投稿記事

ゲソ通購読プラン(無料)の記事 (378)

戦闘システムのクリッカブルマップ(3)

『偽ヒロ対代ヒロ』の戦闘システムの見た目はこんな感じになります。


本作ではヒロインに勝つことはできず、必ず負かされてしまいます。
ですのでヒロイン側のHPはなく、主人公の興奮度と快楽度のゲージが上部に表示されています。
また、本作はリアルタイム制ではないので画面左右の行動ゲージもありません。
『淫姫対学生』と同じようなターン制になります。

攻撃目標として選択できるのは、背景を含めて全部で10箇所になります。
マウスカーソルを身体の各部位に重ねると、次のようにハイライトされます。

顔に重ねると・・・

服の上側を選択時。

服の下側を選択時。

右腕を選択時。

右脚を選択時。

ここでは省略していますが、胸や股間も選べますのでご安心ください。
過去作に比べて、部位の選択がだいぶ見栄えよくなっているのではないかと思います。
今回ご紹介した偽麻優歌の画像は、サークル蒼桜の鈴輝桜さんに描いて頂いています。
鈴輝桜さんのCi-enのページでは昨年11月に新作の進捗を報告されていますので、是非チェックしてみてください!

今週は主に戦闘プログラムの修正と不要部分の削除を進めていきます。
実はいまだに『姫人形対勇者』の記述とか残っていて、リアルタイム制からターン制への移行を期に、今回削除しようと思っています。
また、今のところ戦闘終了の部分が欠落しています。
主人公が敗北しても敗北判定がでない状況ですので、来週はその辺の作り込みを進める予定です。

令和6年能登半島地震のお見舞い(と新年のご挨拶)

まず、1/1 16時に発生した石川県能登半島地方を震源とする地震に被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また、余震の続く状況においても被災地で夜通しの救助活動や設備の復旧作業や輸送業務に従事されている皆様に深く感謝申し上げます。
余震については、まだ大きなマグニチュードの地震が発生する可能性があるため、何よりもまずご自身とご家族の安全を確保していただくようお願いいたします。

2011年3月の東日本大震災では津波による損害が大部分でしたが、今回は直下型とのことで、揺れによる建物と地盤の被害が大変大きいように思います。
被災地では明日明後日と雨との予報ですので、弱った地盤と建物、緩んだ裏山の斜面の様子に十分ご留意頂き、引き続き安全確保に心がけて頂くようお願いいたします。

[地震保険]
比較的被害の少なかった地域の皆様は、すでに室内の片付けを済ませていらっしゃる方も多いかと思います。
地震保険に加入されているのであれば、早めに家財(割れた皿、壊れた家電など)と建物の損傷状況を写真で記録しておくのがよいと思います。
後日地震保険の申請書を書く際には被害状況の写真集が必要となりますので、ひとまず家のなかが片付いたあたりで家財と建物の状況を撮影しておけば、地震保険の対応が楽になります。
地震のあった当日はとても地震保険どころではありませんが、損傷した家財は早々にゴミとして廃棄されてしまうため、早めに撮影しておくのがよいと思います。
家屋の損傷状況の写真も、保険の申請で必須となります。
写真を取る際は窓や換気口などの開口部の四隅と、基礎部分に注意して撮影してください。
基礎は位置が低いため注意が向きにくいですが、損傷が大きい場合があります。
また、開口部の四隅は亀裂が発生しやすいようです。

[外壁補修]
もし地震による壁の亀裂にお悩みでしたら、シーリング材として変性シリコン製の製品を推奨いたします。
通常のシリコン製のシーリング材で亀裂を埋めてしまうと、後日塗装の際に塗料がなかなか乗らず、プライマを使っても苦労する場合があります。
しかし変性シリコンなら塗装に苦労することはありません。
値段もほぼ変わらないので、特に外壁面へのシーリング材には変性シリコン製をお勧めします。
自分はおととしから昨年にかけてオートンアドハー3500をプライマなしで打設しましたが、値段的にはちょっと高上がりになってしまいました。
ただ仕上がりと強度は問題ない印象でした。

