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【無料】酔った私が義兄に跨り全裸でチンコをしゃぶったら記憶飛ばすくらいにズブズブにされた話

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2人は血の繋がらない兄妹。
幼い頃に両親が再婚した際の連れ子同士。
ある晩、しこたま飲んで帰った日……妹は全裸で兄に迫った。
最初は拒む兄だけど、我慢出来ない妹はグリグリと押し付けながら懇願した。

●男:桧山澪旺(ひやまれお)・28歳
幼い頃に父が再婚して亜里沙の兄となった。
勉強もスポーツも出来る万能タイプ。
案外モテるので女性経験はそれなりにある。
元カノとは半年前に別れて今はフリー。

●女:桧山亜里沙(ひやまありさ)・24歳
幼い頃に母が再婚して澪旺の妹になった。
一世一代の運命の出会いをした彼氏に振られてやけ酒。
基本一途なので二股とかはしない。
見た目が遊んでいそうと思われるが、根は真面目。
***********************************
 床に残された残骸は昨夜の出来事を容易に想像させた。だけど細かいところは覚えてなくて、私は兄のベッドから逃げる様に立ち去った。




 その日は人生最悪の日。大好きで、いつか結婚すると夢見ていた相手に振られた日。私は人生のどん底を味わっていた。友達に話を聞いてもらい、しこたま酒を飲んだ。どれくらい飲んだかなんて覚えてない。とにかく泥酔状態で家に帰った。

 時刻は深夜1時すぎ。友達の助けもあってなんとか帰れたんだと思う。もうそこらへんの記憶もない。とにかく気付けば朝、兄のベッドで裸だったんだ。





 深夜にガチャリの玄関の音が鳴った。「あぁ、亜里沙のやつ、こんな時間までどこ行ってたんだ」と思ったが微睡みの中そんな些細なことはどうでも良くなった。

 だが、そんな俺を覚醒させる出来事が起こったのはこの後すぐのことだ。もうほぼ寝ていた俺が、なんとなく背中に温もりを感じた。

 ん? なんか……いる?

 焦って振り返ると、そこには全裸の妹がいた。

「お、おい! お前何してんだ! 自分の部屋と間違えてるのか?」
「んん、もううるさいなぁ。今はこうしたいんだから黙ってて」

 お酒の匂いをプンプンさせて裸で俺に抱きついてくる亜里沙。

「ねぇ、お兄ちゃんも服脱いで」
「はぁ? なんでだよ」
「裸でくっついて寝たいの~! お願い~!」

 酔っぱらいのお願いってなんでこんなに面倒くさいだ?

「あほか。もう服着て部屋戻れよ。俺、寝てたんだけど」
「やだやだやだ~、一緒に寝る!」
「寝ない! 服着ろ!」
「いや! う~~~」

 目にいっぱい涙をためながら絶対に離れないと言わんばかりに抱きついてくる。泣くなよ……ああ、くそっ。

「わかった、わかった。でも服は脱がない。このまま寝るだけなら許可する」
「うん! うん! ありがとぉ、お兄ちゃん……ん、すぅー」

 早いな、おい。でも全裸の妹に抱きつかれて寝るとか親に見つかる前に帰さないとヤバいな。まぁ、俺と亜里沙は連れ子同士だから血は繋がってないとは言え、妹は妹だ。なにかあってからじゃ遅い。

 そんなことを考えていたが、再び襲ってきた睡魔と亜里沙の少し高い体温のせいですぐさま眠りに落ちた。



「ん……」

 なんか、気持ちいいな。なんだろう、これ。あぁ、温かい。まるでチンコをしゃぶられてるような感覚……って、え!?

 バサッと布団をめくると、それはもう全裸で妹が俺のチンコを咥えていた。

「お、前! 何してんだよ、離せ!」
「もごもごご!(いやだもん)、もぐもごもご!(離さない)」
「馬っ鹿! 俺たち兄妹なんだぞ! いいから離せ」
「んんんんんん~!(いやいやいや~)」

 咥えられたまま引き離そうとするが、強引には出来ず。しかも竿の根元をガッチリ握ってやがる。

「じゅっぷ、じゅっぽ……はぁ、お兄ちゃん、ん、じゅるっ! じゅっぽ!」
「うっ……待て、まてまて」

 明らかに音を立てながらしゃぶってる。わざとかよ!

「ん、やぁ……お兄ちゃん、ん、っぐ、じゅぽじゅぽ!」
「ふっ……っく、やめ……やめろって……」

 やめろとか言いながら全然力が入らない。例え相手が妹であっても、こんなことされたら誰だって気持ちいい。もういい、これくらいならもういいか。なんかどんどん危ない橋を渡っている気がするけど、この際仕方ない。イったら諦めるだろう。

「亜里沙……」
「ん、お兄ちゃん! ん、き……もちいい? じゅっぽじゅっぽ! じゅるるる!」
「っは……ん、やばい……いい、はぁ……」

 それを聞いた亜里沙は嬉しそうにより一層激しくしゃぶりだした。吸いながら口を上下させ、手も一緒に動かされると一気に腰にきた。

「っ! やば……ん、亜里沙……っく、出る……口、離して…………?」

 そろそろヤバいなと思っていた瞬間、狙いすましたように亜里沙が口を離した。

「はぁ? お前どういう……」

 イきそうでイけなかった辛さ。恨みがましく亜里沙を見ると、なんと上に乗っかって自分のマンコにぐりぐりと押し付けていた。

「はぁ、あ、ん……お兄ちゃん……ここ、熱い……」
「ちょ、まて……だめだって」
「でも……熱くてぬるぬるしてて……せつないよぉ……」

 入口をぐりぐりしながら溢れかえる亜里沙の体液。欲情しまくった妹はどこから持ってきたのか、コンドームを開けると俺のチンコに被せてきた。

「おいおい、待て。本気か?」
「いや? だめ? もうここ熱いよ? ほら……」

 俺の手を導き、マンコに触れさせる。そこはもう熱くとろとろに蕩けきって、ヒクヒクとなにかを待ちわびていた。

「ね? 指、入れて……ね?」

 まるで呪文のように囁く亜里沙の言葉に抗えず、ぬぷっと指を一本入れる。

「はっぁ、ん……お兄ちゃん」

 予想以上の濡れ具合。中はグズグズで掻き出すように動かすと、とろとろと蜜が指を伝う。

「ねぇ、お兄ちゃん……私の中熱い、気持ちいいよ?」

 全裸で抱きつかれて、チンコしゃぶられて、マンコに指入れさせられて……我慢できる男の方がどうかしている。もう止める気力をなくした俺が手を離すと、亜里沙は自ら腰を下ろした。

――――ず、ぷぷぷぷぷぷ……じゅぷん!

「うっ……」
「あ、はぁぁぁ……ん」

 根元までずっぷり入った。あーあ、これでもう普通の兄妹じゃいられなくなる。きっと終わった後で後悔という波がやってくると分かってはいても、止められない。目の前の背徳的で扇情的な亜里沙の痴態に煽られ完全に妹に欲情しているのだから。

 奥までくわえこんで小刻みに震えながら荒い息遣いの亜里沙。慣れるまでは動かないほうがいいと判断した。

「ん、はぁ、はぁ、はぁ……」

――――パン! パンパンパンパン!

