肉体派のバリキャリ様 ~悪魔のマゾランク制とマゾ内格差社会~

愛人何号？いいえ、今やマゾを何号も作る時代です

みなさんはマゾにも階級があることをご存じでしょうか。

当然ですが、通常のマゾに比べてカップルマゾ、家具などは地位が低いものです。カップルマゾは勝ち組様達の大切なお時間を煩わせていますし、家具は物ですからご褒美などほぼありません。

私の場合、役割による階級はありますが、実はそれほど厳格でなかったりします。

しかし考えてみてください。マゾは気に入られるかどうかで善し悪しが決まるわけですが、好みの問題であり、実力制度ではありません。

マゾの実力とは、どれだけの上納物があるか、理不尽にボコられても飼い主様が満足するまで耐えられるか、面白いことをしろと言われたら本当にできるか、どんなに屈辱的なことでもやれと言われたらやれるか、などです。

そんな中、元体操選手で今は生保の総合職というバリバリのキャリア女性様がマゾの貢献度を厳密にポイント化。マゾ内でも階級社会を作っていたのです。まさに実力主義の世界。

今回はそんな点数と競争の世界で生き抜いたバリキャリ様にお話をお聞きしました。

素人女の子様、小悪魔への片鱗

初搾取

S女の皆様は初めてM男に貢がせたときのことを覚えていますでしょうか。

え？こんな簡単にもらっていいの…？という恐ろしさから、初めて搾取するという興奮が内に秘められていたと思います。

そうです、簡単でいいのです。労働は尊い、つらい、
それが世の中の価値観です。
しかし、頂点に立つ者の労働はあくまで搾取。

労働者にムチ打ち、働かせる監督官がいて、
それを上から酒を片手に見下ろせば良いのです。

現にこれを見ているM男は会社からムチ打たれているではありませんか。

そんな世界に初心な素人女の子様を正しい方向へ導くため、
今回は何も知らない一人の女性をご招待しました。

ある程度ご説明すると、彼女からいくつか疑問がきます。

「貢ぎって形だけで後でお返ししてあげるんですよね？」

「向こうだけ脱いでるんですか？え、その人嬉しいんですか？」

「貞操帯てなんでしょうか。鍵って何に使うんですか？」

もちろん、反応が見たいがため、行けば分かるとだけお答えしました。

部下女性様に貢いだ負け上司男

同僚でも貢ぎたい欲は抑えられない

みなさんは会社の同僚の女性様にひれ伏したいと思ったことはありませんか。

もしくはサークルやクラスの女性様の靴を舐めたいと思ったことは？

もちろんあるでしょう。あなたたちが勝手に対等ぶっているだけで、女性様はみな気づいています。

”こいつは下、私が上”

当たり前のように思っているのです。しかしみなさん良識のある大人なため、顔に出さず接してやってるのです。

多くの女性様は男を使って当然という思いですが、中には本気で負け男が気持ち悪く相手にしたくないという方もいます。

宝石店に勤めるある女性様は、ある日辞めたはずの元上司から突然、

「ずっと思いを抑えていたんですが、どうが貢ぎ用の財布として使ってくれませんか」

というメッセージがきたのです。

冗談にしては気持ち悪すぎるので、目を丸くした彼女。

以前だったらこちらが敬語で向こうはため口。それがいきなり敬語でこれほどゲスな文章がきたのです。驚くのも無理ありません。

一体この上司に何が起きたのでしょうか。実は偉そうにしていても、心の内は他の負け男と同じ。ずっと言い得ぬ焦燥感をひた隠しにしてきたわけです。

それは恋愛などと安易な感情ではなく、崇拝の意だったのです。仕事中ずっと彼女にひざまづきたい正しい感情を抑えつけていたのでした。

月給20万。新卒素人女性様が初めて搾取

若い女性様こそ高所得者に相応しい。だから搾取するのは当然である

世間では増税＆物価高。一部では賃金アップという話もありますが、なかなかすべての企業が上昇するわけでもありません。

今年の4月に新卒として社会の仲間入りされた新卒女性様の中には、なんてくだらないちっぽけな稼ぎなんだろうと思うのは当然でしょう。

そもそも上司である負け男より若くて女性というだけでえらいわけですから、ちっぽけな給与であくせく働くこと自体ばからしいのです。

すると考えることは皆同じで、楽してチョロく豊かになりたい、と思うものです。

こうして便利な下僕が欲しいと心のどこかで感じるわけですが、大卒からきちんと入社試験を通って会社員になられる方は大抵真面目。

何の対価もなしに搾り取るなんて、本当にあるのだろうかと思ってしまうわけです。

とある新卒女性様は、保険の大手に入社。容姿が良く、真面目で、この手のタイプは金融企業の女性採用では最も重宝されるタイプです。

しかし、いくら給与基準が高い金融業界とはいえ、新卒は新卒。ちっぽけな手取りに辟易としていたのです。

そんな彼女は私に、「本当に何もしなくても搾取しているのか？」と質問を投げかけてきました。私はYESと答え、その場面を見せてほしいともいわれました。

なら、あなたが受け取ってみたら良いと提案。直接受け取った者にしか、この興奮は分からないからです。

何の労力もなく、何の対価もなく、ただ受け取るだけ。むしろ受け取ってやって感謝されること。

これが価値ある女性様の権利なのです。

「でも怖い」「ちょっと話が出来過ぎている」と懐疑的だった彼女でしたが、すぐにこの世の仕組みを理解しました。

「これ本当にもらっていいんですか？もらっちゃいますよ？本当に大丈夫ですか？」

とビクつきながら、初めて搾取してその数週間後には、

「うん、じゃお前もういいや。消えて笑」

と変化するのです。

さて、彼女はどのように負け男を見下すようになったのでしょうか。

下僕A下僕Bに不当な格差をつける遊び

適当に格差をつけて下賤な者たちをもてあそぶ

世の中には不平等とか格差とかいうものがあります。

生まれながらにしても経済的な格差や容姿の不平等さなどがあります。

ただ、それ以外でも不思議と扱いに差があることをみなさんは経験していませんか。会社に同じ時期に入ったり、学校で同じようなポジションにいるはずなのに、なぜか友人ばかりが先輩や同輩に可愛がられ、自分は置いてきぼり。もしくは輪に入れなかったりするのです。

これを負け男の教育に当てはめるとどんなことが起きるでしょう。

今回お話を聞いたのは、常に下僕は2匹呼び、不当な格差をつけることで面白がるという女性様です。

彼女はいつも自分だけが会社や学校で可愛がられ特別扱いを受けていました。当初は周りの目を気にして遠慮していたのですが、学校でも会社でもいざ自分が先輩の立場になると、後輩でも可愛い子は可愛いし、つまらない子はつまらないと理解することになるのです。

ある時、自分が優遇していた男性社員Aと放置していた男性社員Bがいました。Bは必死に自分の興味を引こうと頑張るのですが、頑張れば頑張るほど煩わしく、とうとう徹底的に格差をつけるようになったのです。