シーリング材の他にも、因幡電工のAP-200-Wのような油の浮かないパテを使って埋める方法もあります。
AP-200-Wは昨年12月に使って現在まで様子を見ていますが、白い壁に油を吹くことも剥離することもなく、本日まで問題なく粘着している状態です。
ちょっとした壁面の亀裂程度であれば、かなりの部分素人でも対応できます。

[内壁補修]
地震の後に室内が寒く感じるようになった場合、家屋が傾いて窓枠(フレーム)と内壁の間に隙間が生じている可能性があります。
その隙間から入ってくる冷気(隙間風)が室内の寒さの原因です。
自分はセメダインのウッドシールを使ってこういった隙間を塞いでいます。
色が各種あるのでフレームか壁紙にあわせて選ぶことができます。
部屋の隅(壁と壁が90度で組まれている箇所)も、家に傾きがあると壁と壁に微妙な隙間ができて隙間風が入るようになります。
家の傾きを直すことはできませんので、根気よくこういった隙間を埋めていく他ありません。
前述の変性シリコン製のシーリング材もそうですが、セメダインのウッドシールは、ノズルに口径ぴったりの棒を差し込んでガムテープで巻いて付属のキャップをして保管すれば、半年近く使用することができます。



それでは、2024年もソンム製作所をよろしくお願いいたします。

【雑談】キャラクターデザインについて(と年末のご挨拶)

今年も残すところあと僅かとなりましたが、皆様はこの年末年始をどのように過ごされる予定でしょうか。
私は、今晩は雑談を書いて過ごす予定です。
そんなわけで、肩の力を抜いて読んで頂けるような話を書きたいと思いますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

さて・・・
今日はキャラクターデザインの話です。
作品の企画をまとめる際、たいてい手始めに取り掛かるのがヒロイン像をどうするかという検討です。
ヒロイン像を最初に検討するか、設定やシチュのほうを最初に検討するか、多少順番が前後することはありますが、自分の作品だとまず最初期の作業としてヒロイン像の検討があります。
ヒロイン像の検討というのは、つまりヒロインのキャラクターデザインをすることです。
性格、容姿、服装、声の感じなどなど、必要な要素を決めていきます。
立ち絵もボイスも何も存在しない時期の作業ですが、後日絵師さんや声優さんに説明できるくらい仕様を具体的に決めていきます。

ここで1つ、自分にとって重要な要素があります。
それは何かと言うと、そのヒロインで制作作業のモチベーションを維持できるかどうかということです。
自分の場合、ゲーム制作は下手すると年単位でかなりの長期に渡る場合があります。
そんな長丁場に突入した際は、よほど気に入っているヒロイン像でなければとてもモチベーションが維持できません。

そんなわけで、ヒロインはもちろんのこと、作品の主要人物は男女とも敵味方含めて完全に自分の好みでデザインしています。
例えば、今流行りのヒロイン像とか今売れてるヒロイン像でゲームを作る気はなくて、売れてようがいまいが、とにかく自分の好みで作るということを繰り返しています。
自分の嗜好に合わないヒロインでは、とてもゲーム制作に打ち込む気になれないと思いますし、まず意欲が続かないと思います。
1週間2週間で終わる作業ではないですからね・・・
逆に、例えば今年は『偽ヒロ』の作業を中断して『僕は』を前後編書いて後、また『偽ヒロ』に戻るということをしていますが、この辺もモチベーションあればこそみたいなところがあると思います。
特に『偽ヒロ』については、ありがたいことに鈴輝桜さんにキャラクターを絵にして頂いていますので、モチベーションに関しては困ることは一切ありません。

