Aqua-baiser 2010/05/13 02:40

キャラ語り③

テオドラ×ピアジュを描いています。
この二人は、テキストもですが、絵もすらすらと気兼ねなく描けるような気がします。
この感覚、二人のイメージに似ているなぁ、なんて思いながら、大好きなペン入れと下塗り(途中まで)をやっていました。

以下は、テオドラのキャラ語りです。
前回のナッシュからずいぶんと間が空いてしまいました。すみません;

【名前の由来】
・女名前の男天使
学生の頃つけた名前です。
何の本か忘れてしまいましたが、学校の図書館で読んだ小説に、「テオドラ」という名前の登場人物が出てきて、それで「いつかテオドラという名前を使ってみたいな」と思ったのが切欠だったと思います。
女性名ですが、どこか毅然とした男性的なイメージもある名前だと、その時感じました。

裏設定として、女の子が欲しかったテオドラの母親が、強引に女名前をつけて、テオドラをしばらく女と
して育てていた…というのが一応あります。
後に妹が生まれ、テオドラは母親の呪縛から解放されますが、その反動でナンパ(自分はれっきとした男だ、だから女を口説くんだ、という極端)な性格になりました。

その上で髪を伸ばしていたのは、一時期の母を憐れむ気持ちや、幼い頃の思い出など、複雑な感情が絡み合った上での行動なのかもしれません。
子供の頃は女名前にコンプレックスを持っていましたが、今現在の彼は自分の名前をとても気に入っています。

苗字の「シェレグ」は、ヘブライ語で「雪」という意味です。
彼の雪が好き、という設定を見て、以前の苗字から変更しました。

【初期のキャラクター設定】
・殆ど変更なし
……性格も印象も、昔とあんまり変わっていない気がします(笑)。
ナッシュと違い、多少の情は持ち合わせているキャラでした(そういうつもりで当時描いていました)。

【実際のキャラクター設定】
・勝手に動いてくれる楽なキャラ
テオドラはとてもスムーズに動いてくれました。
何をしてもいきいきしているので、私自身、彼を便利屋的に扱ってしまっていた部分もあるなぁ、と少し
反省しています。
でもおそらくテオドラ本人は、誰かに頼られている、それが重荷になっている、などはまったく考えもしていないんじゃないかと思います。
何の疑問もなく、それを当たり前のことと受け入れている。
自分が誰かのために動くことをまったく苦痛に思っていない。そんな男です。
ピアジュやナッシュにも言われていますが、ちょっとお節介かもしれませんね。
でも押し付けがましさは無い……ように、書いたつもりなのですが……どうでしょう;

・規律と束縛が嫌い
きつく締め付けられること、その締め付けを他人に強○することが大嫌いです。
欠落天使を蔑むことが当たり前、という天使にとっての常識は彼には通用しません。

・柔軟な考え方ができる
変わりもの認定されているテオドラですが、そんな彼でも他の天使と同様、悪魔が敵であるということ、人間が取るに足らない下等生物であるという認識が根付いていました。
ところが、ナッシュ死亡とその後の展開により、彼はあっさりとその認識を覆します。
しきたりやプライドなどには拘らず、あくまで「今何をすべきか」という最善の考えに則って行動します。

・自分を多く語らない
本人的にはまったく意識外のことなのでしょうが、他人に構いたがる一方で、テオドラはあまり自分に
ついて深く語ろうとはしません。
尋ねられても、飄々とかわして誤魔化してしまうようなイメージがあります。
不思議なことに、私自身も、テオドラが自分の内面を曝け出す姿がまったく想像できないのです。
…なんだかちょっと興味深いところです(笑)。

【デザイン・ビジュアル】
・別キャラの流用
新しい方の衣装です。
元々は「木の『精霊の魂を持つもの』ハルシオン・アウディ」というエルフの格闘家、その仲間のエルフ用に描き下ろしたものだったのですが、テオドラに似合いそうだったので、思わず流用してしまいました。
一部違う部分もありますが、ほぼ同じ衣装です。

・三つ編み
当時、「長髪の男キャラが、不測の事態により短髪になってしまう」という展開を描きたいがためだけに、彼の髪型は設定されました。
でもゲームを作ることになって、彼の三つ編みを描くのが思いのほか楽しかったので、今はちょっと残念に思います(笑)。

・瞳の色
ナッシュの瞳より、ややシアン寄り…という漠然としたイメージがあります。

【交友関係】
・男女共に人気者
明るく、おしゃべりで、人懐っこい性格。友達はたくさんいます。
ナッシュとつるんでいる、欠落天使のユミルデにも平等に接する等、変わりもの扱いされている面もありますが、それをひっくるめて彼の社交性は、多くの天使をひきつけてやまないものです。
でもテオドラ本人は、なんだかんだ言ってもナッシュと一緒にいるのが一番好きだと思っています。
互いの性格が正反対であることがわかっているから、相手に対しての興味が尽きない。
だからナッシュといるのは楽しい。
そんな風に考えているんじゃないでしょうか。

・ピアジュとの関係
物心つく頃から一緒にいた幼なじみです。
ナッシュやユミルデと違い、二人の家族は今も存命なので、お互いケンカしながらも気兼ねなく接して
きました。
なおピアジュは、テオドラが小さい頃に母親に受けた仕打ちの数々を知っていますが、どんなにケンカをしてもその過去には一切触れようとしません。
ピアジュの中でそれはタブーになっており、テオドラにその話題を出すこともありません。

【家族構成】
・父、母、兄2人、妹ひとり、弟ひとり
5人兄弟のちょうど真ん中です。
全員が天使軍に所属していますが、詳細までは設定していません。

【能力】
・剣術
ナッシュほどではありませんが、ソロネ隊で上位に来る程度には使いこなせます。

・体術
実戦で使うことはほぼ皆無ですが、たまにナッシュと組み手をする程度には嗜んでいます。

・魔法
冷気系の魔法が大の得意です。

どちらかといえば、肉弾戦よりも魔法戦の方が得意です。
単純なステータスで言うと、
力、体力、(武器の扱いなどの)技術力はナッシュが勝り
スピード、魔力、対魔法耐性はテオドラが勝っている、という感じですね。

【趣味、特技など】
・ナンパ
思春期~青年期の頃は、自分の過去と母親への反発でなかば自棄気味にナンパしていましたが、
いろんな女の子と付き合っていくうちに女の子そのものが大好きになっていました(笑)。
なので、彼が女の子を口説くのはごくごく自然のこと、ライフワークです。
唯一ナンパの対象にならないピアジュは、逆に特別な存在であると言えます。

・空中散歩
晴れた天気のいい日などには、一人でのんびりと空を飛んでいたりします。

【Hシーンについて】
・次回作で…
…えっと、これは次回作のネタバレになってしまう部分なので、申し訳ありませんが今回はノーコメントということで(笑)。

【反省点】
・便利屋
上の方でも書きましたが、彼を便利屋として都合よく扱ってしまっていた部分がある…というのは
否めないところです。
なので、次回作では、彼の心情をもっと掘り下げて書けたらと思います。

次回作のネタバレになってしまう項目が多く、そこを避けて書いていたため、あまり突っ込んだことが
書けずに申し訳ない限りです。ナッシュやユミルデと比べると短いような…;
次回作が発表できましたら、また改めて語ってみたいと思います。

次はピアジュですね。

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