新作完成・コミティア１１４のことなど

もう、なかなかブログを書く手間がなく、情報を出せなくて申し訳ないです。
ゲーム制作をしているといろいろ忘れてしまう、小回りのきかない制作者です。

ようやく販売にこぎつけた「ＯＮＡＧＯＮＯ ＱＵＥＳＴ」ですが、予想していた以上にダウンロードいただき、ありがたく思っています。

この場を借りてあらためてお買い上げ頂いた方々に御礼申し上げます。
ありがとうございました。

みなさまの応援が制作の１の原動力です。

今作は性転換モノではありますが、「ドラクエテイスト」を出したいと言うのも目標としてあったので、「トランス・フィメール」的なものを予想されていた方には、全体の設計やシナリオが微妙に感じられたかもしれないと思います。

実は、当初はもっとストイックな感じの作りで、主人公の一人語りもほとんどない、という仕様だったのです。
さすがにこのやり方では性転換作として物語が成立せず、今回のような折衷形になりました。

この方向性、そこそこ気に入っていまして、続編も開発しています。
題名は「ＯＮＡＧＯＮＯ ＱＵＥＳＴ２ －乳ビュクし花嫁－」というもので、「３」的なキャラメイクから始まる、４と５を足して３で割り、6colors風味をつけたような作品。

副題から想像できるように、途中で結婚→出産イベントが入る、世代を超えた展開の話になっています。
もちろん、花嫁を選ぶのではなく、花嫁として選ばれる方。

さてさて、あなたは従順でお淑やかな花嫁になりますか？それとも小悪魔ではねっかえりな花嫁になりますか？

完成はまだまだ先になるかと思いますが、必ずリリースはしますので、のんびりお待ちいただければと思います。

さて、この「ＯＮＡＧＯＮＯ ＱＵＥＳＴ」ですが、１１月１５日に参加するコミティア１１４でも頒布します。
価格は1000円で、ダウンロード版より少し高めになっています。

これは、パッケージを作る分の材料費というのもありますが、追加要素も含むためです。

イベント復帰以来、スペースまで来ていただける方向けの特典と言うのもずっと考えていまして、このソフトに関しては、パッケージ版だけのイベントとＣＧをいくつか追加する、という形にしました。
敗北イベント中心なのですが、現行のダウンロード版とは少し違った部分をお見せできると思います。

もちろんイベント後にはダウンロード版にも反映させますので（11月末を予定）、ダウンロード版を購入した方にも、特に追加で何か購入することなく、プレイ可能になります。

少し変則的な方法ですが、ご理解いただければと思います。

ちなみに、ダウンロード版をお持ちの方でパッケージ版を欲しい方は、イベント時に口頭で「ダウンロード版持ってます」とだけ伝えていただければ、50％オフの500円で販売致します。
特に証明などは必要ありません。

あと、同イベントでは、前回間に合わなかった「トランス・フィメール」の外伝も頒布します。
こちらは、プレイ時間１～２時間程度のショートＲＰＧ。
価格は300円で、「トランス・フィメール」3部作のどれかをお買い上げの方には、無料でお付けします。

このコミティア114、当初は自スペースで参加するつもりだったのですが、見事に落選となってしまいました。
というわけで、合体参加の予定だったもろはのつるぎ様のスペースで間借りです。（スペースNO.S10b）

とはいえ、わたしもスペースに常駐していますので、お気軽に声をかけてやってください。
見てくれはむさ苦しいおっさんなので、ちょいと敷居は高いかもですが、中身はいたってやわやわな奴なので。

そうそう。
もろはのつるぎの河原野アパラさんの性転換マンガ、「ＭＥＮ’Ｓ ＪＵＮＡＮ」は本当にお勧めですよ。
性転換モノは、製作者・ユーザー共狭い文法にこだわってしまいやすい分野だと思うのですが、そういうカテゴリーをポンと超えてしまう魅力を持った作品です。

それでいて、お約束の部分もキモではわかってらっしゃる、という仕様。

わたしも性転換モノで男性／女性を対称的に描くのはあまり好きではない方なので、そんなところがコラボの理由の一つかと思います。

って、そんな小理屈より、「ＭＥＮ’Ｓ ＪＵＮＡＮ」4巻末（だと思う）の狂気のコラボをご覧あれ。
ホントもう、彼はどこへ向かうのか（自由への疾走 by ピエール）

告知ついでにこれからの制作ソフトについても書いておきます。

本年もあと2ヶ月、 あと二つは新作を出せると良いな、と思っています。
一つは決まっていまして、「魔法被虐変性学園セレス」の拡散編。

こちらは、８，９月に連続リリースした同名作のリウラが術師となって「あなた」を堕とす催○音声作。
テキストは出来上がっているので、声優さんに依頼するだけになっています。

前回・前々回とユーザーの方からご意見をいただいた部分もあり、現在の文法にあった表現力のある方に依頼しようかなと思っているところです。

おそらく11月の末頃には販売開始できるかと思います。

あと、お姫様攻略ＲＰＧ「らぶらぶ！勇者様と4人の姫君」については、ツクールＭＶに開発環境を変更しました。
（国内版が待っていられず、海外版で開発中です）

予定より少し遅れて、来年１～２月の販売開始になると思いますが、期待してお待ちいただければ、と。

今まで作ったものの中で、一番大きなタイトルになっています。
ＭＶということで、うまくやってタブレットやスマホでもプレイできるようにできれば、とも。

新・トランスフィメールも含め、今後、メインの開発環境はツクールＭＶになっていくと思います。

それでは、今回のブログはこんなところで。
ネット上でもイベントでも、今後とも6colorsをよろしくお願いします。