『偽ヒロ』の話をすると、登場人物は味方側と敵側の大きく2つに立場に分かれています。
味方側ヒロインは、戦う変身ヒロインの『リミ』と『リーナ』、幼馴染の『麻優歌』と『若葉』の4人。
敵側ヒロインは『偽麻優歌』と『偽リミ』の2人になります。
この敵側の2人はもっとマシな名前があるのですが、今回は割愛させていただきます。
ヒロインの人数としては今まで作った同人作品の中で最多です。
味方側は「良い子のお嬢様」という共通要素があるものの、双子以上にそっくりな『リミ』と『リーナ』は境遇の微妙な違いから性格に差がありますし、優等生の『若葉』と財閥一族の『麻優歌』は主人公の幼馴染ながらさらに大きな違いがあります。
一方敵側の2人は同じ境遇ではありますが、そもそも性格も年齢も大きく異なっていて、『偽麻優歌』の正体はちょっぴりお姉さん風、『偽リミ』の正体は(人間の年齢だと)妙齢の姐さん風です。
特に『偽リミ』のほうは、リミの偽物を演じるときはガッチガチのお嬢様、本性をあらわにすると姐様みたいな感じでして、『偽ヒロ』の第一部、第二部を通じてそんなギャップを楽しんで頂ければ幸いです。
あっはんうっふんしてる間は物腰がお嬢様なのに、本性を現したらずっと年上の姐さんとか最高じゃないですか?
最高ですよね・・・

こうして、全くの好みで6人もキャラクターデザインしたら、普通満足すると思うじゃないですか。
ところが実際には飽き足りることなく、さらにあれこれ思案している最中だというのが・・・次回のお話になります。

なんと!
このキャラクターデザインの話は年をまたいで来月に続きます!
次回は新年企画(?)として、「最近考える良さげなキャラクターデザイン」的な話を書きます。
え?
前も読んだような気がするって?
何を言うんだ君、この話は最新のものだぞ。
過去のものとは明確に違うんだ(?
しっかり目を通しておきたまえ。

それでは皆様、良いお年をお迎えください!
2023年は大変お世話になりました。
皆様のご期待に応えられるよう、2024年も頑張って参ります!
来年もソンム製作所をよろしくお願いいたします!

戦闘システムのクリッカブルマップ(2)

『偽ヒロ』のエロ戦闘の「偽麻優歌・体操服」で部位を選択したときのハイライト画像の準備が終わりました。
とりあえず頭部はこんな感じです。


前回の記事で「服は下腹部のみ。『ふく』だけにな!」とか書いたんですが、その後工数を増やさず上半身部分の領域を追加できることが分かったため、「服・下腹部」と「服・上半身」の領域を準備することにしました。
下は「服・下腹部」と「服・上半身」のハイライト画像を2つ一緒に表示したものです。

この調子なら1月の第一週でエロ戦闘シーン「偽麻優歌・体操服」の画面写真を公開できると思います。

このクリッカブルマップまわりの作業については、実は表に出てこない重要な要素があります。
それは作業時間です。
『淫姫』~『旅の仲間』までの戦闘システムの部位指定に比べると、今回のクリッカブルマップの作成は格段に作業時間が多いんです。
1戦闘で比較すると作業時間は大幅に増えています。
でもそれじゃあマズイんですよね・・・
『偽ヒロ』のエロ戦闘シーン用のCGは8枚。
CGにはそれぞれ変身コスチュームと別衣装の差分があります。
したがってエロ戦闘のCGは実質16枚になります。
今年の春に試行錯誤を繰り返しながら作った「麻優歌・変身ヒロイン」の場合は1週間近くかかり、今回は同じCGの「麻優歌・変身ヒロイン」「麻優歌・体操服」の2種類の準備で1週間かかりました。
春に比べて効率は2倍になっていますが、それでも作業時間と工数はかなり掛かっています。
これでは『偽ヒロ』が完成する頃には日が暮れてしまうわい・・・(?