「お……ちょ、急に、動くな……」
「あ、お兄ちゃん! お兄ちゃん! あ、あ、あ……きもちいい……ん、あ!」

 急に激しく動きはじめた亜里沙。その腰を掴みもっていかれそうな感覚をなんとか和らげようとする。

「ん゛っ……ま、て……ふっ……ん!」
「や、いや! きもちいっ! きもちいいの! ん、はぁ……あぁんっ!」

 深夜だが親がいつ起きてくるかもわからない状況が、より興奮度を増す。亜里沙は酔っぱらって声さえも抑えきれない。

「声っ……我慢しろって、バレるだろ……っはぁ」
「だ、って……ん、あっ! きもち、いんだもんっ! む、りぃ……ん」
「……ったく、ならこっちこい」

 亜里沙の腰を抱き、俺は起き上がるとそのままくるりと体を反転させ正常位になった。そのまま亜里沙の口を抑えて腰を振る。

「これで我慢しろ……っく、はぁ」
「ん、ん、ん………お、兄ちゃん……あぁ」

 あとはもう本能のままだ。妹だけど今だけは1人の女として見てる。

――――ズボッ、ズププッ、ズププッ、ズププッ! パチュッ、パチュッパチュッ!

「あ……はぁ……っく…はぁ、はぁ」
「んっ……ん……ん……ふんんんっ!」

 生理的な気持ち良さから涙を流しながら甘い声を漏らす亜里沙。その声を耳元で聞こえるくらい体を密着させ、2人分の吐息でそこだけ温度が上昇してるみたいだ。

「あ、はぁ……お兄ちゃん……」

 時々切なそうに俺を呼ぶ。その度に腰にぐっと力が入る。それがまた亜里沙に伝わりきゅっと締まる。

「ん、はぁ、っはぁ……亜里沙……っく」

――――ズブブブ、ズブブブ! ヌププッ、ズブッ、グポッ、グポッグポッ!

俺は兄妹ってことを忘れてがむしゃらに腰を振った。亜里沙はもう何度も甘イキを繰り返し、ナカの痙攣が半端ない。コンドームまで持っていかれそうなくらい締め付けがきつくなる。

――――グポッ、パチュッ、パチュッ! ヌプ、グププ……ズボッズボッ! パチュッ!

「あっ! あっ…んう……はぁ、きもちい……んは…あっつ……こことけちゃいそ……あっ! んっ! んっ!あっ! あんっ、アッアッ! あっ、あん! やぁっ、いっちゃう、イッちゃうのぉ……んっ、っっっ!!!!!!」
「ん、っく……はー……はー……俺、もっ! イっく……いくいくいく……んはぁっ!!!!」

 コンドーム越しとはいえ、妹に中出ししているという罪悪感。たぶん、この時の感覚はずっと忘れない。ぐったりとする亜里沙のナカからずるっと抜くと、先端が溜まった精子でブラブラと揺れる。そういえば、最近こういうことはご無沙汰だったなと思い出す。

 根元から零れないようにコンドームをとり、慣れた手つきで口をくくる。このまま捨てるのはちょっとだめだと思いティッシュにくるんでゴミ箱に捨てた。

 亜里沙の横に横たわり呼吸を整えようとしていると、亜里沙がむくっと体を起こした。なんだろう、と思ったのも束の間、またペロペロと舐め始めた。

「お、おい、こら……何考えてんだ」
「だって、ん……きれいにしないとっ、ん」

 お掃除なのって言いながら、少し柔らかくなったチンコをペロペロと舐める。

――――ちゅっ、ちゅっ、ちゅるっ! ぐぽぐぽ、くぷ……ちゅちゅっ!

 優しいキスをしながら綺麗に舐めて咥えて動かして。

「はぁ……お兄ちゃん」

 俺を呼びながら愛おしそうにチンコをしゃぶられる。いくらご無沙汰とはいえ2回目は……とか思ってたけど自分の予想よりも早く回復した。

「ん、はは……お兄ちゃんの、また勃ったよ?」
「……ん、わかってる……はぁ」

 28歳にもなってコントロールもできないなんて……。でもこんなのは誰でも不可抗力だと俺は思う。

――――くぷ、くぷ……じゅっ、っぷ! じゅるっ、じゅぷじゅぷっ!

「はふぅっ……あ、ん……も、挿れてい?」
「ゴムは?」
「ない」
「じゃだめだろ」
「やだ」

 さすがに生は駄目だと言っても聞きやしない。たしか部屋の引き出しにあったかも、と思って探しに行くとなんとか残ってた。一体いつのかわからないけど、ないよりマシだろ。

「付けるから待って」
「ん……はやく…、まてない……」

 玉をペロペロと舐めて根元にちゅっちゅっとキスをして、俺がコンドームを付けるのを待つ。

「お前、声我慢できんの?」
「わかんない……」
「わかんないじゃダメだろ。なら四つん這いになって」
「後ろから?」
「そう。後ろからなら口抑えられるし」
「わかった……」

 四つん這いになると亜里沙のマンコが丸見えになった。さっきのでぐちゃぐちゃになっている。ぴと、っと先端を当てるとクネクネと腰を揺らし始めた。

「ん、ん……」
「ふぅ……」

――――く、ぷぷぷぷ…ずりゅんっ!

「ふあぁぁ!」
「……っ! 声、抑えて」

 咄嗟に後ろから亜里沙の口を手で塞ぐ。

――――パンパンパン! グボッグボッグボッ! グッチュグッチュ、グボッ! パン!

 腰を突くたびに亜里沙の声があふれてる。2回目とは思えないほどの気持ち良さに腰が止まらない。

「あ……ふぅ……ん、はぁ……いい、きもち……いいっ」
「ん、そう、かっ……ん、はぁ」

 本当に気持ちよくて、全然萎えないしすぐにでも爆ぜそうだ。

――――ぐぷっぐぷっ! ぐぷっぐぷっ! ヌプ、グボッ、グボッ! グボッ!

「はっ、い……いん……お兄ちゃん……きもちい……い~~!」
「わかった……つーの、いちいち言うなよ……っは」
「だって、だってぇ……お兄ちゃんのちんちん……はぁ、はいってる……んっ!」

 卑猥な言葉を言いながら亜里沙は息を詰めて甘イキする。

――――ぐちゅっ! ぐぷっ、ぬちゅ、ぬちゅ、にちゅ、ぐぽ、ぐぽっ!

「あああぅぅ……らめ、いま……いってう……いってるからぁぁぁ! ……あぁん」
「知ってる……俺もっ、もうすぐっ……」

――――じゅぷ、ぱちゅっ、ぱちゅっ! ぐちゅ、じゅぷ、じゅぷ、じゅぷ! パンパンッ!

