平凡な学生時代のエピソード
いつの記憶だろうか。
過去をあまり大事にしていないせいか、いつだって過去の映像は他人ごとのようで……ピントの合わないカメラで写した写真みたいにぼやけている。
……別に見る必要もなく、現実世界の僕は、眠ろうとしている。
過去の記憶は……実際に起こった事柄でありながらもだいたいは今には影響がない自分の脳髄の棺に閉じ込められているだけのものなので、まあ、用済みデータみたいなものなのだろうけど、たびたび何かに刺激されたのかひょっこり顔を出す時がある。
……坂道。
熱されたアスファルト。
うだるような暑さの中、陽炎が揺れている。
親の転勤に……喘息の治療が重なり、留年しながらマンションで卒業まで一人暮らしになった。
こうなれば普通は転校させるだろうと思っていたのだが……交友関係もあるだろうし……などで何かしら噛み合わなさを感じながらも……まあ、しぶしぶ、卒業まで頑張った時の記憶みたいだが……
確かこのとき、僕は……殺し屋の少女に命を狙われており、関わりたくない人間ではないものたちに無理矢理に童貞を逆レ○プで奪われ、最後には、殺し屋の少女に命を救われたりした……
まあ、狐耳のお姉さんの筆下ろしは気持ちよかったけど、僕は、これが原因で、年上のお姉さんが怖くなったんだっけな。
殺し屋の少女は、僕に取り憑いていたある種の怨霊を狙っていたようで……まあ、無茶苦茶良い子でした。年下だった。
まあ……あまりにも普通で申し訳ないのですが、都会から離れた町で暮らすことになった学生時代の平凡なエピソードを少し書きます。
まず……狐耳のお姉さんから。
知ってる人は知っていると思うのですが……この世界には普通に、あやかしが存在し、まあ、サキュバスも普通にいます。
まで書いたのですが……楽しすぎて頭🧠がドカーンとなりそうだったのでやめます。昔は、こんな日記サイト多かったよね。ちなみに、実話です。
あの日から、僕たちは、真実を記憶できていない。
たまに浮かぶまぼろし……
果たしてそれは……
流石に後で消すかな……
機密事項だし……