ベルに改造された達磨ケモ耳さん

どこにでもありそうな田舎の村のお知らせ用ベルに改造されちゃったケモ耳さんのお話です。
また文章考えてたらやたら長くなってしまったので、別にSS付です。
文字アリの差分は8枚です。

地の文はどうにも難しいので、セリフオンリーで進行したほうがいいかなぁ…


とある何の変哲のない小さな田舎村の入り口に、ケモ耳の少女は設置されていた。
ヒトの背丈以上の鉄の支柱に、埋め込まれているように見えた。
しかし、よく見ればその肩と太ももが埋め込まれている支柱は手足よりも明らかに細く、切断された四肢を無理やりに支柱に接続されているものだと解る。
四肢を切断されて支柱につながれているという以外にも、その姿には異常が現れていた。
股下したからは大量にイボのついた、それこそ太ももと同じくらいの太さはありそうな赤黒い突起がケモ耳の少女の膣を串刺しにし、その腹部を内側から盛り上がらせている。
内側から押し出された臍は外へ飛び出していて、そこには子供の指の太さほどもありそうなピアスが貫通している。
腹部を内側から押し上げる突起のイボの一つ一つは、少女の膣の中身の性的な快楽を得る場所を的確に刺激するように作られており、不規則に膣内を抉るように振動し、グネグネと動きまわり、少女の脳内を快楽で染め上げる。
さらに目を引くのは、その乳首とクリトリスと思われる皮のカバーとベルトで包まれた突起だった。そのどちらも普通では考えられないほどに肥大化し、乳首は手の指を束ねたほどの太さになっており、クリトリスに至っては、子供の腕と遜色ないほどの太さと長さになっていた。
そして、その三つの突起には臍に通されているのと同じようなピアスが付けられている。
それぞれの突起の、念入りに改造され、1ミリでも刺激を受けようものなら悶絶するほどの快楽が走る、そんな部位を指の太さほどもあるピアスで貫通させられていた。
唯一クリトリスだけが、さらにそのピアスから紐が垂れていて、その先には小さなベルがぶら下げられている。
それこそがケモ耳の少女の設置されていた理由だった。
その少女は村のお知らせ用のベルとして、設置されたのだった。



もともとは、この小さな田舎の村の、必要があるのかすらわからない新米の衛兵として着任したばかりの、責任感と義務感に緊張しつつも、新しく始まった仕事に心を躍らせる、ただの少女であった。
朝は早く起きて、村の入り口に詰め、日が沈むころに宿舎に帰る。
滅多にないことだが、モンスターや盗賊などが近づいてきた場合は、入り口に備え付けられているベルを鳴らして、村人たちに知らせる…そんな何の変哲もない毎日を、それでも幸せに過ごしていた。
そんなある日、少女はふと、村の入り口から少し離れたところに不審な人影を見つけた。
全身をローブで覆い隠し、顔も見えないほどフードを深くかぶった、どう見ても不審者然とした姿に、少女は思ってしまった。

(あんな不審な見た目をしているし、きっと後ろ暗いヤツに違いない。捕まえたらきっとみんなに感謝される…!)
普段の何の変哲もないが、幸せな毎日を、しかし、少女は心のどこかでは退屈な日々だと思ってしまっていたのだろう。その中に現れた、異物に、いつもとは違う刺激を求めてしまったのかもしれない。
『不審なものを見かけたらベルを鳴らす』そんな取り決めがあったにも関わらず、少女はその不審者に声を掛け、近づいて行ってしまった。

「おい、そこの不審なローブの奴!そこを動くな!そこのお前だ…!怪しい奴だな、ちょっと話を聞かせてもらうぞ…!」
滅多にない珍しいことだ、心のどこかで、これは手柄だとはしゃいでしまっていたのかもしれない。

「捕まえたぞ…!顔を見せ…ろ……ぉ…」
不審者に近づき、そのローブの肩付近を乱暴に掴み、フードを取り払おうとしながら、威圧的に話しかける。しかし、そのセリフを言い終わる前に、相手の目を見た瞬間に少女の目から意思が消え、ぼんやりとしたものになる。
そこで少女の意識は途絶えた…。



そして、次に意識が戻った時には、村の入り口の有事の際に鳴らすようにと説明された、「ベル」そのものになっていた。
目が覚めた瞬間は混乱し、なんだかわからずに悲鳴を上げそうになった。しかし、その瞬間、少女は自分がベルであるという事実を「思い出す」。
ベルは、だれかに鳴らされてこそ、鳴ることが出来る。

