ひぽひぽ堂 2024/06/19 07:15

くノ一雪華 EP3(前編). (声: 田中(たなみ))

広大な都市部の外れの
経済的に貧しい者、訳アリの者が集まる居住エリア
その中でも特に寂れた集合住宅の一室の中…
電子機器であふれた部屋の中に雪華は居た
"情報屋の兄弟"に仕事を依頼するために…

依頼を終えればすぐにその場から立ち去るつもりであったが
兄弟の片方…兄のほうから思わぬ申し出があった
「あ、あの…また、その…"お相手"してもらえませんか?」
「して頂けたら…今回の仕事の報酬は必要ありません…!」
「ぼ、ボクたち、雪華のファンなんです…!」と弟
一瞬思案する雪華、そして
「…いいわよ、そういうことなら」

これからも利用価値が十分にある二人の兄弟…
仕事を、任務を遂行する上で
有能で利用できる男と判断すれば
雪華はその"身体"を使わせる…
この兄弟には
二度目の依頼時に相手をしてやっていた…
二人が恋焦がれ、舐め回すように視線で雪華を見ていたから…
「あっちの部屋だったわね…」
雪華の視線の先には…粗末なドア
以前相手をしてやった時のベッドがある部屋のドアだ
「今すぐ始めるわよ、さっさとして…」

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

記事のタグから探す

月別アーカイブ

記事を検索