・活動内容

エチチな皇帝、エチチ皇帝です。
ここでは定期的に、創作に関わる活動報告をします。

帝国の機能が価値の衝平にあるならば、話を民族、宗教、国境や貨幣の統一に限らずとも、別によいと思います。
実際に逐一見てきたわけではないので本当かどうかは知りませんが、生命の誕生や進化は偶然らしいです。地球誕生より45億年来、効率的な自己複製を繰り返していくうちにやわなRNAよりDNA、真核細胞から自分らに有利な環境を作れる多細胞生物へガラガラポン。さらに遺伝子の複製と存続に便利だからと有性生殖が育まれ、生物たちは海の時代水かきに使っていた尾で捕食者を追い払い、陸の時代獲物を捕るために使っていた爪で岩肌を登り、空を飛ぶために使っていた翼を広げて求愛行動を遂げるようになりました。
人間様だって一緒です。本来は木を登り、狩猟採集時代には投槍を握るために使っていた我らの手は、いつしか握り合うことで友好の証に使われ、櫂を握り、筆を握り、キーボードを叩き、今日にはオナニーやコンドームを被せるためのツールとして、この高性能マニュピュレーター、おててを使っています。
別に侮蔑や攻撃する意図はありませんが、こうした進化論的見方を最も強固に否定するのは、おそらく運命の存在を信じるキリスト教徒でしょう。人は神によって造られたのだから、そんなことはないというのが彼らの意見です。運命の寄る辺を求める、その心までは否定しませんが、旧約と新約を比べ読むだけで明らかな恣意性―その時代に影響を受けたであろう他宗派の流入―が感じ取れますし、今日LGBTを祝福するローマ教皇の柔軟な態度を見ても、時代の波に都度揺すられ、定められた宿命や本分を変更することは、如何なる伝統宗教でも例外ではないことの証左と言えるでしょう。
故にこそ、我々は自らの運命を自らで決められるのです。

エチチ帝国は、積極的にオナニーするためのサークルです。
それもただのオナニーではありません。生殖と性的快楽の価値を逆転させ、セックスの代替や単調な現実逃避で満足しない、できる限り、最上級の、ド級のオナニーを目指します。
あらためて、帝国は価値の衝平を生み出します。そしてエチチ帝国は生殖器からジェンダーロールに至る性に纏わる全てを、唯純粋に快楽を追及するための道具と見なし、この価値観を四方の世界へと押し広げます。今日まで続いてきた子々孫々の家系図も、莫大な進化の系統樹も、後世に何かを伝え残すという、猪口才生命の既存価値を、木端微塵に再定義します。拝啓－真核細胞から父に至るまでの先人様へ。君たちは種を残すために生きたのではありません。今日我らが味わう、オナニーという峻烈のために生きたのです。

雄弁銀、沈黙金、されど逸る我が心はプラッチナ～☆
旗を掲げよ！！鐘を鳴らせ！！エチチ帝国万歳！シコって至って涅槃にて！！エチチ帝国万々歳！！！

エチチ帝国代表　エチチ皇帝