ふと思いついたこと

あと一枚で、ナッシュ×ユミルデ分のCG作業は終わりです。
次はテオドラ×ピアジュに作業を移行します。

ナッシュが何故あんなふうになってしまったのか、作業をしながらずっと考え続けていました。
…考えるほどのことじゃないのはわかっているんですが…（笑）

ナッシュも、実は案外甘えんぼなのかな…と。
必要以上にベタベタしたり、意地悪したり、恥ずかしい言動でユミルデを困らせる背景には、ユミルデを愛する気持ちの他に、永遠に手に入らないと思っていた彼女を自分だけのものに出来たこと、純潔を奪ったのは自分だという優越感、ユミルデが知っている男は自分だけだという支配欲…などの諸々が
あったから、なんじゃないかと思います。
小さな子が母親の愛情を計るために、わざと悪戯したり、怒らせたりする心理と似ているかな。
それで、自分の思い通りの反応をもらえれば嬉しがるという。
ユミルデを甘やかしつつ、自分もどっぷり甘えてるんですね、彼は。
さらにナッシュは、かなり長い間イプシロンとユミルデが肉体関係を持っていると勘違いし続けていた
ので、その溜まりに溜まった鬱憤が、今一気に爆発している状態なのかもしれません。
今まで押さえ込んできた衝動、愛情。隠す必要がなくなった本当の自分。それらすべてをユミルデに
受けとめて欲しくてしょうがないんです。おそらくは…

でもナッシュの小賢しいところは、それをユミルデが拒否することはないと計算尽くの上で彼女に迫っているところだと思います。
このあたりが、曲がりなりにも頭が良いという設定の名残…なのかなぁ。

ユミルデはユミルデで、「ナッシュに嫌われている」と勘違いし続けてきたので、ベクトルは違えど、
彼女もまた積年の鬱憤を無意識に発散している状態なのかもしれないですね。
だから、どんなに恥ずかしい要求にも従ってしまうし、どんなに意地悪をされても嫌いになれない。

つまり、この二人は甘えんぼ同士のカップルだったんだ、と。
そんなことに今気付きました。
……しょうもない考察ですみません；
でも個人的には、一つの解答みたいなものを導けたような心境です（笑）。
二人とも相手を縛り付けている、縛られている、という意識は全く無いのと、テオドラとピアジュの存在がアクセントになっているため、マンネリにならないで済んでいるのかもしれません。

以下は拍手の返信です。いつもありがとうございます。

＞らい様
怪我の件につきましては、大袈裟に騒いでしまい、ご迷惑をおかけしました。
今は傷も殆ど塞がり、生活にも作業にもなんら支障を来たすことなく、快調の兆しを見せております。

体験版プレイしていただきましてありがとうございます！
「ネジをあの世に置いてきたナッシュ」…すみません、あまりにも絶妙の表現に爆笑してしまいました。
確かにその通りかもしれません（笑）。
エリゼはミオ×コーディリア編でも少し触れているので、ナッシュ×ユミルデ編にもゲスト登場させてみました。萌えていただけて嬉しいですｖ
悪魔軍の内情も、そのうち詳しく書けたら…と思います。

テオドラは、ある意味ナッシュ以上に鬱屈した時期に耐えてきた人なので、報わせてあげたいと思っていました。
色っぽいと言っていただけで嬉しいです！ ありがとうございます！
ピアジュとのやりとりを楽しんでいただけたらと思います。

ミオは、ピーターの印象の方が強いのか、どうしても比べられがちですね。
かくいう私もそうなのですが（笑）、意外性を感じ取っていただけましたら幸いです。
コーディリアも、実は結構エロい人だったりします（笑）。
この二人は、他2カップルと毛色が違うので、テキストを書くのがとても
楽しいです。

こちらこそ、いつも丁寧な感想をくださいまして、本当にありがとうございます。
ゲーム形式は、前作のアンニュイ天使が初めてでしたが、SSや漫画とは違った感動があって、とても楽しいです。
あれも描きたい、これも描きたい、そんな煩悩丸出しの構想で突っ走っているせいか、無駄に差分ばかりが増えてしまい、自分で自分の首を絞めている状況ですが、皆さまに少しでも楽しんでいただけるような作品が出来上がったら…と思います。
応援のお言葉、本当にありがとうございました。がんばりますね！