龍夜@吟遊夜会 2019/09/05 16:30

業界で話題の婚活パーティー(短編小説:M向け)

シチュ練習目的(エロほぼ無し:導入的な)

※フィクションです

~男性視点~
【1】

いつも通りの生活を送っているある日、自分の携帯に一通のお知らせメールが届いた
それはオタクな僕がいつも利用しているDL販売サイトからのメールだった


DL販売サイト
題:DL販売サイト主催の婚活パーティーの開催が決定しました!

アニメ、漫画、ゲーム、同人、etc…
そんな貴方の趣味に理解がある方ばかりの婚活パーティーに参加してみませんか?

~~~後略~~~



オフ会気分で貴方も婚活!
申請はこちら↓から
「Htttp:www.****************」

「…まずは公式サイトを確認して詐欺じゃないか確認だな」
それは特に面白みもなく働き、生活して、同人にばかりお金を使う僕には夢の様な婚活パーティーだった。
だから一蹴する事も出来ず、情報が本当かを調べ始めた

「え~っと…開催は…10月で…」


なかなか人には打ち明けられない様な性癖で、オタク趣味ばかりに熱を上げているその事を考えると相手を探す事さえ出来なかった僕にとって「オタクな彼女」という相手はまさに理想だ。
オタクでさえあれば僕がどんな性癖でどんな趣味でも理解してくれる、もしくは不干渉を貫いてくれるかもしれない
お互いにオタクなら地雷には触れないようにする暗黙のルールを分かっているだろうし…

「注意事項は、20歳以上の本気で出会いたい方…まぁいつも通りのあれと同じ感じかな。ホイ、同意っと」


僕はそう意気込んで、注意事項の確認もそこそこに婚活パーティーの申請をしていた







【2】
~婚活パーティー当日~

それはオフ会に行った事もない僕には本当に夢の様な場所だった
ここにはオタク趣味を野次って来るような人も居ない
皆が思い思いに趣味や性癖を語り、それに同調する人、理解がある人が集まり会話が進み、それらに対して男女の隔たりなど無く、熱くなっていた
僕も例外ではなく受付で渡された69と番号の振られた名札を胸に付けとあるグループに混ぜて貰い語り合う事になった

だたこれはオフ会じゃなく婚活
もう少し語りたいな思っていると主催者側から進行があり本格的な婚活が始まった
まぁ要は「女性と話せ」という、相手を探す機会を作ってくれたわけだ

そこで僕は、さっきまで話していたグループで気になっていた女性を探しその彼女に近づいて行った
その彼女は本当にオタクなんだろうか?と言うほどの美人で何処かでモデルでもやっているのかと思うぐらい綺麗な人だった
それに、やはり婚活パーティーという場だからなのか少し扇情的な格好でどうしてもエロく感じてしまう
だけどそれだけじゃない。
さっきまで話していた「囁き」というジャンルでも色々熱く話していたし…

「(あんな美人でオタクな人と結婚…出来る可能性があるなら…!)」
そう思い、覚悟を決めて探そうとしたその矢先…

「あの、すみません…」
と、正面から声をかけられた
そこに居たのはさっきまで考えていた女性だった

「え、あ、は、ハイ!」
「ふふ。先ほど熱く語っていましたのでもう少し詳しくお話出来ればと思って…。よければあちらで二人で少しお話しませんか?」
「も、勿論です!」
突然お目当ての女性に声をかけられ少し声がつかえてしまったが、これは又とない幸運ではないだろうか!

そんな幸運に喜びながら彼女に誘われるまま二人用の席へと移動した

「改めまして、先ほど色々とお話させて頂いた6番の彩(あや)と言います。」
「あ、ぼ、僕は69番の○○と言います!」
「えぇ。良く知ってます…♪」
「…?知ってる、とは」
「ふふ、言葉通りの意味です。先ほど特に熱心に囁きについて語ってらしたので」
