海外の方はどうやって作品を買ってくれているのでしょう?

複数言語に対応したDLsiteのお話

DLsite Englishの閉鎖とサービスの統合

2021年にDLsite English(英語で作られたDLsite.comの海外向けの販売を行っていた売り場です)がDLsite.comとサービスの統合を行いました。

知っている人はご存知だと思いますが、知らない人は海外向けの売り場というものがあったこと自体ご存じではないかもしれません。

そんなこんなで、今年からDLsiteの英語表記のサイトがなくなってしまったのですね。
統合にあたっては、サークルとしてお世話になっている自分からは敢えて何もしなかったのですが
英語向けに、作品内の表紙のテキストを変更したり
自分で英語にできるところは英語にしたりと、
自力で英語向けの作品の体裁を整えて内容を再申請したものに関しては
日本語の作品と同じタイトルと中身(詳しく言えば100%同じではありません、テキストが英文とかに一部でも差し替えられているものです)でも同サークルの作品として登録されるようになりました。

正確に言えば、DLsiteの英語版で英語版向けに販売していた作品を、国内版に移してくれたのですね。(既存の購入者に今後も購入したものと同じ内容のものを提供するため、と言えばいいのかな…)

なので今年、いきなり、サークルの作品一覧に似たような作品が増えたり、英語のレビューをそのまま掲載していただいたり、なんでなの!?…という感じの、そんな不思議な様相になったわけであります。

事情を知らない方には、なんだこれは!??、というような感じになったと思いますが、
多分こんなことになっているのは、私のサークルだけなんじゃないかと思います……
英語向けに何か自分でできることをしたいと思って
英語が苦手でも英語圏の方に伝わりやすくなるように手を加えていた所為でもあります@@
複雑化したのでしたら申し訳ありません…

レビューはいつでも本当にうれしいです。
英語版のDLsite.comで、熱意あふれる英語の文章でレビューを頂いた時は、それはもう、本当に、言語を超えて作品を読んで感じてくださったことがそのまま伝わってきて、言葉にできない感動を覚えました。
本当にありがとうございます…!
勿論、日本語の国内の方のレビューも有難く拝読させていただいております。
改めて、この場を借りてお礼を申し上げます…!


サービスを統合して複数言語表示に対応したDLsite.com

話はずれましたが、そうして、現在のDLsite.comでは複数の言語でサイトを閲覧できるようになったわけであります。

言語を問わず、日本の(DLsiteのサークルさんには海外の作家さんもいらっしゃいますが)オタクコンテンツを購入できる場が増えたと思えば、素敵なことではないでしょうか。

DLsiteが複数言語に対応をしたと言っても、自身のブラウザで確認しても英語や他の国の言語にした時、日本語表記のままになっている部分はかなり多いです。
作品のタイトルや、作品の紹介文は日本語のままです。

ですが、DLsiteを利用する際の案内や、サイトマップなどは多言語に対応しています。

海外の方がどの程度DLsiteをご存知で、DLsiteを訪問したり、利用したり、利用し続けてくださっているのかどうかは、サークル側からは知ることはできません。

個人的にクリエイターの一人として、作品の絵や漫画だけで何かが伝わるのかな…とか、心配することは多いです。

この【Ci-en】も、記事の本文は翻訳できませんが、それ以外の部分は複数言語に対応しているようです。
作品の中身以外に興味がない方には必要ないとは思いますが、
クリエイターである作者がどんなことを考えて、どんなことを伝えたがっているのかを少しでも知って頂けたら…と思います。

複数言語に対応するためには、自力で自身の作品を翻訳するしかないのですが、センスがないので無理ですね…(とほほ…!)
有料の翻訳サービスもあるのですが、一作品に数万円もかかるので時間と経費の都合でおいそれと利用することはできないのが現状です。

世知辛い……


「萌え」は世界に通じる?

国内の購入者の方はもちろんですが、海外の方のことを考えると、自分が日本語しかできなくて申し訳ないと思うことが頻繁です。

せめて作品の中身が少しでも伝わるように
ぐーぐるの翻訳で英訳してみたり、英語を使ってみたりするのですが、どこにも発表の場がないというか(ショック…!)

サークル【はりこのとら紙老虎】の英語ブログは細々と続けているのですが、DLsite Englishが統合されてしまった今では、あんまり意味がないのかなと思いつつ…

ここまで自身の作品の紹介に力を入れているサークルはいないかもしれませんが
自分の手で一から十まで作りあげた作品ですので
幅広くアプローチができたら嬉しいですし、
お世話になっているDLsiteさんにも恩返しができるので、
色々と思案してしまうわけです。


多言語表記の案内に…?

DLsite Englishが統合された後の海外の方に向けた作品の紹介の方法について、
DLsiteのスタッフさんにご相談(お問い合わせを)したところ、
リンクの最後に「?locale=en_US」(英語なのでUSですね)を挿入すると、表示する言語を強○的に英語表記にしてくれると教えていただきました。

試してみたところ、通常の作品のリンクでは有効なのですが
https://www.dlsite.com/bl/work/=/product_id/RJ336199.html?locale=en_US

アフィリエイトのリンクにくっつけても効果がありませんでした…!
https://www.dlsite.com/bl/dlaf/=/link/work/aid/ci_en240/id/RJ336199.html?locale=en_US

…作品紹介の個別のページではなく、通常の売り場のページが表示されましたorz


海外の方向けに案内をする時は、直接日本語の作品紹介ページに飛んでもらった方が
ブラウザの使用言語でオススメの言語表示に自動的に変更してくれるのではないかと思うので
こちらから親切で色々とやらなくてもいいのかな…、という感じですね。

日進月歩の技術の進歩と、アナログの自分の頭の中の考え方にちょっと隔たりを感じた今日この頃でした(苦笑)

なんか、こう、少しでも伝わりやすくしたいと思うのは、自身の勝手ななんていうか、好きだからやりたいというだけの余計なお世話なのでしょう……



「萌え」ある限り、作品作り

そんなこんなで最新作が販売中ですが、
オリジナルのR18コミック・マシグ受けシリーズは全部で6作品を予定しています。

前のオリジナルR18コミックシリーズである普氾受けは全4作品で、すべてがDLsite Englishで販売され、作品紹介文も英語に訳して頂いておりました。

今回のマシグ受けシリーズ第2弾からはDLite Englishが統合された後での販売開始となりましたので、当然、英語文での紹介もありません。
どの程度、海外の方に購入して頂けるのかはわかりませんが、お目に止まりましたら是非チェックをよろしくお願い致します。

内容は、エネルギッシュなエロです…!
画面から、クリエイターの熱意と勢いが伝わりますことを願いつつ…!


長文となりましたが、
最後まで読んでくださった方にはどうもありがとうございました…!^^

そういえば、アジア圏の方が増えたのではないかという予想もあるので
英語表記だけでなくアジアの方に伝わりやすい言語表記をすることも
これからは心掛けたいと思います。
アジア圏向けの良いフォントはないかな~~~;;;;;
(デザインは素敵なフォントとの出会いから!)

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