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下僕の記事 (1)

悪堕ち作り隊 2024/03/16 04:49

【短編】ちょろっ娘シスターちゃん

聖者の集い教会帝国都市支部にて…

 人のいない教会にシスターちゃんはいた。今日は神父が布教をしに行く日だ。シスターちゃんは神父の見送りをする。
「夕方までには帰るから、留守番頼みましたぞ。」
「はい神父様、今日のお夕飯はシチューですから早く帰ってきてくださいねっ!。」
「ふぉふぉ、それは楽しみじゃのう。では行ってくる。」
「いってらっしゃいませ。」
シスターは神父が見えなくなるまで外に立っていると若い男性が近づいてくる。
「教会に何か用ですか。」
「あ、ああ。懺悔をしたくてね。」
「まあ!それはよい心がけです。さあお入りください。」
シスターは男性を招き入れると懺悔室まで案内した。
「こちらにお入りください。」
「わかった…。」
男は中に入る。シスターも入ろうとし、ふと男性の手を見る。手には奴○商の指を付けていた。お仕事関係の話でしょうか。これはなかなか面白い話が聞けそうです。シスターは敬虔な信者であったが、話し相手がおらず情報に飢えていた。
「お、おほん、ではあなたの罪を教えてください。」
「はい、…罪を告白します。…実は、仕事関係で…」
男の懺悔は世間一般ではよくある内容だった。だが、シスターにとっては初めて聞くことで男の話に夢中になっていた。足元で怪しく光る魔法陣に気づかないまま…。
「なるほど、そのようなことがあったのですね。よく告白してくれました。神はあなたを許すでしょう。」
「…ありがとうございます。では、もう一つ許してほしいことがあるのですが。」
「?なんでしょう。」
「あなたを奴○にすることですよ。」
男がそういうと最後の呪文を唱える。シスターは足元の魔法陣に気づくが懺悔室から出る前に男の魔術にかかってしまった。
「…。」
シスターの目は虚ろになり動きを止める。もはや、男の命令がなければ何もできない人形となっていた。(続きは無料プランです。)

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