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2023年 11月の記事 (2)

クオリティーアップの手段

VRSQは品質向上のため、陰影の表示に注意しています。
より具体的には、光源の位置調整や、ブルーム(ポストプロセス)を使用しています。

光源について

ユーザーが作品を鑑賞する主な位置(ベッド上、男性キャラクターの目の位置)から考えて鑑賞の主対象(女性キャラクター)が逆光となるように光源(ランタン)を配置しています。また、全体の明度を下げることで、コントラストが出ることを意識しています。

光源の位置は床に近い位置(天井灯ではくテーブルの上のランタン)にすることで、鑑賞の主対象の影が壁に拡大して投射されるように配置しており、状況を強調して伝える効果を意識しています。(もっとも、男性キャラクターの主観では影はほぼ見えないので、第三者視点=作品中にある傍観者モード向けと言えます)

ブルーム(ポストプロセス)について

光(明度 輝度(HDR Color の Intensity)の高い箇所)の周囲をぼかす効果がブルームです。これによって、ライティングとは別に物体が光っている様子を表現することができます。エミッションと組み合わせて使うのが効果的で、VRSQでは光源となるランタンの他に、キャラクターの目にエミッションをかけています。

※ VRは両眼立体視の肉眼を再現しているため、カメラ撮影で生じる効果を再現することが主な目的であるポストプロセスとは相性が悪いとする言説もありますが、経験上、有利に働くケースの方が多いと感じられたため採用しました。

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Ci-enでの活動意図および広告・広報について

Ci-enでの活動を開始した理由は、既存コンテンツと運用を分けるためと、広告・広報手段確保が主です。VRで成人向け作品を作り公開するにあたっては、特に後者が大きな課題になると考えられました。Google等Webページ検索からの流入確保には、ブログ形式の記事が有効と考えられます。


現状、広報手段は、(成人向け作品の配信が可能な)プラットーフォーム、具体的にはDLsite中にある、新着表示やカテゴリからの検索等に頼る形となっているため、他の広報手段を確保する必要が考えられました。

他の手段に、SNS等での検索もありますが、昨今、X(Twitter)は成人向けコンテンツに対する制限が厳しく、検索では表示されないいわゆるサーチバンが存在するほか、アカウントが凍結されることもあります。従って、Google等の検索エンジンからの流入を確保することが目的となりました。


広報についての基本的な発想はマーケティングの手法を参考にしています。具体的には「ユーザーがどこで作品を知ってどこで買うのか?」から考えれば、必然的に広報の手段が定まります。同様の悩みを持つ人も多そうなので、ある程度参考になりそうな記事として記載してみました。

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