ということで質を維持して作業時間を削減する方策を探すことにしました。
ここ2日ほど時間をとって、使っている某レタッチソフトの勉強をしていたところです。
その結果、むしろ質を上げて作業時間を大幅に削減する具体的な手法を確立することができました。

具体的な内容としては次のような話になります。
クリッカブルマップ作成の一番最初の作業では、1枚のイベントCG上にいくつも領域を作ってパーツ分けしていきます。
基本的には、この領域分けが終わってしまえば、あとは領域ごとを塗り潰すという作業でクリッカブルマップは作成できて、しかも各パーツを選択した際に使うハイライト画像(冒頭のピンクの画像)も同様の工程で作成できます。
塗りつぶしだけで各パーツごとの作業は完了できるはずなんです。理論的には。
ところが実際自分でやってみると、塗り潰しの際に領域から色が漏れ出したり滲んだりして、領域外まで着色されちゃうんですよね。
しかも領域内は領域内でなぜか色ムラがでたりする。
そんなバカな・・・
「領域内の塗り潰しを実行してるのに、なんでそんな挙動をするんだ」と理解に苦しみながらも、仕方なく手動でそれらの不具合を修正していました。
これが今年の春と、3日くらい前の状況です。
この、塗り潰しあとの不具合修正に無茶苦茶時間がかかります。
領域を拡大して、1ピクセル単位でチェックして塗ったり消したりしていくわけですから。
まずクリッカブルマップの各領域についてこの修正を行い、ハイライト画像でも同様の不具合がすべてのパーツで発生するため修正します。
メッチャ時間が掛かります。
これは私にとって大問題です。
このクリッカブルマップを使った戦闘システムは、『偽ヒロ』の後の作品でも相当期間使う予定だからです。
作品ごと、CGごとにこんなに時間をかけていたら、作品のリリース間隔が益々長くなってします。
そこで、「そもそもなぜ領域からはみ出すのか」という根本的な問題から調べることにしました。
そして無事問題の出処を突き止めることができました。
あわせて対策も見つけ、「領域内のみを自動でくまなく塗る」作業が簡単にできるようになりました。

これで、最初の作業であるイベントCGの領域分けさえ終えれば、あとは時間も手間も掛けずに残りの工程を消化できます。
『偽ヒロ』より後の作品でも必須となる作業ですので、この発見は大きな前進です。
春の作業と比較したら何十倍か、下手したら三桁の効率アップです。
いやはや、自分の道具を勉強するって大事ですね。
今回のことを通じて痛感させられました。

年内はもう一度ブログを更新する予定です。
年末なので気楽に読める雑談寄りの話として、キャラクターデザインの話を書こうかと思っています。
アレです、この間書いた本当はキモいうちのヒロインの話みたいなやつです。
年末ですからね。(?

俺・・・
この作業が終わったら、年末年始はじっくり休むんだ・・・

戦闘システムのクリッカブルマップ

『偽ヒロ』のエロ戦闘の麻優歌(体操着)のクリック領域分けがこんな感じで完成しました。


今年の春に試験的に作った下の領域分けは戦闘コスチューム用で、かなり細かくクリック領域を分けていましたが、これだと1つの戦闘の下準備で相当な工数を要するため、見直しをかけて簡素化しました。

まあ、これだと全部の戦闘シーン作るだけで軽く2ヶ月以上かかりますね・・・

見直し後のエロ戦闘のクリック領域は、全部で9箇所に分かれています。
・顔
・右腕
・左腕
・胸
・股間
・服(下腹部)
・右脚
・左脚
・背景
上の麻優歌(体操着)のクリック領域のなかで、胸元から肩にかけて白で塗りつぶされていますが、この箇所はクリックしても反応がない領域です。
「服」の判定はその他の衣装との関係で股間から上、おっぱいから下の下腹部の領域に集約しました。
本作においてはこの9箇所のクリック可能箇所を使ったエロ戦闘システムを組んでいきます。
1月初旬に実際の戦闘画面を公開できるように進めていく予定です。

7 8 9 10 11 12 13

月別アーカイブ

記事を検索