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乳首責めの記事 (3)

千代田マサキ 2024/07/02 01:19

むすばれた日

むすばれた日



「そっか、やっぱりゲーム作りのお仕事って大変なんだなー。本当、ひふみちゃんはよく頑張ってると思うよ」
「そ、そうかな……ありがとう……」
 ある夜のこと。
 ひふみは仕事終わりに、最近付き始めた彼と待ち合わせをし、あるお店に入って守秘義務に触れない程度の仕事の話をしたり、まだ大学生の彼の学校での話を聞いたりしていた。
「その、ね。お仕事は大変だけど、最近新しいコスプレ衣装を買ったの。昨日にはもう家に届いて、まだ一度も着てないんだけど……見てみる?」
「えっ、本当!?ぜひ見たいけど、今から家に……?」
「う、うん。初めて、だよね。でも、その……あなたには本当にその、お世話になってるし。……他の人と違って、私をからかったりしないから」
「…………ひふみちゃん」
 彼とひふみの出会いは、彼女が街中で見るからにチャラそうな男たちに絡まれていたのを、助けたところからだった。
 男たちは、やれおっぱいがでかいだとか、髪が奇麗だとか、適当で、そして下品なことを言って彼女を困らせていて、ただ通りがかっただけの彼だったが、どうしても許せず、勇気を出して追い払い、そこから生活圏が被っていることもあり、何度か会うことになって自然と付き合い始めたのだった。
 確かに魅惑的なプロポーションを持ち、それを更に強調するようなコスプレの趣味を持っている彼女だが、性格自体は大人しく臆病であり、彼もそれを理解しているからこそ、露骨にその体をじろじろと見たり、容姿のことを褒めすぎるようなことは避けていた。
 その絶妙な距離感が、彼女にとっても安心感を覚えさせていたのだろう。彼女の言葉でそうわかると、自分は他の男とは違い、彼女を安心させられているんだ、と少し得意になる。
「ありがとう。じゃあ、お邪魔しようかな」
「あの、でも遅い時間だから、迷惑なようならまた別の日でも……」
「ううん、大丈夫だよ。俺、大学通うために一人暮らしって言ったでしょ?どうせマンションに帰っても一人だし、全然迷惑じゃないよ」
 自分からお誘いをしながらも、あくまで控えめな彼女に和まされながら、内心はドキドキしつつ彼女のマンションへと向かうことになった。

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千代田マサキ 2024/06/28 18:56

途絶えた真理の風

途絶えた真理の風



「うむ、今日も実にいい有意義な時間だった。100年以上生きて来たが、まだまだ世の中には不思議が尽きんのう♪」
 ある日の夕暮れ時。
 ファルザンは研究を終え、教令院の廊下を歩いていた。
 一日の心地いい疲れを感じながら、帰路へ就いていた所、突然その行く手を遮るように一人の男が現れた。
「ファルザンちゃん、だよね?はーっ、よかった。ここで会えて」
「……なんじゃ、お前は。ワシを呼ぶ時は敬意を持って先輩と呼べと言っておるじゃろう!」
「は、ははっ、ファルザン先輩。僕は100年の年月が経っているのにもかかわらず、若い姿のまま現代に現れた先輩という存在の神秘を研究している学者だよ。どうか、その体を調べさせてもらいたいんだ……!」
「なんじゃと?」
 教令院の学者を名乗っているが、どこか怪しげな中年で、肥満体型で脂ぎった肌、お世辞にも好意的な印象は持てない容姿で、その上でファルザンのことを好気の対象として見ているような口ぶり。
 当然、彼女がそれに協力を申し出るはずもない。
「それに協力してワシに何の利があると言うんじゃ。礼儀も知らぬ愚か者め」
 そうきっぱりと断り、怒りながらずんずんと歩きその横を通り過ぎようとする。だが。
「君には協力する理由がなくても、僕にはこの謎を解き明かす理由があるんだ!」
「なっ!?いつっ……!これ、放さんか!!」
 男は突然、乱暴にその腕を掴み、引き止めてそのままどこかへと連れて行こうとする。
 突然のことに驚きながらも、ファルザンは必死に男の手を振り払おうと暴れ、大声で助けを求める。
 すると、騒ぎを聞きつけた教令院の職員らしき若い二人の男が現れ、すぐに男から彼女を助け出してくれた。
「はーっ、はーっ……!こやつめ、いきなりワシの体を研究すると言い出し、乱暴に連れて行こうとしたのじゃ!本当の学者かも怪しいところじゃ、すぐに捕まえてくれ!」
「それはそれは……恐ろしい思いをされたでしょう。どうぞ私どもにお任せください」
「うむ……全く、このような男をあっさりと教令院に入れるとは、お前らも褒められたものでは……うっ!?」
 ところが、二人の男の内、一人がいつの間にやら彼女の背後に回っており、いきなり羽交い締めにされたかと思うと、その口と鼻に湿った布を押し付けられてしまう。
「うっ、ぐっ、むうううっ!?」
 すぐにもう一人の男も正面から彼女の抵抗を封じて、ファルザンの小柄な体は大の男二人によって完全に拘束されてしまっていた。
 まもなく、布に浸された薬品の刺激臭が胸いっぱいに広がり、急速に意識が朦朧としてきて、視界がグニャグニャに揺れ、体から力が抜けていく。
「(しまっ、た……こやつらも、あの男の息がかかって……)」
 完全に意識を失う直前、そう察しはしたが、何もできるはずもなく、彼女は糸の切れた人形のように男たちに抱きかかえられてしまった。
「よし、お前は安全なルートを確認しろ。誰にも見られないように運び出すぞ」
「わかった。……ドクターも、先にお戻りを」
「うんうん、頼んだよ。君たち」
 変装したタチの悪い傭兵である二人の男は、手際よくファルザンの拉致の手はずを整え、雇い主である自称学者も、去っていく。
 そして、ファルザンは誰に見られることもなく、どこかへと運び出されていくのだった。

