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Liquid Moon 2021/10/12 20:45

新実写映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』についての私見‼


こんばんは、Liquid Moonです‼
皆さま、いかがお過ごしでしょうかッ?



『LOVE IS UNDEAD』

初めてこのブログを観覧頂いた方の為に改めて自己紹介させていただきますが、私Liquid Moonは現在、ゾンビ娘とラブラブえっちな性活を送るシミュレーションゲームを制作しておりますッ。

以後、お見知りおきをッ‼





それはそうと、先日ついにヨハネス・ロバーツ監督による、新生・バイオハザードの実写版、その予告編第一弾が公開されましたね‼



かつてアンダーソン監督によって製作されていたミラ・ジョヴォヴィッチ主演の実写シリーズとは打って変わって、原作リスペクトと若干の低予算ヨーロピアン・ホラー感のある、いい感じの作品に仕上がってそうですね!?


予告を見るとわかりますが、原作ファンならびびッとくるであろう、血で書かれた「Itchy, Tasty(英語版での“かゆうま”)」の文字など、オリジナルのゲーム要素も満載な様子ですっ。


しかし、個人的にそれ以上にびびっと……。いや、「んッ?」と思ったのは、バックで流れているBGM……。アンダーソン版でのあの少しサイバーで薄気味悪いテーマ曲とは真逆の、妙な爽やかさを感じるこの曲……ッ。


特に、予告終盤で流れるサビ部分の、


「ヘ~イェ~ィエ~ィエィエッ♫」


という、やたら耳に残る、この歌詞……。これは……ッ。


10年ほど前に海外でメチャクチャ流行ったミームの曲じゃねぇか!?



ご存じのない方の為に簡単に説明しますと、ミーム(meme)とは海外におけるインターネット上で広まったネタの総称です。その中でも、動画や画像など、見ただけで「ああ、あれか」と誰にでも通じるテンプレネタを指します。


日本でも古くは麻呂の画像など、2ch(今の5ch)では毎日のように誰かが貼ってましたよねっ!現在でもTwitterなどを通してたくさんのそういった内輪ネタのようなものが生まれ、消費されています。


『HEYYEYAAEYAAAEYAEYAA』と呼ばれるこのミームの曲は、4 Non Blondesというグループが1992年に発表した"What's Up?"という楽曲が元になっています。


映像の方は『He-Man』という80年代のスーパーヒーローアニメが使われているのですが、これは当時、海外のインターネットでは80年代の映像を使ってめちゃくちゃダサいMAD動画を作るのが流行っておりまして、このミームではアニメの主人公であるヒーマンこと、プリンス・アダムにこの楽曲を歌わせているんですね。


これが、まあ……。動画を見ていただければわかりますが、なんとなく同性愛者を匂わせるヒーマンの容貌とヘタウマな歌唱が相まって、なんだかすごく中毒性があるんですよねっ。そんなわけでして、このミームは主に釣り動画として爆発的に広まりました。




……ここで疑問なのが、なぜこの曲が新しいバイオの予告で使われているのかッ!?


もちろん、楽曲自体はミーム誕生以前から有名でしたし、多くのアーティストによってカバーされている名曲です。しかし、現代においてこの曲を採用するということは……。これはもう色々勘ぐってしまいますっ。


ここからは完全なる私見なのですが、原作であるゲームのバイオハザードは今現在でも新作が定期的に発表される大人気シリーズですが、その人気はミームと切っても切り離せない関係があります。


何を隠そう、伝説的なあの初代PS版バイオハザードそのものが、実はミームなのです‼



こちらは海外の方がまとめた動画ですが、「Worst Voice Acting Ever(史上最悪の声優の演技)」とタイトルに書いてあることからもわかるように、海外において初代PS版バイオハザードは、声優の演技が死ぬほど酷いことで有名です。


声優さん自体は英語圏の方々なので発音そのものには何の問題もないのですが、その収録方法に大きな問題がありまして、声優さんたちはあらかじめ用意されたスクリプトを手渡され、それがどんなシーンのどんな状況でのセリフなのかを知らないまま演技しなければならなかったのです。


……これがそんじょそこらのク〇ゲーに起きた事態でしたら、ただ笑いものされて終わりなのですが、ご存じの通り初代バイオはまさに歴史に残る名作‼


よって、今ではこの低クオリティな部分も含めてファンには愛されているのですっ。



その愛は想像以上に深く、HDリマスター化されたリメイク版バイオハザードの声優を、PS版のオリジナル声優に置き換えるMODまで作られる始末……っ。


上がその紹介動画ですが、美麗なグラフィックに対して大味な声の演技がかなりミスマッチで、ホラーゲームとは思えないほどの笑える仕様になっておりますっ。


そこで僕が考えるのは、今回の新実写映画の監督であるヨハネス・ロバーツ監督は、筋金入りのバイオオタクなのではないかッ?ということ。そして、もしそうなら確実にこのバイオのミームとしての人気も知っているはず……。


つまり、先日届いたばかりの新生・バイオハザード予告編にてあまりにも有名なミームの楽曲が使われているのは、「今回のバイオは以前の実写版とは違ってより原作ファンに寄り添った内容にするよっ」ということを暗に示した、監督からのメッセージなのではないかッ!?少なくとも、僕はそう受け取りましたッ。


以上を踏まえ改めて予告編を見返しますと、やはりかなり原作愛に溢れていますよね。皆さんはどうお考えでしょうか?なんにせよ、次に出る情報が待ち遠しいですっ。


今回は以上となります‼それではまた、ブログにてお会いしましょうっ。

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