「あんっ……! あはッ……! ぁあ…ふー……あぁっ、あはッ……! だめぇぇっ」
「ん、っく……はっ、はっ、イク……も、イクから……ふっ…………っく!!!!!!」
「ひあっ、あっ、あっ! お兄ちゃっ、あっ! らめらめ! いくいくいくいっっっっ!!!!」

 さっきと同じくらいの精子が出た気がした。どれくらいの時間セックスしてたか分からないけど、それを最後に亜里沙は寝てしまった。引き抜いたチンコからコンドームをとってまた同じようにくくると、床に放り投げ精魂尽きた俺は眠ってしまった。


Fin

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【無料】イケメン部長の程よいドS具合に胸キュンしてたら連続アクメで性癖全開させられた話

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飲み会で潰れたザルな碧衣。
仕事で遅れてきた白河は酔ってトイレで寝ている碧衣を発見する。
しばらく介抱して席に戻ると会計済ませて皆帰っていた。
仕方なくタクシーで碧衣の住んでる所まで送るはずが……。
タクシーの中で寄り添う2人の本心は。

●男:白河悠斗(しらかわゆうと)32歳
イケメン上司(部長)で誰からも信頼される
程よくドSで巨根絶倫
女性経験は多めだが、エッチが長いので長続きしない

●女:南原碧衣(なんばらあおい)27歳
可愛い顔してザル
性欲は強い
恋愛に関しては鈍感だけどエッチは好き

***********************************

 だめだ、飲みすぎちゃった……。眠い。

 会社の飲み会で盛り上がりすぎて、初めて潰れた。自慢じゃないけど、見た目とは裏腹にお酒はザルで酔ったことはほとんどない。だから、酔った過ちなんて私には程遠いしあり得ない。でも今日だけは、だめ。

 重たい瞼を閉じかけようとしたら、聞き覚えのある声が私の名前を呼んだけど、もう目を開けていられなかった。




「……の角を右にお願いします」

 程よい人の温もりと、振動。さっきの声の主が誰かに向かって話している。少しずつ意識が戻りつつある。そしてそこがタクシーの中だと理解はできた。

「おい、大丈夫か?」

 あ、部長だ。イケメンで仕事ができる白河部長。飲み会では仕事で遅れてくるって言ってたけど、いつ来たんだろう。

「おーい、南原? まいったな……」

 部長がなんか困ってる。イケメンが困ってる、なんか可愛いかも。なんか暖かいと思ったら白河部長にもたれかかっていたからか。ちょっとだけいたずらしたくなった。

「う……うんんっ」

 身じろぐ振りをして部長にさらに密着する。胸もあたるくらいに。

「お、おい……はぁ」

 困った先輩が諦めたようなため息を吐いた。どんな顔してるんだろうと気になって、ちょっとだけ目を開けてみる。

「んん……部長」

 薄目で見た部長は、掌で顎に頬杖をつき窓の外を眺めていた。なんだかつまんない。もっと焦るかと思っていた私の予想とは裏腹の結果に、再び睡魔に襲われた。

 数分後、タクシーから下りると部長に支えられながら歩く。

「おい南原、家どっちだ?」
「う、うーん……」

 もう着いたんだ。でももう喋るの面倒くさい。

「寝るな、南原……おーい」
「ん……」
「…………はぁ」

 深いため息。これはきっと「だめだこりゃ」と思ってるはず。部長は仕方ない、と呟きながらどこかへ向かって歩き出す。私はただ部長に支えられたまま歩かされてるだけ。時々意識を手放しながらも着いた先はラブホテル。

 その前あたりから記憶が飛んでる。気付いたらベッドの上だった。

「う、うう……ん……ん?」

 しぱしぱと目を何度か瞬きすると、ソファに座りながらテレビを見ている部長と目が合った。

「おう、起きたか?」
「あ……はい………あれ、ここどこですか?」
「お前が全然返事しないからラブホ。怒るなよ、送ろうとしたのにお前が寝ちまったんだから」
「すみません……」

 なんとなく覚えてる。

「気分は? 気持ち悪くないか? とりあえず水飲んどけ」
「あ、ありがとう……ございます」

 ペットボトルの水を手渡される。ちゃんとキャップもあけてくれるあたり優しいなぁ。ベッドの縁に腰かけた部長がじーっと私を見てくる。

「な……何ですか?」
「いや、お前お酒飲んで記憶飛ぶ方?」
「いえ、あんまり飛ばないですし、本当はほとんど酔わないです」
「だよな」
「はい。 …………??」

 ちょっとした沈黙。バツが悪い感じがしてとにかく謝った。

「部長、ご迷惑をおかけしてしまってすみませんでした」
「あぁ、そんなことは別にいい。それよりも……」
「……はい?」

 するりと伸びてきた部長の手が私の髪の毛を耳にかける。その仕草に身動きできなくなった。固まる私をよそに、今度は顎に指をかけられくいっと目線を合わされる。顎くい……漫画でしか見たことないのに。不覚にもドキっとしちゃう……。

「あの……部長?」
「……タクシーの中で抱きついてきたのは覚えてるよな?」
「え……とぉ」

 覚えてないわけない。部長の反応見たさにちょっとした出来心がしたイタズラだったのに……なんて言えるわけないけど。

「覚えてるって顔だな」
「ええ、まぁ、はい。覚えてますけど……それがどうかしましたか?」

 一応笑顔で答えてみる。

「なんだ、なら……」

 でも思っていたのとは違う部長の反応。あれ、なんで私押し倒されてんの?

「こうなることを想像はしたんだ?」
「………え?」
「あからさまに胸押し付けてきて、わざとだろ? あの時チラッと俺の顔見ただろ」
「その……えーっと……」

 なんか冷や汗が出てきて酔いが一気に冷めたかも。そしてもう誤魔化せない。

「あはっ、バレちゃいましたか。でも酔っぱらってたのは本当ですよ? だからただの酔っぱらいの戯れと言いますか、深い意味はないと言いますか……」

 最後の方はなんかごにょごにょと誤魔化して……、部長を見上げると、見たことないくらい男の顔をしてて目が離せなかった。部長、本当にイケメンすぎて見てられない……。

「ふーん? でも俺はそんなお前に煽られてチンコバキバキだけどな」
「え……」

 部長の口からチンコだなんて卑猥な単語が出るなんて!ドキドキしながら部長の下半身に目線を流すと、膨らんでいるのが分かる。

「嬉しい?」
「っ……!!!」

 なに、なんなの! 心臓が苦しい……。ちょっと意地悪言われただけで胸が……。もしかしてこれが胸キュン?