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千代田マサキ 2024/06/26 20:29

聖少女という便器

聖少女という便器



「……ナギへのプレゼントのため、短期間の住み込みでのお仕事ですが、大丈夫。ですよね」
 ある日のこと。
 マリアはナギへの個人的なプレゼントの購入のため、あるアルバイトに応募していた。
 三千院家での給料は十分なものだったが、ナギがそれとなくマリアに伝えてきた、欲しがっているレアなゲームソフトは一般流通していないため高額で、しかもすぐに別の買い手が見つかってしまうようなもののため、2週間後のオークションの終了時刻までに自分が落札しないと手に入らない。そのためには手持ちのお金では足りず、給料が出るまで待っていては間に合わないため、急遽別の仕事をする必要があったのだ。
 仕事の内容は、普段の業務となんら変わらない住み込みのメイド業。今の時期は来客も多く忙しく、メイドが不足するためヘルプに入ってほしいということだった。
 ただし、雇い主のお眼鏡に叶うような美人限定だったのだが、履歴書を出すとマリアは無事に一発合格。面接もなしで働けることが決まった。
「……容姿だけで人柄も見ないで採用するなんて、よほど好色な方のようですわね……」
 マリアは呆れつつも、自分が三千院のメイドであることは相手にも伝わっている。たとえセクハラ親父でも滅多なことはできないだろう、と警戒しつつも楽観して仕事を始めるのだった。