「フーっ♥フーっ…♥フゥー…っ♥」
快楽に息を荒くしながらも、声を飲み込む。

(…勝手に鳴るベルなんて不良品だ…。私はそんな不良品ではない…!しっかり責任をもってこの仕事をやらねば…!)
そう、意識をしっかりと持てば、周りの状況や自分のことが認識できるようになった。

四肢を切断され、支柱に括り付けた自分の体をみて思う。
(ベルに移動するための手足など不要だな…!ベルとしての職務に専念できるように達磨にしてくださったことに感謝せねば…!)
自分の手足がなくなったことに対して、誰だかもわからない対象に感謝をする。

膣に無理やり突きこまれ、膣内を抉り続け、子宮を押しつぶし、臍を内側から押し上げ、快楽を流し込み続けるその股間のイボまみれの張型を膣と子宮で感じ取る。
(あああ♥この、ずっとベルとして使われるのを待ち続けなければいけない仕事に♥退屈しないようにこんな素晴らしい玩具を頂けるなんて♥私は本当に恵まれているぅ♥♥私のおまんこの感じるところを全部刺激できるように♥♥丁寧に解析された感じるところ全部刺激できるように♥特注で靴られたバイブだからッ♥1ミリ動くだけですぐアクメしちゃうくらいに気持ちイイィ♥♥)

無意味に肥大化させられ、感度を限界を超えてあげられた上に、もっと感じるように改造された箇所に極太のピアスを通された乳首を感じて思う。
(私の♥貧相で無価値だった胸を♥こんなにもメスとして気持ちよくなれる♥立派な乳首に育て上げてくれるなんて♥♥嬉しすぎる…っ♥こんなに豪華なピアスまでしてくれて♥ピアスが揺れてピアス穴こすられると♥電流が走ったみたいに気持ち良くなる…っ♥♥)

無様に肥大化し、その姿を晒すこともできず、革製のカバーで覆われ、ベルトでギチギチに縛り上げられ、乳首と同じように念入りに改造された、クリトリスのなかでももっとも気持ちよく感じる個所にピアスで穴をあけられ、そこにベルを吊り下げられたクリトリスを見て思う。
(浅ましく勃起してイきたがってるクリトリスが♥勝手にイけないように厳重にカバーしていただけるなんて♥なんて優しんだろう…っ♥♥風で撫でられただけでイくような変態クリトリスが悪いのに…っ♥ギッチギチにベルトで縛られても、反省せずにピクピク動いて♥アクメしようとするクリトリスはしっかり封印処置するのは当然だな…っ♥♥ああ、でもこんなに変態的なベルとして就職できるなんて、私は本当に幸せ者だぁ…っ♥♥)
その顔はだらしなく緩みきり、生き物としての理性や、尊厳など存在しないかのような表情になっていた。

しかし、快楽に流されそうになったと認識した瞬間、頭のどこかがピリっとしびれるような感覚が走った。
その瞬間、少女の意識がクリアになり、ベルとしての職務を果たすという自分の最大の目的を思い出す。

(そうだった…♥これは私が気持ちよくなるためのモノじゃなく、ベルとしてしっかりと、こっけいで♥惨めで♥無様に♥職務を全うするための改造だったんだ…っ♥真面目に仕事をこなすように、キリっとした表情で過ごさなくては…!)
「フーっ♥フーッ♥フーっ♥フゥーッ♥フー…っ♥」
気を抜けばアヘ顔を晒してしまいそうになるほどに体内を快楽が暴れまわる中、必死に表情を取り繕おうと、歯を食いしばり耐えていた。


そんな中、不意にクリトリスに繋がれたベルが鳴らされる。
そのベルから垂れ下がる紐を掴んで、少し遠慮がちに鳴らしているのは、村の子供たちの中でも一番小さな少女だった。
少し離れたところでは、衛兵の気を引いている別の子供たちが居る。有事の時以外には鳴らしてはいけないベルを鳴らす…子供にはよくあるやってはいけないことをしたい、という度胸試しだったのだろう。
有事でもなく、ベルを鳴らしたのは衛兵でもない…しかし、鳴らされたのであれば、ベルは鳴らなければならない。

