茂吉/みちのくMother 2024/04/19 13:33

作画用椅子と机の試行錯誤〜私の場合〜(理解ある高級椅子は登場しません)

※この記事にアフィリエイトはありません。
※この記事はあくまで私の作業環境の雑談です。腰に違和感がある方は医療機関にご相談ください。

数十年 お絵描きを続けてきて、肩や手首をやらかしてしまった事はあるんですが、腰は一回もやらかした事がない私です。多分、腰に行く前に最も貧弱な首がちょっとの事で悲鳴を上げてしまいそこで作業をストップしてしまうので、不幸中の幸い腰が無事なんだと思います。
でも座れなくなったら悲惨なので色々工夫はしているつもりです。

ぶっちゃけピアニスト座りで何とも無かったんですが(ピアノ 演奏フォームとかで調べてみてください)、背中をビキっとやってしまう事もあったので何となく道具に凝るようになってきました。

前傾とは

作画する時は前傾になるのが自然です。
腰が前傾にならなければ、腰を後傾にし背中を丸ないと視線が下に向かないので、その状態だと内臓と骨にとって非常に危険だと思います。

あと、前傾の腰の角度ばかり語られていますけど、前傾にするなら椅子と机の高さは結構上げた方が良い気がします。私の経験上、前傾にして高さが足りないといつも股関節がやられるんですよね…。
姿勢改善におすすめのバランスチェア5選 2024年版 | サンワダイレクト

これは膝の負担がどうなんだとちょっと思いますが、足の付け根の角度に関しては極端に言えばこういう事です。

太ももの後ろを椅子で圧迫しないように工夫して、腰よりも膝を低い位置にするようにします。

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高級椅子は前傾チルト機能がついているものがあるのですが、普通の椅子は前傾になるものは少ないです。それどころかシレッと後傾だったりするので、実際座って確認した方がいいと思います。

一部のお手頃のゲーミングチェアに前傾チルト機能があったりします。
E-WIN(アマゾンページ)

私はここのメーカーの小さいのを使っています。数年前はこのメーカー位しかお手頃前傾無かったと思ったのですが、今は色々と出ていますね。

腰の角度がイマイチ足りなくて、さらに色々付け足している状態です。意味ないね。
結局、自分に合った角度や高さに調整したいってなっちゃうんですよ。
体調によって変わったりのするので、余計に。

(追記2024/4/21)
ちなみに前傾の座布団はあります。これ一枚で余計な事しなくても良いかもね…
ドクターエルクッション公式ページ
ゲーミング座布団デルタBC-300G

椅子に置くタイプの腰サポートシート

今まで試したもの代表的なものの一覧です。

いろんな道具を試していますが、姿勢矯正シートは正面を見るためのものでして、作画のような下を見る姿勢(太ももを圧迫させず、猫背にならない状態で下を見る為の角度をつける)の為のものではありません。なので多くは作画用の姿勢にするための工夫が必要です。シートの後ろ部分だけにタオルを挟むとか、そういう工夫です。

◽️バランスボール
・悪くはないが、背中と膝をやられた
・便秘が治る

◽️バックジョイ
・作画用の前傾にするための工夫が必要(タオルを後ろだけにひいて角度をつける等)
・ただし椅子は硬いフラットなものを使用しないとダメ
・疲れてくると腰を立てながら背中を丸める事ができるようになってしまう

◽️styleプレミアム
・作画用の前傾にするための工夫が必要
・座る時バックジョイよりコツがいる。
・素材的に前に滑りやすい(といっても滑るのは正しく座れていない証拠でもある)
・バックジョイと違って猫背にはなりにくい(腰の後ろにまでシートがある為)
・座面が高くなるので肘おきの高さが足りなくなるので、肘おきの必要。
・小さい椅子だと入らない

◽️コシオス
・作画用の前傾にするための工夫が必要
・スタイルプレミアムと違って座面が高くならない
・小さい椅子でも入る
・猫背になりにくい
・尻が大きいと入らない気がする
・硬いので痛い

◽️スクエア型バランスクッション
・グラグラする
・疲れてくると姿勢が崩れる
・変なところに力が入ると、そこがやられる(背中とか肩とか)
・座面が高くなる
・下からの圧がある
・便秘が治る

前傾で座り続けると股関節に違和感が出てきます。その時は内転筋トレーニングのV字型のバネを内股に挟み込んでいます。

座面が上がって机の高さが必要になった場合…

卓上昇降台
何でもいいと思いますど、こういうのがあれば割と自由に高さを変えられるし、なんなら立って作業もできるので良いと思います。
ちなみにこの商品使ってますが、低い位置で微調整がきかず、だんだんと圧が抜けて落ちてきます。なので私は昇降代と机の間にブロック挟んで7センチ程上げています。

以上、私の作業環境椅子編でした。これらはあくまで私の経験上のお話になります。
個々人医療機関に相談などしてご自身の体に合った対策を考えてみてください。

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