「マリア君、どうぞよろしく頼むよ」
「はい。ご主人様」
 その後、マリアは雇い主のことを訝しみながらも、実際に住み込みで働き始めると、その扱いは丁重なものであり、本当に業務で忙しかったため、主人にちょっかいをかけられるどころか、必要最低限は話しかけられることもなく、ほとんどその顔も覚えないままにどんどんと時間が過ぎていった。
「(どうやら杞憂のようだったですわね。こうなってしまうと、逆に雇い主の方に申し訳ない想像をしてしまいました)」
 その日も夜まで働き、入浴を終えて与えられた使用人用の部屋のベッドに体を沈めるマリアは、そんなことを考えたりした。
 確かにナギの屋敷に比べれば激務ではあったが、自分が使用人だからと不当な扱いを受けることもなく、意外にこういう生活も悪くない、と思ってしまうほど気持ちよく働けていると、最初の好色な人物だという悪印象が恥ずかしくなってくる。
 まだ休むのには早い時間だが、心地よい疲れにうとうととしてきてしまっていると、急に扉が叩かれ、主人が呼んでいるということだった。
「ご主人様。いかがいたしましたか?」
「いやね、マリア君。優秀なメイドとは聞いていたが、本当によくやってくれているようでありがとう。……そこで、なのだが」
「はい?」
 主人はどこか申し訳無さそうな顔をしている。
「私としては、ぜひ君に正式にこの屋敷のメイドになってもらいたいと思っている。……まだ君の家に話しは通していないが、決して悪い条件は付けないつもりだ。今の報酬の……そうだな、倍は約束しよう。ぜひ我が屋敷の使用人たちの手本となってもらえないだろうか」
「……とても光栄な提案を頂き、誠にありがとうございます」
「では……!」
「ですが、申し訳ございません。私がお仕えするのは三千院家。ナギお嬢様だけでございます。このお屋敷との関係は、今回の雇用契約の期間のみとさせていただければ」
「……そうか。いや、こちらこそ勝手に話を進めようとしてしまい、申し訳ない」
 主人は本当に悲しそうにしていたが、それを見て胸は痛むが、マリアに迷いはなかった。
 しかし。
「これは君を正式に雇い入れることができた時、贈ろうとしていたネックレスなのだが、せめてこれだけでも受け取ってもらえないだろうか。今のこの屋敷のメイド長も同じものを付けている。残りの期間、君にはメイド長と同様の権限を持ってもらい、それ相応に報酬も上乗せさせてもらおう」
「……ありがとうございます」
 これまで拒むのは流石に礼儀に反すると感じ、報酬を上乗せしてもらえるというのなら、悪い話ではない。
 そう思ってマリアはネックレスを受け取り、社交辞令として、主人の目の前で身に着けて見せた。
 なんと言うのかは知らないが、どこか妖しげに輝く宝石が付いた、銀製の美しいネックレスだ。派手すぎないそれがマリアの清楚な雰囲気によく似合っており、適度な存在感がメイド長としての貫禄のようなものも感じさせる。
「ありがとう。よく似合っているよ」
「こちらこそ、ありがとうございます。それでは……」
『マリア、今夜の夜伽相手をしてくれ』
「……えっ?」
 そして、もう下がろうと思った時。主人は予想外の言葉を放った。
 その言葉が、まるで耳に届いたのではなく、頭の中に直接響いたかのように、脳内に木霊する。
 そして気がついた時。マリアは男の前に跪いていた。
「わ、私は、何を……?」
「自分から私の前に跪くとは、体は仕える気でいるのだな。いいだろう。断ったことは不問にするから、私にその体を差し出しなさい」
「い、いやっ……!そんなの嫌です!ど、どうして……?体が勝手に……いやぁああっ……!!」
 すぐにでも逃げ出そうとするマリアだが、口は動いても体は動いてくれない。
 そうしている内に、男に抱きかかえられるようにして、立たせられると。
「さあ、まずはその立派なおっぱいを見せてもらおうか」
「ひっ……!?」
 男は無遠慮にマリアのエプロンドレスを脱がしていく。
 清楚なメイド服が男の無骨な手で荒らされていき、そして、服の中で窮屈そうにしていた乳房がまろい出る。
「あっ、あぁぁっ…………」
「おおっ……!」
 ぷるるんっ、と激しく揺れ震えながら溢れ出した、まだうら若い少女でありながら、大人びたシックなデザインのブラに覆われた乳房は、服の上から想像できる以上に豊かで、今まで何人もの少女たちを手籠めにしてきた男から見ても魅惑的に映る。
「い、いやっ!こんなこと、もうやめてください……!」
「ならば逃げ出してはどうだ?私は止めはしないよ」
「う、ううっ……!どうし、てっ……!」
 マリアはどうにかこの場から逃げ出そうとするが、体は動いてくれない。そうしている間も、ネックレスの宝石は妖しげな光を帯びていた。
「さぁ、では生おっぱいとご対面といこうか」
「い、いやぁああああ!!!」
 男は嗜虐的に、しばらく無意味なマリアの抵抗にもなっていない時間を楽しんでいたが、遂に痺れを切らしてブラに手をかける。
 たぷたぷのおっぱいに軽く指が触れるだけで、その柔らかさとなめらかさが伝わってきて、いやらしく微笑む。そして。
「あっ、あぁあっ…………」
 ぶるるんっ!
 ブラから解放された乳肉は、ぶるんぶるんと激しく揺れ乱れる。
 雪のように白い肌に、乳房の大きさに比例して大きいながらも、薄桃色で清楚な乳首や乳輪。
 どんな名画家でも描けない穢れなき少女の裸体像に、男の股間のモノは最高潮に勃起していた。
「想像以上だ。マリア。こんな卑猥な体をメイド服に押し込んでいたとはな」
「見ないで、くださいっ……!私にこのようなことをして、どうなるかおわかりですか……!?」
「ふむ。確かに三千院に帰られては困るだろうな。いや、そもそも警察に通報された時点で私はおしまいか」
「そうです……!今ならまだ、戯れということで誰にも言いません。ですから……!」
「だがそれは、君が元の屋敷に戻れたり、警察に電話ができた場合の話だろう?私の目の前から逃げ出すこともできていないのだから、私がそんなことを心配する必要はあるまい」
「うっ…………」
 今もマリアは、たとえ屋敷に裸体を晒すことになろうとも、この場から逃げ出そうともがこうとしている。
 だが、少しも体は動いてくれず、恐怖と緊張のあまりに呼吸が荒くなり、その不器用な呼吸の度に胸を上下させ、ぷるんっ、たゆんっ、とおっぱいを揺らして男を誘うことしかできずにいた。

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