ベルが鳴った時の衝撃は、特殊な振動波となり、クリトリスのピアスへと伝わる。その振動は改造されたクリトリスともっとも相性が良く、快楽が浸透する周波を持つ振動の波だった。
その振動の波は電流のようにクリトリスを駆け上がり、陰核脚を貫き震わせる。その刺激に膣は力の限り挿入されていたディルドに喰いつき、かみ締める。脳が認識する前に体が勝手に絶頂し、ガクガクと腰が痙攣する。勢いよく潮が撒き散らされた。
「ふっ♥はっ♥ふぅッ♥はふっ♥ふっ♥ふっ♥フっ♥ハっ♥…」
(鳴らされたッ♥ベルが鳴らされた…っ♥でもまだ駄目ッ♥まだアヘ顔晒してアクメ声出しちゃダメ…っ♥ちゃんと脳みそ壊す快楽が来てからじゃないと…ッ♥)
息を荒くしながらも、まだ刺激は脳まで伝わっておらず、今か今かとベルとしての職務を果たす瞬間を待つ。

その刺激は脊髄を通り、胸のあたりまで到達する。
その瞬間、肥大化した乳首から母乳が噴き出す。乳首はそれぞれが別の生き物かのようにびくびくとのたうちまわりながら、快楽の証として汁を噴き出し続ける。
そんな無様に踊り狂う腰や、乳首を視界の端に収めながらも、少女の頭の中にはあと少しでベルとしての役目を果たし、アクメに狂うことが出来るという期待感でいっぱいになっていた。
「ほッ♥ほっ♥ほッ♥ほッ♥ォほッ♥ふホっ♥ほぉッ♥ぉホっ♥ほッ♥…」
(来るっ♥来るッ♥クるッ♥クる…っ♥)

そしてその刺激は脳みそまで到達する。
「…おッ!?お゛ッ…!!?」
その瞬間すべての思考は停止し、荒くなっていた呼吸すら止まった。

その数舜後、目を見開いた表情で、噛み合わない奥歯をガチガチと鳴らしながら、奇声を上げ始める。
「ひぐっ♥ピギッ♥アギャ♥ふぎィ♥」

その視線は裏返り、涙と鼻水と涎でドロドロになった無様な表情を晒す。
(ああ♥私、今最高に惨めなアヘ顔晒しながら絶頂してる…っ♥)
正気とは思えない表情をしながらも脳みその冷静な部分が少女自信をこき下ろす。

そして、体の中にたまった快楽をまとめて吐き出すかのように、少女のアクメ絶叫が響き渡った。
「ああああああああああっ♥♥あぁあああっぁあ♥あッあああぁああああッーーーッ♥♥♥あ゛ーーーーッッ♥あッーーーーっ♥♥あああぁあああああああぁああ…」
その命を絞り出すかのような絶叫は、衛兵が子供のいたずらに気づいて止めるまで村の中に響き渡り続けた。


「あーー♥あー♥あーーー♥あ゛ーーー♥♥」
(気持ちイイ♥気持ちイイ♥キモチイイ♥キモチイイ♥……♥♥♥)
いたずらでベルが鳴らされたあと、ベルに加工された少女は、あまりに強烈な快楽刺激で壊された脳細胞が再生させられるまで、壊れたような笑顔で幸せそうに笑い続けていた…。







■とある少女のお話――――――
彼女は自分の背が村の子供たちのなかでも一番小さいことを気にしていた。
仲の良い友達からも良くそれでからかわれたりしていた。
体が小さいからこそ、自分は子供じゃないし、勇気があるということを見せたい、という気持ちが強くあった。
だからこそ、大人たちが何かあった時にしか鳴らしてはいけないというベルを鳴らせたら認めてやる、というやんちゃな友達の言葉を真に受けてしまった。
そんな友達が衛兵さんの気をそらした隙にベルを鳴らすことに成功した。
…ベルを鳴らしたあと、衛兵さんに見つかってこっぴどく叱られてしまったが。
しかし、仲間たちからは勇気があるんだな、と認められたことは嬉しかった。

褒められるたびに、勇気をたたえられるたびに下腹部が熱くなるような気がした。
ベルを鳴らしているときから、この熱を覚えていたように思う。
そういえば、雨も降っていなかったのに、ベルを鳴らした後に手がべたべたに濡れていたのは何だったのだろうか…?
いたずらの緊張からか、妙に汗だくになっていた気もする。誰も、何も言わなかったので、彼女も気にしないようにしていたが。

それにしても、この村には、何故あんなにも有事を知らせる「ベル」がたくさん設置されているのだろうか…?
以前にはそんなにたくさんなかったような気がする…。
というよりベルを鳴らした後に、実は同じようなベルがたくさん並んでいることに気づいたような気がする。
そんな若干の不安な気持ちを抱えながらも、小さな冒険を達成し、仲間たちから認めらたという満足感を小さな胸の内に覚えながら、布団の中でまどろんでいくのだった…

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