ち悪さを感じます。

マイナスになんかさせずに、
いつか適切に裁ける方法が出来たりするんでしょうか。


下の画像はさっき「なんか描いてー30分で」と言って描いてもらったものです。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索