 そんな私の一部始終を見た部長はニヤリと不敵に笑った。

「なるほど。そういうタイプか」
「えっと、部長……っ!」

 何かを察知した部長が私の言葉を遮ってキスをした。柔らかくて暖かい部長の唇。たまにふんわりとアルコールの匂いがする。しかも始めから濃厚なキス。

「は、ふっ……ん、部……長ぉ……」

 正直、快楽に弱い私はキスだけで部長にメロメロ。でもそんなこと、部長には既にお見通しのようだった。

「南原……ん、かわい……」
「ふ、ぁぁん……」

 酔いは冷めたはずなのに、まだ酔っているみたいに頭がふわふわする。口内の奥までくる部長の舌を舌で絡めとる。

――――じゅる、じゅるる、ちゅ、ちゅ、ちゅうぅ……

「はぁ、はぁ……ん、ちゅ、部長……ん、ちゅう」
「ははっ、お前可愛い顔してえっろいな」
「だって部長が……」
「俺が? 煽ったのはお前だろ? それに……」

 すすす、と部長の片手が太腿を撫でた。

「強引にされるくらいの方が好きそうだし?」
「そ、れは……」

 そう。ちょっと意地悪されたりするのが大好きな私。でもそんなこと素直に言えない……というか言いたくない。

「図星か? ま、俺はお前のこと好きだからなんでもいいけど」
「えぇ? 好きって私を?」
「あぁ。ここで言うつもりはなかったんだけどな。タクシーの中であんな煽られ方して、ホテルに2人きりになるのは予想外だったし、我慢の限界」
「そ、うなんですか……」

 部長が私を好き? あの部長が? 泣く子も黙る鬼の部長。それが異名でもあるのに。会社であまり会話したことがないけど、噂はよく聞く。鬼でもイケメンであれば女子は食いつく。イケメン好きの私からしたら目の保養くらいに思っていたのに。

 返答に困る私を見て部長が耳を舐めて囁く。

「返事はいい。今はお前を抱きたくてしょうがない」
「あ……み、み……」
「ちゅ……好きか? 耳」
「ん……好き、は、あ……」
「こういうことは素直だな、ん……ちゅ、れろ。太腿すべすべで……ん、触り心地最高……れろれろ……」
「ふ、あぁっ……部長、耳でしゃべんないでぇ……」
「ふふっ、気持ちいいんだろ? 素直に感じてろ」
「部、長……ん」

 とにかく私のツボを分かっているような部長の責め方に、もうお腹の下がきゅんきゅんと疼いてる。部長の首に両腕を回してキスを求めた。

「なんだ? キスしたいのか?」
「はい……」
「ん、素直に言えたからご褒美な。舌出して…」
「れ……」
「そう……ん、ちゅる、じゅるるる……」

 私の舌に吸いついて上下にしごかれる。舌でフェラされてるみたい。

「は……ぶ、ぶひょぉ……」
「ん、じゅる……ちゅ、口閉じるなよ」
「……ん、は……ひ」

 開けっ放しの口からはだらだらと唾液が溢れて唇の端から流れ出る。上からは部長の唾液が流れ込んでくるのにそれさえも甘く感じる。

「いいぞ、飲んでも……」
「は、ふぅ……ん……ごくっ……っはぁ」
「うまいか?」
「はい……」

 ここまでくると、気持ちいいことに従うしか方法はない。ずっと太腿を撫でていた部長の手が熱く汗ばみ私を煽る。それにキスだけであそこが熱くなって濡れているのがわかる。部長、早く触ってくれないかな……。

「脚もじもじして、どうかしたか?」
「う……ん、部長の手が熱いから……」
「そうか? お酒のせいかもな。でも本当は違うだろ?」
「……っ」
「ほら言ってみろ。悪いようにはしない。むしろお前が気持ちいいことしかしない。どうされたい?」
「あ……の、部長」
「なんだ」
「いじめて……ください」

 ディープキスだけで部長の虜になった私は本能のままに口走った。

「ふっ……可愛いな。どこをいじめて欲しい?」
「ここ……触って……」

 太腿を撫でる部長の手をとって、自分のまんこへと誘導する。

「クスッ……ここ?」
「あんっ!」

 ぎゅむ、っと部長の中指がクリトリスに食い込む。そのまま指を割れ目で擦って濡れているのを確認する。

「あぁ、これは濡れてるな。下着汚れるけど、どうする? このまま? それとも脱ぐ? 俺はこのままでもいいが」
「……ん、脱ぐ……」

 自分で下着を下ろすのってこんなに恥ずかしかったかな……。部長は私が下着を脱ぐ様をじーっと見つめた。見られてるだけで顔が熱くなった。

「脱いだら寝転がって脚、開いて……」
「え……」
「恥ずかしい?」
「はい」
「俺しか見てない。ほら……見せてくれないと気持ち良くなれないぞ」
「で、でも……」

 まさか自分から脚を広げろだなんて……部長の言葉にいちいち、ときめいてしまう。

「想像して、俺に舐められて気持ち良くなるおまんこを。クリトリスもいっぱい舐めて、指でかき回してイキたいだろ?」
「……ん」

 小さくコクンと頷き、そろそろを脚を広げる。私の膝を持って後押しする部長。

「そう、いい子だ。ふー……」

 部長がまんこに息を吹きかけた。

「あぁ……やだ」
「いや? でも濡れて光ってる。息だけで気持ちい? ふー、ふー」
「ふぅっ! ん、はぁ……いい……きもちい」

――――ちゅく……

 部長の指が濡れて光る液体を指で掬いあげる。

「すご……溢れてくるぐらい気持ち良かった?」

 恥ずかしくて無言で頷く。濡れた指先でクリトリスをぐりぐりと捏ね回す。

「あっ! んん、ふあぁ……」
「クリトリスもかなりエッチに膨らんでるな。選ばせてやる、指と舌どっちでいじめられたい?」
「そ…んな……」

 正直、どっちでもいい。どっちでもいいから早く刺激が欲しい。吐息と指先だけの優しい愛撫じゃなくて、確かな刺激が。

「あぁ、選べないか。どっちも欲しいんだ?」
「う……」
「分かりやすいな。仕方ないから許してやる。おまんこは指で、クリトリスは舌でいじってやるから、ちゃんと広げとけよ」

――――じゅ、じゅるるるる、ちゅばっ! ずぷぷぷぷぷ……

「あああっ! ん……あ~~~」
「良さそうだな。指なのにぎゅうぎゅうに締め付けてきやがる。まずはここ……それともこっち?」

 私のナカを探るように動く部長の指がイイ所を掠めた。

「あんっ!」
「あぁ、ここか」
「あ、だめ……だめ、です……ン、部長……」
「なにがだ?」
「すぐイっちゃいます」
「構わない。何回でもイけばいい。むしろ……」

――――じゅるるる、じゅるるっ! ぬぽぬぽぬぽぬぽ……

「ああ! 部長……だめっ……んんぁ」
「イっても続けてやるから頑張れよ」
「ひっ……あ、あ、あ……そこいやぁ……」
「ここ、な……締め付けがきつくなった。腰浮いてきてんぞ」
「だって…こんなっ……あ、くぅ……んんっ」

 クリもおマンコも気持ち良すぎて勝手に腰が動いちゃう。止めたくても止められない。

――――ぐちゅぐちゅぐちゅ……

「だめっ……もうだめで、すっ……ぶちょ、いくっ……」
「イっていい」
「あ、あああぁ……い、っく……いくいくいっちゃ………っっ!!!!!!」
「ん、派手にイったな」
「はぁ、はぁっ、はぁっ、だって……」
「そんなに気持ち良かったのか? ヒクヒクしてる……」
「あっ、きもちい……良かった、はぁ、はぁ……」
「でも指だけじゃ物足りないだろ? それとももう満足か?」