「あ、あぁ。そうでしたか…お恥ずかしい限りで…」
「いえいえ、真剣にいろいろ語ってらしたので印象に残っていたのでつい…」

と、そんな他愛もない会話をしながら、徐々に心の壁も無くなり…
最初は向かい合って座っていたのに今では彩さんが移動してきて僕の隣で距離も近く会話している
このまま良い雰囲気になればもしかしてお付き合いが…!
なんて思いながら会話を続けお互いの事を理解をしていった

つもりだった…
「そうですね、僕の趣味は…」
「あ、知っていますよ♪」
「(あれ?さっきまでの会話でそんな事言った覚えは…)」
「○○さんの趣味は…綺麗な女性にお金を貢いでマゾオナニー見てもらう事♪なんですよねw」
「ッ!?」
心臓が止まるかと思うほどドキッとした
突然そんな事を言われたから…と言うのも勿論あるが僕が好んで買っている性癖を知っているのかという点で驚いてしまった
何故彩さんがそんな事を知っているのか…
混乱している僕を見た彩さんは…
「ふふwやっぱり○○さんは注意事項とかちゃんと確認しないでここに来ちゃったんだw」

彩さんの口調がいつの間にか砕けた感じになっているが…
そんなことより彼女は何を言っているのだろう…
何故そんな事が今関係あるのだろうか…
「不思議そうな顔してるねwだけどちゃんと注意事項は読まないと駄目だよ♪でないと私みたいな女に目を付けられちゃうからw」

彩さんみたいな女性?
更に混乱してきた僕に彼女は理由を教えてくれた

「いい?注意事項には『希望者には申請した方の購入履歴を閲覧する事が出来ますので趣味の合う方を事前に見つける事が出来ます』ってちゃんと書いてあったんだよw」

その言葉を聞いて僕の頭の中は真っ白になった…
僕の購入履歴を見る事が出来るという事は彼女には…

「え~っと『貢ぎマゾのマゾオナニー』に『貢いだ彼女に囁かれてするマゾオナニー』、他には『稼いだお金を貢いで破産した僕』、『貢ぎマゾ ~貢ぎ捧げる快楽~』『マゾと囁かれて貢ぐ僕』だっけw凄いよね♪他にも色々あるけど買ってあるほとんどが「貢ぎマゾ」って性癖がモロ分かりのマゾ向け作品ばっかりでw」

顔が熱い…
体中が熱を持ってしまったかのように熱く、汗がじんわりとしたって来る・・・
そして…
彩さんから色々言われて興奮して勃起してしまっている僕の股間に彩さんの手が置かれた

「ふふwマゾって言うのも本当っぽいねw私から図星突かれてこんな人が大勢いる場所でチンコ固くしてるんだからw」
耳元で囁きながら彩さんの手が、服の上から握ったり撫でたりくすぐったりと自在に動き僕は何も考えられず彼女に弄ばれる
「こうやって「マゾ」って囁かれながらチンポ弄られるの大好きなんでしょ♡それに…私にお金貢いでみませんか?♡」

僕の購入履歴から推測したのか、的確に僕の興奮する言葉を重ね…
射精には至らないもどかしい責めで僕を追い詰める…



「ねぇ○○さん、私少し買いたい物があるんだけどちょっとそれが値段高くて…」

彼女の甘い声で囁かれる度、僕の意識はとろけてしまう
もう僕のチンポからは我慢汁が溢れ、ズボンには少し色が滲んでしまっている

「今から場所を移して二人っきりで相談に乗ってくれませんか…♪」

僕は手綱を引かれた犬の様に彩さんに促されるまま婚活パーティーを後にし、ホテルへと向かっていた…





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ちょっと巷で流行ってるようなので「貢ぎ」のシチュ練習も兼ねて短編小説を
MHWとか落ちついたり、好評だったり、気が向いたら続きだったり、女性視点なんかも書くかも…

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