HOTLINEしまへび 2019/07/09 20:00

どくへび紹介その14「ラッセルクサリヘビ」


『はぁ~いこんにちは~オイラ、ラッセルクサリヘビって言うんだ。オイラのお店、綺麗でしょ?よかったら特性カクテル飲んでいってよ、昇天するくらいおいしいよぉ』

解説

今回は四大毒蛇最後の蛇で、ラッセルクサリヘビを紹介します。

ラッセルクサリヘビは120cm~166cmほどの大型の毒蛇で、褐色の身体に暗めの色の鎖状の斑紋が入っています。

インド、パキスタン、スリランカ、ネパール、バングラデシュ、中国南部、ベトナム等と非常に広い範囲に生息しているのですが、地域によってその生息数がかなり違います。

たとえばミャンマー以外の東南アジア・中国では生息数が少ないためにあまり本種による被害がないのですが、パキスタン・インド・バングラデシュ等では生息密度が高く、多くの被害が出ています。

草原等開けた土地に生息している蛇で、小型哺乳類・小型鳥類を好んで食べます。ネズミを追いかけて人里に入り込むため人間との接触機会が多く、危険です。

この蛇は、もっとも噛まれたくない蛇ランキングの上位にくる種だと思われます。

というのも、本種の毒は、強烈な出血毒及び神経毒のカクテルのようになっており、毒を注入されると凄まじい痛みでもがき苦しむことになります。

例え助かっても、後遺症に苦しんだり、手足の切断に至るケースが多く、とても恐れられています。

夜行性の蛇なのですが、涼しい場合は日中でも活動しており、動きは意外にのんびりとしています。

ただ、狩りの際など瞬発力を発揮するのでその気になれば結構やれる子だったりもします。また、危険を感じると体を膨らませ、噴気音をあげて威嚇します。

恐ろしい毒蛇ですが、なかなか可愛いお顔をしていますので暇だったらYoutubeなどで動画を探してみてください。

[例えばこれ]()

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