 服の上からでも分かるくらいに勃起した部長のチンコが見える。そろ、っと足の甲で部長のチンコに触れる。足だけど、硬く勃起してるのが伝わってくる。

「はっ、随分と足癖が悪いな」
「部長の……かたい」
「そりゃあな。好きな女を前にして勃起しない方が難しいだろ。早く……お前の中に入りたくて仕方ない」

 耳元で囁かれれば背筋にゾクリと走る快感。言葉も言い方も、強引で意地悪なところも全部が私の好みで沼りそう。

 ふらっと催○にでもかかったように、私は部長のベルトに手をかける。そのままファスナーを下ろしてズボンを下げると、下着越しの大きなチンコが見えてきた。

 その膨らみに手を添え、頬ですりすりと匂いを感じながら部長のチンコの大きさにうっとりする。

「物欲しそうな顔だな。舐めたい?」
「………はい…」
「なら脱がせて」

 腰のあたりから両手で下着を下ろすと、勃起したチンコは先端を光らせていた。それが我慢汁で部長が出していると思うと愛おしくなって、そっとキスをした。

「っ……なんだ、キスするならこっちにしてくれ」

 顎を持って部長の唇へと引っ張られる。ねっとりと絡む舌が気持ち良くて、舌を出しながら犬のようにヨダレを垂らす。部長のヨダレが流れ込んできて、甘い蜜の味に喉を鳴らす。

「ん……くっ……ごくっ……ン」
「うまいか?」
「う……ん、はぁ」
「なら、そろそろチンコも舐めて」
「ん、むぅ……んん、ぺろっ」

 先端の蜜を舐めてから舌先で尿道をくりくりとほじる。部長が少し反応したように見えて、上目遣いで顔色を伺う。

「どうした」

 優しい手つきで私の髪をすくいながら撫でてくれるので、うっとりしながら部長のチンコにご奉仕した。

――――じゅぷ、じゅぷ、じゅぷっ、じゅるるるっ!

「んっ……はぁ、うまいな……ん、っ」

 部長の上擦った声が可愛い。タクシーの中でも思ったけど、イケメンが顔を歪ませてるとなんかえろい。もっとその声が聞きたくて、丹念に舐めまわす。

 玉の裏側から竿、下から上へと舌で舐めて一気に口の中へと咥え込む。頬をすぼめて吸い付くように上下する。奥まで入らない部分は手で扱きながら。

「っ、はっ、あぁ……きもちいっ……一生懸命で可愛いな、んっ…」
「きもち……いいれすか?」
「あぁ、最高。でも……お前の中の方が最高だろうな」

 頭を撫でる手がひどく優しくて、私のM心を鷲掴みにされる。あぁ、早く部長のもので激しく突かれたい……。そんな気持ちを込めて丁寧にフェラをした。

「ふっ、っく……急にどうした? 早く挿れてほしい?」
「ふぁ、い……ほひぃ……れふ……ん」
「素直だな。じゃあお尻向けて」
「え……はい」

 恥ずかしくて躊躇ったけど、部長のチンコが欲しすぎてお尻を突き出し四つん這いになった。もう濡れ濡れのマンコが丸見えだと思うと、それはそれで喜んでしまう。部長が私の腰を掴んでぴた、っとチンコの先端をマンコにくっつけた。

「あ、部長……」

 期待混じりの声でチラッと後ろを見る。いつの間にか付けていたコンドームを見て、さすがだなと感心してしまったけれど。

「挿れるぞ……」

――――くちゅ、ずっ、ぷぷぷぷぷぷぷぷ……

「ああああぁぁ~……」
「すぅっ……ふぅー……」

 待ちわびた感覚に喜びで頭のてっぺんから足の先まで甘い刺激が駆け巡った。その拍子に軽く甘イキしてしまい、部長のチンコをぎゅうぎゅう締め付ける。

「ん゛……もうイったのか?」
「だ……って、気持ち良すぎて……」
「ふっ、ならもっと気持ち良くなろうな」

――――ぐちゅっ、パンッ! ぐちゅ、パンッ! ぐっぽ、ぐぽ、ぐぽっ!

「ひっ、あ……あ、あっぁ、あ……」
「いいか?」
「はい……きもち……いいです……んっ!」
「突くたび溢れてくるな。それに……乳首もビンビンでコリコリ。いじりながらがいい?」
「はい……はい、いじって……くださぁっ……いんっ……ん、はぁぁ!」
「どんどん素直になっていくな。じゃ、ご褒美な……」

 部長は痛いくらいにぎゅっと摘まんで、捻って、弾いた。

「いっ、あっ! んんっ! あ、はぁ……あっ、っく、ああんっ! ひぁっ……っっ!!」
「んっ! またイったのか? 感じすぎやしないか?」
「だって……だって……はぁ」

 こんなに感じたのは初めてで、いちいち甘イキが止まらない。何をされても気持ちがいい。

――――ずっちゅ、ずっちゅ! パンッパンッ! パンパンパンパン!

「あっ、う……だめ……そこはぁ、だ……めです……部長、今っ、だめっ……」
「ん? なにがだ?」
「そこ、そこ……だめ、って……はぁあっ! ああ、うっ……イったの、に……んっ!」
「あぁ、またイキそうか?」
「ひゃうっ、あっ、あっ……だめ、またっ……ん、あぁっ、うあっ、っく、っっっ!!!」

 ビクビクっと体が震えてきゅっと息が詰まる。その刹那、一気に脱力して上半身を突っ伏して余韻にひたる。もう動けない私を無視して部長はまだまだ突いてくる。

――――ぐっぽ! ぐぽぐぽぐぽっ! ヌプププッ、グポッ!

「あっ……んぁっ! あっ……んぅ、らめっ、もう……ふっ……はぁ……あっ……あ!」
「何を言っている。まだ私はイってない。最後まで付き合ってくれるだろう?」
「はっ……い、ん……でも、す……こし……休憩っ……あ、はっ?」
「しない。こんなにチンコがバキバキなのに止めるわけないだろ。それとももう満足か?」
「ひあぁっ! ちがっ……あ、部長……はっ、あっ……」
「あ……っく、締まるっ! そんなに煽るな……出そうだ……」
「あ、んぁっ! あっあっ! あっ…ん……部長、ぁあ…私もっ! んぁっ!」

――――ズボッズボッズボッズボッ! ズププッ! グボッ! グボッ!

