時間旅行研究所 2024/04/29 08:00

ストーリー紹介と4月の作業進捗ご報告

こんにちは、りゃおでございます
今日は新作「高良野アカリと呪いの指輪」のストーリーご紹介、そして4月の作業進捗についてご報告したいと思います

「高良野アカリと呪いの指輪」ストーリー


今作は現代(正確には今から10年ほど先)が舞台のRPGです。主人公は日本人の少女・高良野(たからの)アカリ、学生をしながらトレジャーハンターを目指している彼女は最初の冒険で呪いの指輪を身に着けてしまい……というのが先日公開しましたお試し版の概略となります


呪いの指輪を外すため、アカリは日本近海にある架空の自称独立国・鳳玉島へと赴きます
夏休みの数日を利用してオカルトアイテムの専門家と接触するためなのですが……


予想外の事態が連続し、彼女は島で孤立します。治安の悪い鳳玉島で手持ちの現金も少ない彼女は数々の危険に身を投じることになります


とは言え先立つものが無ければ冒険どころではありません
学生らしくアルバイトをしたりします

ゲームシステムについて

何度か書いたと思うのですが、今作はゲームブックを意識したノーマップRPGです
その前に「ゲームブック」についてはご存知でしょうか?分割されたパラグラフを読み進み、時に選択肢を選ぶことによって分岐していくストーリーを読み進めるという、ソロプレイ用の簡易RPGシステムです。昭和の終わり頃ブームになり、最近でもマニアの方が新作を発表されたりしていますね
同人エロゲーファンの方だと、「ルゴーム砦の脱出」というゲームを遊んだことがある方も多いのではないでしょうか?自分も続編含めてかなりハマった口です。「ルゴーム……」やその続編は作中のテキストやパラメータ、あるいはダイスロールなど『ゲームブックっぽい演出』を取り入れたゲームとしてはおそらく最も成功したものの一つではないかとおもいます

一般作だと、これも傑作かつ有名作ですが「世界樹の迷宮」シリーズが、ゲームブックへのオマージュあふれる作品として有名ですね。『~してもよいししなくてもよい』というかのテキストは、多分スティーブ・ジャクソンの『ファイティング・ファンタジー』シリーズ邦訳版の引用だと思います。この作品はそこまでゲームブックにこだわっているわけでは無いと思いますが、元ネタの取り入れ方がとても楽しいですね

一時、ゲームブックにハマってましていろいろ古本漁ったり自分で作ってみたこともあるのですが(未完に終わりました)、今回はその時の記憶をたどりながらゲーム作成しています。例えば、ゲーム中の各種判定は殆どの場合ダイスロールによって行っています
(ただしプレイヤーから見えない部分の判定については通常の乱数で行っています)
本当は戦闘の攻撃命中判定もダイスで行いたかったのですが、うまく処理する方法が思いつかず、今作ではダメージ決定のみダイスロールによっています

4月の制作進捗


それでは4月の制作進捗についてご報告します
現在、ゲーム中盤舞台となる都市のイベント制作を進めています
都市部63エリアのうち35エリア作成済みです
残り28エリアを7月中までに作成・その後はダンジョンとクエストの作成にかかる予定です

Hシーンは49シーン中24シーン作成済み(ただし全イベント数については上下しそうです。現在似通ったHシーンが幾つかあり、そちらについてはブラッシュアップする予定です。最終的には55シーンくらいになると思います)

全体の制作進捗は現在40%程度です。今後の作業予定ですが、
2024年 7月 序盤1時間ほど遊べる体験版をリリース(予定)
2024年10月 エンディングまで通してプレイできる状態に
2024年12月 ベータバージョン、
         正式版へセーブデータ引き継ぎ可能な体験版リリース
2025年 3月 完成、頒布開始
となっております

終わりに

以上、4月の進捗ご報告となります
最後になりましたが、先に公開しましたお試し版、ダウンロードありがとうございます
上でも書きました通り7月くらいにもう少しちゃんとした体験版をリリースできるよう
頑張っておりますので今しばらくお待ちくださいませ
おかげさまで沢山の方にフォローしていただきました、重ねてお礼申し上げます
次回の更新は5月半ばを予定しております、それではお読みいただきありがとうございました!

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