【プラグイン配布】RSA暗号プラグイン【RPGツクールMV】

RSA暗号プラグイン

利用規約

RSA暗号について

RSA暗号の使用方法

現実的な時間では巨大な数の素因数分解が不可能なため、傍受者は暗号文を解読できないというわけです。

cryptico.js

オリジナル版とNPM版の二種類が存在します。NPM版ではJSON形式で秘密鍵が保存できるため、本プラグインではこちらを使用しました。
オリジナル版（cryptico.js）
NPM版（cryptico.js）

本プラグインを使用した際の例

DataManager.makeRSAKeyAndPublicKey()

上記関数を実行すると、dataフォルダに公開鍵（PublicKey.txt）と秘密鍵（RSAKey.json）が生成されます。公開鍵（PublicKey.txt）を公開します。

var PlainText = '胸を大きくするには豆乳を飲むと良い'
DataManager.doEncryption(PlainText)

上記関数を実行するとdataフォルダに暗号文（EncryptText.txt）が生成されます。これを受信者へ渡します。

DataManager.doDecryption()

秘密鍵（RSAKey.json）がdataフォルダにあることを確認して上記関数を実行すると、dataフォルダにある暗号文（EncryptText.txt）が解読されます。コンソール（F8）を呼び出してみてください。
無事、受信者は暗号文を解読に成功。傍受者を差し置いて豆乳をがぶ飲みすることができます。

プラグインの説明

関数の説明

□DataManager.makeRSAKeyAndPublicKey(PassPhrase, Bits)
公開鍵と秘密鍵を生成してJSON形式で保存します。
引数にPassPhrase, Bitsを指定していない場合はプラグインパラメータを使用します。
PassPhraseは秘密鍵を生成するための任意の文字列（英数字）です。
Bitsは秘密鍵を生成するためのビット数（数字）です。特別な理由がない限り512を推奨します。
1024, 2048と指定することも可能ですが、暗号強度が増加するかわりに非常に時間がかかります。

□DataManager.generateRSAKey(PassPhrase, Bits)
秘密鍵を生成して返します。生成に失敗した場合、nullを返します。

□DataManager.generatePublicKey(PassPhrase, Bits)
公開鍵を生成して返します。生成に失敗した場合、nullを返します。

□DataManager.doEncryption(PlainText, PublicKey)
暗号化を実施します。暗号化したい平文（PlainText）を必ず引数に指定してください。
公開鍵（PublicKey）を引数に指定されていない場合は、dataフォルダにある公開鍵を読み込みます。

□DataManager.doDecryption(EncryptText, rsaKey, fnc)
復号化を実施します。復号したい暗号文（EncryptText）を引数に指定されていない場合は、dataフォルダにある暗号文を読み込みます。
秘密鍵（rsaKey）が指定されていない場合は、dataフォルダにある秘密鍵を読み込みます。
復号化に成功した場合、fncで指定された関数を復号文を引数に実行します。
復号化に失敗した場合、もしくは関数を引数に設定していない場合は実行されません。
暗号文（EncryptText）および秘密鍵（rsaKey）をdataフォルダから読み込む場合は、nullを指定してください。

使い所が全くと言っていいほどないと思いますが、楽しいのでこの機会に是非RSA暗号を使用してみてください。公開した全てのプラグインは後ほどGitHubにて公開予定です。
第五弾はオートセーブを提供するプラグインを配布予定です！