「あっ、あぁっ……! 部長……もうっ……イっちゃいま、す……」
「俺も南原とイきたい……可愛い顔してめちゃくちゃにされたいなんてっ……」
「あっは……あ、あっ! きもち゛……い……ん、ああぁっ、部長っ」
「ん、はぁ……あっ……くっ、出すぞっ……」
「あんっ、あぁっ、んっ! は……い、もぅ……イクッ……イクイッ……っっっ!!!!」
「くっ……もっ、出るっ……っ!!!!!!」

 同時に迎えた絶頂に私は腰から砕け堕ちた。ナカでドクドクと脈打つ部長のチンコがずりっと出ていくと、その溜まった精子を見て興奮してしまった。私でイってくれた……。それがまた私に火をつけるのだった。


Fin

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【無料】ドS社長とお見合いしたら全身グズグズにほぐされおまんこで連続イキされちゃう話

●男:神宮寺煌輝(じんぐうじこうき)・33歳
神宮寺グループの御曹司
綺麗な顔でモテるがそれ故に孤高
女は煩わしいものだと思っている
基本、仕事一筋
幼少の頃から親と暮らしたことがないので愛情がよくわからない
一族の後継者争いにうんざりしている

●女:帯刀ひより(たてわきひより)・30歳
ふんわり可愛い女子だが酒豪で空手有段者
見た目に騙される男が多いが、言いたいことはハッキリ言うタイプ
ギャップで驚かされることが多い
趣味は空手とミニチュア集め
親が空手道場を営んでおり、兄と妹がいる(兄34歳・妹27歳)
弱点は乳首

***********************************

 熱い熱い口づけだった。お互いの体はアルコールで上気し火照っている。

「はぁ、ん……ん、ん……むぅ……ん、は、ふぅ……」
「はっ……強がっていた割にこれだけで降参とか言いいなや」
「あ、ったり前…んっ!」

 反論も口づけで塞がれてしまう。どうしてこうなっているんだろう……。あんまり働かない頭で思い返しても意味はなかった。彼とキスをしているなんて、数時間前の自分に教えてやりたい。

「ふぁっ……ん、あ……」

 端正な顔立ちからは想像も出来ないくらいの野獣っぷり。かく言う私も、最近ご無沙汰だったのか、いつもより興奮している。

 むかつく相手なのにキスがうまいなんて反則……。後頭部に添えられた手は大きくて優しいのが意外だった。夜景の見える高級ホテルの部屋で、相手が彼じゃなければ最高だったのに……。

「考え事か?」
「べつに……」
「えらい余裕やな。それともキスだけじゃもの足らんのか」
「そうじゃなくて、んっ……」

 ざりっと首筋を這う舌。味見しながら耳の後ろの方まで移動すると、耳朶をはむっと口に含まれる。

「ひっ、あ……ふぅぅ……」

 ぞくりと寒気に近いものが背筋を走る。けど嫌な感じじゃない。気持ちいいって悟られたくなくて声を我慢しようとしたけれど……。

「気持ちええみたいやな」
「やっ……」

 耳元で喋られると腰が震えた。

「ははっ……耳弱いんか?」
「ち、が……お酒のせいっ、んっ」
「ふーん、まぁそういうことにしといたろ」

 腰に回していた手が服の上からお尻の方へ下がっていく。部屋の玄関先で我慢出来ずにキスをしたのは私のせいじゃない。お酒のせいだ。

 普段から酒豪と呼ばれるこの私がここまで酔うのは久しぶり。彼もそれに対抗してきたからきっと強いんだろうけど、さすがにテキーラを二桁分も飲めば酔いはする。

――――ちゅ、ちゅくっ……ちゅ

 さっきとは違う優しいキスで耳、首筋、鎖骨へと下りてくる。ときおり舌で舐めるようなキスも交えて後頭部を包んでいた手がボタンを外していく。

――――プチ、プチ……プチ…ちゅ、ちゅ、ちゅうぅ……

 その間でもキスを忘れない。これまでどれほどの女を抱いたのかと聞きたくなるほど手際の良さ。

「………」
「なんや?」
「いや、慣れてんなぁって」
「そりゃどうも。ええからこっち集中しぃや……」

 いつの間にかもうブラが見えていた。肩紐をずらしてカップ上辺からぷるんとカップをずらされ乳首が丸見えになった。

「やっ…ちょ…」
「なに? やめてとか言わんよな? 勝負するって言うたんは自分やで?」
「わかっ、てる……」

 たぶん……。売り言葉に買い言葉で変な勝負に乗ってしまったみたい。けど一ミリも思い出せない。それよりも頭がふわふわしてきて体の力が抜けそう。

――――ちゅぷっ…じゅ、じゅ、ちゅく……ぺろぺろ…

 ぷっくり膨らむ乳首を、これまた優しく口と舌で愛撫される。待ち望んでいたそれに甘い吐息が漏れる。

「ふ、あぁ……ん、っく……んっ! ふ、んんんっ!」
「乳首弱いんや…ってか背はちっさいけど、結構胸はおっきいんやな」
「そんなこと言わんでええしっ…」
「はいはい、でもピンクの乳首…こりっこりやな」
「やめ! っんあっあっ! そこばっか、やめ…んぁっあっあっっっ……」
「もしかして、乳首でイけるんちゃうか」
「やゅ、いややっ…やめてやぁ……ん……んっ…んっ……んぅっ!」

 とか言いながら、乳首だけでも狂いそうなほど気持ち良くて…。

 このままやとほんまにイってまう……こんないけ好かん男の手でイくなんて嫌やけど、我慢できへんっ…。

「そんなん言うてるけど、めっちゃ勃ってるし…声出まくってるし? 気にせんとイってええで」
「………んぁっあっ…もう…だめっ…だって…あっ…」
「ん、イけるように両方いじったる」
「ひっ、あっ! …んぁっはっ…はぁっ…はっ…変態っ…んぁっ…」
「ははっ、そりゃどーも」

 両乳首を吸われて舌でいじめられて、指でコリコリしながらぎゅって摘まれたり。腰砕けの愛撫に抵抗なんてできなくて、一気に昇りつめる。

「あっ…あんっ、ぁあ、らぁめ……そこっ…はっ…だめ…だめだめだめっ…ンァ……あ゛っ…ひぁ、あっ、あっ、あっ、あんっっっっっ!!!!!!!!」
「あーあ、盛大にイってもうたな」
「はっ、はぁ、うるさっ…」
「でも、これで終わりとちゃうしな。こっちもいじって欲しいやろ?」
「あ、ま、まって…」
「んん?」

 スカートの中に潜り込んだ手がショーツの割れ目をぷくっと押す。そこは、さっきの乳首の時からじわっと熱いのが漏れているのに気付いていた。だから気付かれたくなかった。

「乳首だけでこの濡れ方、やばない?」
「うるさいっ…」

 そう、乳首が敏感すぎるのが弱点。自分でしてても乳首とクリトリスだけでほぼイってしまって満足してしまうくらい。

 ごそっとショーツの中に無遠慮な手が入ってきて人差し指でぬちーっと割れ目をなぞった。

「ひあぁ! やぁ…」
「見て、めっちゃ糸引いてる。ほら…」

 人差し指についた液を親指に付けて糸が引く様を見せつけられる。

「っ…! や、やめてやっ…そんなん見せんでいいし…」
「そうか? ほんなら、よっ…」
「うわっ、なに?」

 軽々とお姫様抱っこされ、咄嗟に首元にしがみついた。

「まさか玄関で最後までヤりたいんか?」
「いや…」
「やろ? はよベッド行くで。俺も早く入れたい」

 ベッドに優しく下ろされると、キスしながら着ていた服は全部脱がされる。さすが手慣れてる。荒い吐息とキスの合間にも自分のネクタイを緩めてシャツのボタンを外していく。バ サッとシャツを脱ぎ去ると、ほどよく割れた腹筋とたくましい肩幅が扇情的すぎて見惚れてしまった。

「ん? なんや、じっと見て」
「べ、べつにっ…」

 男の上半身なんて見ても何とも思わんはずやのに、なんでこんなにエロく見えるん?

