chapter98　龍の報酬

「天前麗華編　～叛逆の報い～」

chapter98　龍の報酬

　次なる調教の待機をしている麗華にとってある意味一番恐れていたことが現実になろうとしていた。
「麗華ちゃん、情報解禁だよ、一緒に動画撮ろっかー」
　スマホ片手に微笑みながらミオが麗華に近づくと髪の毛を掴んで起動させたカメラに顔を向かせた。
「みなさんに報告がありまーす。今日はあの天前麗華があまりにも私の前でも身の程知らずに生意気だったのでボッコボコにしてあげましたー。泣き叫んで命乞いするので奴○にしてあげることにしました。麗華、カメラに向かって自己紹介と今日あったことをありのまま言ってみろ！」
　ミオは麗華の後頭部を掴んでグリグリ揺らせて発言を促すと麗華は覚悟し口を開く。
「天前麗華です…ミオ女王様の奴○にしていただきました。今日、ミオ女王様を不快にさせてしまったのでボコボコにされて徹底的に奴○としての立ち振る舞いを調教していただきました……」
　ミオにとっては何よりもの対価である報酬を得た瞬間でもあった。