Chastity Fancier 2023/03/09 12:25

【創作SMプレイ紹介⑲】抱き枕・眠る迄のルーティン

お久しぶりです。
創作プレイ…ご無沙汰でしたが、また初めて行けたらと思います。

全然更新してないのに、ci-enランキングかなり上位で驚いています。
皆さん支援や閲覧ありがとうございます!!


ということで⑲回目は…
抱き枕化調教です。

これ結構好きなプレイです(笑)
女性上位×マゾ男性としてお読みください





ご主人様と一緒に眠る…それはマゾにとって、とっても幸せな事ですよね?
肌を重ねることはとっても気持ちいいし、相手の匂いや温もりに感じて、
安心しながら眠るのは、ご主人様にとってもマゾにとっても大切な時間…

でも…性欲をぎりぎりまで高めて、いつも脳みそトロトロのマゾさんは
いつご主人様に襲い掛かってもおかしくないですよね?

寝てる間に悪戯されるかもと思ったら、ご主人様が安心して眠れませんよね?

だから手は後ろ手に縛ります。
足もひと纏めにして拘束しましょうね?

…ほら、もう何もできなくなった。
ご主人様に手も足も封じられて悪戯できなくなった。

これでもう朝まで、襲われる心配はありません(笑)
あったかくて抱きしめると心地いい「抱き枕」の完成です(笑)

ここからは眠る前のルーティン。
今日も一日、一生懸命ご主人様のために頑張った、ご褒美の時間です。

お互い衣服は一切身に着けず…
照明を消して、お部屋は「真っ暗」…
手探りじゃないと相手の顔もわからない闇の中…

相手の存在を確かめるように
優しく「抱き枕」を抱きしめる…

「暖かいね」「今日もお疲れ様」
優しい言葉を耳元で囁いて、頭をナデナデ…

何度か、おでこにキスをして、たっぷりの愛情を伝える…
マゾの存在の全てを優しく肯定してあげる…

ルーティンはもう始まってる
この状態になれば「勃起する癖」は、もうすでに付けてある

ご主人様の素肌の感触…
ご主人様の匂い…
ご主人様の声…
抱きしめられることへの安心感…
全てに幸せを感じて、幸せの中で勃起する。

「…いつもの始めるよ?」
ご主人様の声が聞こえる
その言葉を待っていたかのように、
拘束されて不自由な体をくねくねさせて、
おちんちんを一生懸命ご主人様の身体に擦り付ける

「ん~ちゅっ💛ちゅっ💛あ~ん、れろれろ~」
ほどなく始まる深いキス…
一度始まれば、数分~数十分、ご主人様が満足するまで終わらないキス

お互いの温度が一緒になるまで…
お互いの味が一緒になるまで…終わらないキス…

キスされてる間だけ、ご主人様の身体におちんちんを擦り付けることが許可される。
でも射精は許可されていない。
許可されたのは、興奮すること。
命令されたのは、興奮し続けること。
キスされている間は、腰を動かし続ける。
興奮し続ける。

一生この時間が続けばいいと思える幸福。


…でも…終わりがない幸福に、次第に辛さが勝る。

「幸福」の後には、「絶望」が待っている。
「幸福」と「絶望」…二つはセット。

幸福を感じた分だけ、後から続く絶望は深くなる。

じりじりと性欲を炙られ続け…体は、とうの昔に限界を超えている。
耐えているのは、ただご主人様のため。
耐え続ける心に、次第にヒビが入る。

「くすくすっ💛」

ご主人様はキスしながら、器用に笑う。
真っ暗でお互いの表情はわからない。
でも、密着してるクチビルから、意地悪な表情が想像できる。

マゾの葛藤も限界も興奮も…クチビルを通して、ご主人様に全部伝わる
腰の動きが早くなる…、一番の幸福を求めて本能が理性を上回る。

もう怒られてもいい…。
たとえお仕置きされても、いまここで射精したい…。
何日も溜め込んだ精子が飛び出す準備を始める…。



……ご主人様は見逃さない



「はい、今日はここまで💛」

キスが終わる。
僕の腰はまだ動き続けてる。
幸福を取り上げないで
絶望を与えないで、と懇願するように…

いつもはすぐに止められる腰の動きが今日は止められない
本能を理性で抑え込めない…

ルーティンはここまで
キスが終われば、就寝の時間。
もう動かない。ご主人様の眠りは妨げない。
「抱き枕」になる時間。

わかってるのに、腰の動きが止まらない…

「くすくすっ💛」
ご主人様は静かに笑う

その後続く言葉は「叱責」でも「嘲笑」でもない。

「…い~ち💛…に~い💛…」

ご主人様がただ「カウント」を始める。
一瞬で全身の血の気が引く
なけなしの理性をかき集めて、腰の動きを止める

…うぅぅ…。苦悶の声
…勝手に口から声が漏れ出る…。
身体は全く痛くない…。
ただ腰の動きを止めるだけで、とてつもないストレスが襲ってくる
心に負荷が掛かる…。


「…さ~ん💛…くすっ💛頑張ったね💛」


ご主人様から褒められる
ご主人様の胸に顔を埋めて、幸福と絶望を抱えて静かに泣く…。
もう動かない。もう動けない。
少しでも腰が動けばまたカウントが始まる。

優しく頭を撫でられて…
ご主人様の柔らかさを感じて…
ご主人様の匂いに包まれてながら…

じっと耐える。
ただ耐える。
油断すれば、すぐにでも始まってしまう腰の動きを理性で抑え込む。

「えらい💛えらい💛でも3秒遅れたから、3日間射精延期ね?」

たった1秒の遅れが24時間のお仕置きに置き換わる。
圧倒的な理不尽。
心の防波堤が崩れ…ボロボロと涙が溢れる…

静かに泣く。
…だってご主人様はもう眠るのだから。

「明日またカレンダーに『×』を書こうね…💛、射精…また遠のいたね💛」

ご主人様は楽しそうに笑う。
マゾの感じる絶望はご主人様の大好物だから。

僕は絶望に押し潰されながら興奮する。
絶望に興奮する。絶望に幸福を感じる。

「モゾモゾするなよ?…もう寝るんだから」

ご主人様が耳元で囁く
興奮しきった男性を抱きしめながら、安心して眠りにつく。
興奮しきったマゾを一人取り残して、心地よい眠りにつく。

「私の匂いに包まれて眠りなさい」

ご主人様の甘い体臭に包まれて…
…僕は今日も眠れない。

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