 引き締まった体と…まだ姿を現さない彼のおちんちんを服の上から想像しては生唾を飲み込んだ。

「やーらし…早く欲しいんやな?」
「ちゃうしっ…」
「そうか? でもこっちは」
「うわっ…」
「欲しそうやな?」

 私の足首を掴んでがばっと広げ、濡れてヒクつく割れ目に吐息がかかる距離で見られる。

「ちょ、見んとって…」

 咄嗟に手で隠したら、その手を繋がれ阻止された。

「んー? ちゅ、ちゅ…」
「んっ、やぁ…」

 わざと太腿の付け根やおまんこの横にキスをして、肝心の所には触れてくれない。

「ちゅ、ちゅく…ちゅ、ちゅ…」
「ん、や……ふ、ん……ちょぉ……」
「ん? どしたん? ちゅ、ちゅっ…」
「ん、もう…なんなん……ん、んっ」
「ふっ……舐めて欲しい?」
「うっ…ん、もぉなんなん、なんでそんなん言うん…」
「んー? いじめたくなってな、ちゅ…」
「ん、なんで…」
「素直に欲しいって言わんから。ちゅ、ちゅ…で? 舐めて欲しい? ちゃんと言うてみ」
「っん…ん……も、お…ほんま質(たち)わるっ……ん、もぉ!」

 喉の奥でくくって笑う声が聞こえる。ほんまに意地が悪い。

「ちゅ、ちゅ、ちゅ…ん、足震えてんで。ここも溢れてきてる、ん、はぁ、ちゅ…」
「ふぅぅ…ん、も、ほんまにぃ……ん」
「ん? ちゅ、ちゅ…俺はこのままでもええねんで? でもここは欲しそうにしてんなぁ、ちゅ…」
「ふぁ…ん、お……ねがい……なめてっ…」
「んん? もっかい言うて、聞こえへんかった」
「うそつきっ…もぉっ!」
「はよ」
「ん、な…めてってば……」
「じゅるじゅるっ!」
「ああっ! ふ、んんっ!」

 急に舐められて腰が弾ける。欲しかった、この感覚と感触。蜜を吸いとるようにじゅるじゅると音を立てながら舐められる。

「…あっ! あっ?! あっあっあっ! んあっ……あっ……」
「…っん、すっご。どんどん出てくるやん。とろっとろやで」
「いちいち、言わんとってって……んぁっ!」
「クリトリスとまんこ、どっちがいい? 好きな方舐めたる」
「そんな……どっちで、も……」
「あぁ、両方って? わがままやなぁ。口は一個しかないから順番な」
「ちゃうっ…ってそんな言うてへんしぃんっ……」

 両手の親指でおまんこのひだを広げて見える様にわざとゆっくり舐められる。自分の股の間から鋭い雄の眼と視線がぶつかると、一気に顔が熱くなった。

「ひっ………!」
「見られて喜んどるな」
「うそやぁ……」
「嘘ちゃうで、舌にきゅって絡みついてきた」
「いややぁ……言わんでいいって、んぁ…あっ……は……あ…」
「ほんなら指入れたるわ…一本な」
「あ、あ、あああぁ~~」
「余裕やな。んー、あんたの好きなところはどこかな……」
「んぃっ!? あっ! あっ? なに? あっ…あっ…やめ…なん…かっ?!」
「ここ?」
「あっ、あかんっ! そこあかんっ! いやや、やめ……やめてや……」

――――ぐりぐりぐり~…ぬちぬちぬち……

「ここなんや? んー、気持ちええなぁ? 遠慮せんとまたイってもええねんで?」
「あっ! ちっともっ、あっ、気持ちよく…ん…なんて…ひぃぁっ…ない………っ!!」
「ほんっま、嘘つきやなぁ。奥いじりながらクリトリス舐めたるわ」

 じゅるるるっと蜜を吸いあげ、クリトリスを舌先でくるくる捏ね回される。腰が跳ねるというより、浮く。そのままカクカクと揺れてはしたなく感じてしまう。

 あぁぁ……やばい、イきそう……。

――――じゅるじゅるじゅるぅぅぅ……

「アッ!! やぁっ激しっ!  奥、だぁめっ、だめ……あっ、イクイクイクっ……やあっ……っっっ!!!!!」
「ん~~、ぢゅるるっ……ん、はぁ、よしよし、イけたみたいやな。ナカすごい痙攣してんな、もっかいイっとく?」
「や、いややっ……も、ええって」
「遠慮すんな、こっちは欲しそうにヒクついてんで。んー、じゅるる……クリトリスも大きくなって舐めやすいわ」
「あっ、あっ……やめっ、もぉ、むりっ……ひっ、んっ! きもちいのとまらへ、んんん~~……」

――――ちゅくちゅくちゅく……ぢゅるるっ

「ん、は……あぁ、ナカがまた俺の指締め付けてきてる……イきそうやろ」
「イく、イっちゃうっ……もぉやめて…ぇやぁっ! も、あか、ん……いっちゃ……うっっっっ!!!!!」
「ははは、連続アクメできたやん……えっろ」
「はぁ、はぁ、いやって……いうたのにっ」
「そんなん言う通りにするわけないやん。気持ちよかったやろ?」
「っ……」

 認めるのは何だか癪に障るから答えなかった。でもどうせ、バレてるんだろうけど。快感の余韻に浸っていると、いつの間にか全裸になっていた彼がコンドームを付けているところだった。

