強いヒロイン、とは

雑記です。

今から偏見にまみれたことを言うのですが、洗脳モノが好きな人は大体強いヒロインが好きです。その強いヒロインが洗脳されて敵に従っているというある種における尊厳破壊でシコっていると思われます。

特にそういった傾向が強めになると、洗脳されているヒロインは強く正しく美しく、洗脳する側はダサくて弱くて普通に戦うと一撃でやられてしまうくらいの実力差になってきます。いいですよねめちゃくちゃ強いヒロインがワンパンで倒せるザコにあっさり洗脳されちゃうの最高に好きです。

…それくらい実力差がある相手にあっさり洗脳されているってことはそのヒロインそんなに強くないのでは…

こうなってしまうと由々しき問題です。だってこの場合は、強いヒロインが洗脳されている姿でシコっているのにヒロインが強くなかったら前提が崩れてしまいます。もちろん弱い子が洗脳されているのもそれはそれでえっちなんですが、それはまた別の話。

かといってこのヒロインは強くて優秀なので洗脳は効きませんとなるのは問題外です。物語が終わってしまいます。

なのでそのヒロインがプロローグで無双するなりS級冒険者なり設定だけの強さを盛っていきますが、そこを長くするのもさっさと本題に入れと思うと考え物ですし、プロローグでしか見せてないといつしか忘れられてしまったり。

まあ要するに、いい感じに強さアピール頼むよ！洗脳以外じゃ勝てないくらい！ということですね。

大事、バランス感覚。