chapter47　難癖

「天前麗華編　～叛逆の報い～」

chapter47　難癖

「床に溢れてんじゃねーか」
　放尿し終えた麗華にミオが詰め寄る。
「申し訳ありません…」
　そもそもあの姿勢を保って事を済ませるのは無理難題であった。
「どうすんだこれ？」

chapter46　女王の一分

「天前麗華編　～叛逆の報い～」

chapter46　女王の一分

「ミオ女王様のご指示とお許しをいただいたので立ち小便させていただきます…」
　麗華にとっては躊躇したり羞恥を感じた素振りは無駄であるどころかなによりミオの逆鱗に触れないことが何よりも最優先事項であった。宣言すると同時にジョボジョボと音を立てて放尿を始めた。

chapter45　龍の慈悲

「天前麗華編　～叛逆の報い～」

chapter45　龍の慈悲

「服従したから優しくしてくれんじゃないかって期待してるんじゃないだろなーまさか、期待するのは勝手だけどお前のことはめっちゃムカついてるんだからとことん虐めて泣かしてやるからな」
「はい…ミオ様に満足していただきたいです…」
　ミオはニヤニヤ笑いながら麗華のパンツに手をかけ、それを切り裂き始めながら耳元で囁いた。
「あまりに辛くて失禁してしまわないように先に出しとけ、な？優しいだろ？」
「……」
　足下に置かれた物体が何を意味しているかはすぐに理解はしたものの、やはりいざとなると人間として、女としての躊躇が完全なる服従に邪魔をする。
「聞いてんのか！？」
　一転して大声で恫喝されるとハッとしたように麗華は我に返る。
「はいっ、ありがとうございます」
「そのままの姿勢キープで立ちションな、絶対に足下の容器から溢すなよ、出す前に大きな声で報告、いいな？顔を背けたりみっともないことするんじゃねーぞ」
「はい…」　

chapter44　統制

「天前麗華編　～叛逆の報い～」

chapter44　統制

「立て！」「手は頭の後ろ！」「脚を拡げて腰を落とせ！」「もっと！」
　ミオの号令に「ハイ」と機敏に応える麗華のその様はまるで軍隊のように忠実で徹底した支配下に置かれているかのように強調された。そしてその足下には不躾に置かれた容器がその存在感を放っていた。

chapter43　完落ち

「天前麗華編　～叛逆の報い～」

chapter43　完落ち

　堪らず麗華はミオの足下で土下座して許し乞いをする。
「不愉快にさせる態度を取ってしまい申し訳ありませんでしたっ、お許しくださいっ、お願いしますっ」
「麗華、貴方がバカにして見下していた格下にボコられる気分はどう？」
「躾けていただきありがとうございます…自分の立場がよくわかりました、私が全てにおいて劣っています。ミオ女王様と呼ばせてください、心の底からミオ女王様に服従いたします」
　慎重に言葉を選びながら麗華はミオの怒りを静めるべく惨めに許しを乞い続ける。

　ミオは平伏す麗華の頭を踏みにじりながら床に強く押しつける。
「痛い目を見ないと理解出来ないなんて家畜以下ね。舐めた態度してると容赦しないから。いいね？」
「承知いたしました…家畜以下の麗華にミオ女王様の御調教をお願い致します。崇拝し絶対服従を誓います」

　あの天前麗華が自分に向かって必死になって許しを乞い、平伏して隷属していることにミオは計り知れない興奮を覚えていた。
「わかった。望み通り徹底的に調教してあげる」
　ミオは上着を脱ぎ捨て麗華に次なる制裁を企てる。