 服の上からしか分からなかったけど、やっぱりおっきい……。天を仰ぎそそり立つちんこに慣れた手つきでゴムを付けるその仕草がやけにえっちぃ。

「見すぎやろ」
「見てへんしっ…」
「うそつけ」
「ほんまっ、あ……」

 濡れてだらしなく緩んだまんこにちんこの先端があたる。期待の声は顔にも出ていたみたいで。

「欲しそうやな」
「なんでやねん、ちゃうしっ」

――――ぐりぐりぐりぐり……くちゅくちゅ

「や、ちょ、あっ……ん」
「濡れ濡れやな、すぐ入りそう」

――――ぐりぐりぐり……ぬちぬちぬち…

「ふ、んっ……ん、あ……」
「欲しい?」

 さっきからグリグリと押し当てるか、わざと先端だけ入れたり抜いたりしてくる。体は正直なのに上のお口は全然素直になれない。

「べっ……つに、あんたが入れたいんやろ?」
「んー、それもあるけど言うて欲しいやん。ほら……ん、言うて」

――――ぐりぐり、くちゅくちゅ

「あ、うっ…やぁ……も、早く……」
「早く? ちゅ、ちゅ……」

 太腿の内側にキスしながら、入りそうで入らないちんこがもどかしい。言えばあの硬くて大きいのがナカを貫くんだ……そう思うと期待で心臓が高鳴る。

 欲しい……はやく、ほしい……

「おーい、大丈夫か? 欲しいって言えばすぐ入れたんねんから、はよ言いや」

――――ちゅ、ちゅうぅ……ぐりゅ、ぐりゅ……

「あ、はぁ……」
「先っぽ擦ってるだけで、どんどん濡れてくんな。ちゅっ……ぢゅうぅぅ……」
「あ……」

 キスマーク……

「喜んでんと、はよ言いや。先っぽだけで満足か?」
「ちがっ……」
「ちゃうんや? 言わんかったらこのままキスマーク増えるだけやで」

 それはちょっと困る……

――――ちゅ、ちゅ、ちゅ……くりゅくりゅ、ぐりゅっ…

「あ、ンッ! やぁぁ…も……れて」
「ん? もっと大きい声で言うて」
「言うたのにっ」
「聞こえへんかってん。もっかい、な?」

――――くりゅくりゅくりゅくりゅ、ぐにゅぐにゅうぅぅ……

「あ、ふぅ……ン、い……れて、もぉはよ……入れてっ、ーーーーーー!」

――――ずぷぷぷぷぷぷ~、ずぷんっ!

「っう……はぁ、言うのんおっそいわ。我慢できへんから奥まで一気に入れてもうたやん」
「あ………あ、っ………ぁ」
「もしかして、軽くイった? ナカの締まりやばいねんけど」
「だ、って……急に奥まで入れるから……」
「はっ……えっちやな」
「ちゃうもんっ」
「はいはい、何でもええけど……気絶せんとってや。我慢した分楽しませてもらうで」
「わっ、ちょぉ、奥……いやっ……」
「そうなん? でもさっきより濡れてきて滑りもええし、気持ちよさそうやけど?」

 いちいち言わんでもええねんっ……!

 恨みったらしく睨みつけると意地悪く口角を上げて笑われた。

――――ぐちゅっ、ズポッ! パンッ、ズボッズボッ、ズボッズボッ!

「あっ! ん……だめ…ぁっ…ンッ……ふぁ…あっ……」
「ふっ……はっ……あぁ、またイく? ええけど、気絶しても続けるで」
「……ん! あぁ……お、にっ!」
「まだ優しくしたってる方なんやけど? それとも……ん、もっと激しい方が好みか?」

 これで優しいん!?

――――ヌプ、ズボッ、ズボッ! ズポッ、ズブブ……、ズブブ……パチュッ! ズボッ!

「ひっ、嘘やぁ……んっ……んぁ…は…あ」
「嘘ちゃうよ……っく、はぁ……あっ、あぁ~奥好きなんやな、締め付けすっご……」
「んぁ〜……んあっ、はぁっ……おく、なか溶けるぅ、あっ……だめだめだめ、いっちゃう……」

――――ズボッズボッ、ヌポッ、ヌポッ! ズボッ! ボッ、ヌポッ!

「んっ、喘ぎまくってそんな気持ちええんか……ほら、口開けてキスさして……もっと気持ちよくなるから……ん」
「んっ…んう…、ちゅ……んちゅ……んあっ、くちゅ… 」

 ほんまにヤバイ……口の中きもち…

――――グポッ! ズボッ、ズボッ、グポッ、グポッ、グポッ、グポッ、パンッ!

「ふっ、はぁ…はぁ、キスしたら奥めっちゃ気持ちええわっ…っう、はぁ、締まるっ!」
「ああぁ、き……気持ちよすぎるぅぅ……ん、ん、ぁっ、んっ! イ、クっ……ンァッッッッッッッッ!!!!」
「っく、待て待て、締めすぎ……っ!」

 最後の理性を持っていかれるような衝撃だった。

「んぁ…は…はぁ…あっ、ぁあ…」
「休憩してるとこ悪いけど、まだ俺イってへんから……なっ!」

――――パンッ、ズブブ……パンッパンッ、パンッパンッ! ヌプ、グポッ!

「アッ!? イっ……あかん! いまイったばっか! あっ! ん、やっ! 突いたらあかんっ! 変になる! ンァッ! あっあっ、だめっ……やぁっ」

 ぶちゅ、と卑猥な音をたてながらピストンを繰り返されて頭の中は真っ白。

 きもちいい……もう、勝負とかどうでもいい……。

「いや、ちゃうやろ? 気持ちよすぎるんやろ?素直に感じときっ……って、はぁ…俺もそろそろやば……っは、締まるっ………っ!」
「き、もち……いい! から、いやっ……やぁ! イクの……とまらへん~~っ…」
「何回でもイったらええやん……ん、っは、あぁ……奥突くたびにイってるやろ……せっま……」
「ああっ! だってぇ……きもち、いいっ! もぉ、いややっ、とまって……やぁっ」
「あかん、俺もそろそろイきそうやねん……っ、ほら、一緒にイこや」
「ああああ、だめだめだめだめ……いくいくっ、もぉむりぃ……ひうあぁぁぁっっっ!!」
「あぁ、俺も……いくっ……うっ……く! はぁ……はぁ……」

 もう、この勝負の勝敗なんてどうでも良くて……睡魔で微睡む私が意識を手放しそうになると、中からずるっとちんこが出ていく。荒い息を出しながら、精子で満たされたコンドームをくくりゴミ箱に捨てると、新しいコンドームに手を伸ばす彼。

「え、ちょ、なになに? もぉ無理やで?」
「は? 冗談やんな?」
「いやいや、冗談とちゃう。ほんまに無理やって……」

 ずり、っとベッドの上で逃げようとするけど、かなりの体力を消耗していて動けない。そんな私の足首を掴まれ、ずるずると引き戻される。

「今さら逃がすと思うか? 俺はまだ1回しかイってないねん。覚悟しぃや」
「うそやん、無理無理っ……待って」
「待たへん。あんま暴れてると生で入れるで」
「い……や、あかん、もぉできへんって…」
「ほんまお口は素直やないな。ほれ、これ飲んで水分補給しぃ」
「あ…ありがとぉ………っ!!!!! げほっげほっ!」

 渡されたグラスの水を一気飲みしたら、むせ返るアルコールで咳き込んでしまった。

「ちょ、これ!」
「あ、ごめん、まちごうた。それテキーラやったわ」
「ぜっっったい、嘘やろ!」
「ごめん、て言うたやん。でもちょうどええわ、これで逃げる気なんて無くすやろ?」
「あ……や、め……うぅっ……」

 カーっと熱くなる喉から強烈なアルコール臭がして、また頭がぼーっとしてくる。くらりと目の前が歪んでベッドに倒れると、私は再び喘ぐことになったのだった。


Fin

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