今日の進捗～戦闘中アイテム～　支援版 閲覧注意のシーン フィルタリング

回復アイテムの使い勝手をよくするのと、エロの幅を広げるために、
戦闘コマンドに「アイテム」を追加しました。

戦闘中アイテム

バランス調整としてステータスに「戦闘中アイテム」の項目を追加。
戦闘中はこの回数だけアイテムを使うことができる。
使用回数は敗北・マップ移動でリセット。

実際の使用例。

回復ポーションは戦闘中に使うと効果が半減。
逆にマイナス効果のポーションは効果倍増。
その他、ビールやタオルなどのアイテムは効果変わらず。

ちなみに戦闘中に読み物系のアイテムを使うと小ネタがあるのは結構前のバージョンからあったり。

スクリプト

今回のシステムを制作するにあたり、以下のスクリプトを使用させていただきました。

ＣＡＣＡＯ（アイテム選択の処理）
http://cacaosoft.webcrow.jp/

木星ペンギン（選択肢拡張 ver. 3.2）
http://woodpenguin.blog.fc2.com/

Hシーンのフィルタ

仕立て屋のHシーンで女装＆逆アナルがあり、今までスルーされてて自分でも昨日コメント返しててやっと気が付きました。
回想にもちゃんと女装逆アナル＆乳首責めって書いてたのに……

Hシーンに行く前の警告。
フィルタの有無に関わらず警告はあります。

フィルタがOFFの場合、続行の確認あり。

フィルタリングしたものを支援版の更新として公開しますので、気になる方はお手数ですがDLお願いします。

システム解説　～戦闘システム～

淫魔巣食う城内、一度彼女らに捕まってしまえば最後、雄としての悲惨な運命は避けられません。

しかし淫魔といえども無敵ではありません。
淫魔と戦闘に入った際にプレイヤーは、四つのコマンドを選んでその運命に抗うことができます。

今回はそれについて解説していきます。

突き飛ばす

「突き飛ばす」は、前回紹介した「聞き耳」と同じく、理性値による判定を行います。
百面ダイスを振って理性値以下の数値が出れば淫魔の拘束から逃れ、一時的にその場を脱することができるでしょう。

突き飛ばした淫魔はしばらくしたら、また襲い掛かってきます。
その間にアイテムを使って回復するか、あるいは敵わないと思った場合はマップを切り替えて逃げるのがいいでしょう。

また判定に失敗すると「魅了値」ゲージが上昇し、100%になると誘惑に屈してしまいます。

抵抗する

「抵抗する」は、淫魔に反撃を試みるコマンドです。

主人公には「ダイス数」と「固定値」が設定されており、「抵抗する」ではこの数値を判定に用います。

ダイスの値は○d△の表記で記されています。
これは「△面ダイスを○個振った値」を意味しており、1d6は六面ダイスを一個振る、ということになります。

その値に足される（または引かれる）値が「固定値」です。
ダイスがどんなに低くてもこの数値だけは保証される、ボーナスみたいなものです。

右画像の装備画面にある、「ロングソード」の説明文を紐解くと、
「この武器は六面ダイスが一個追加され、出た値から３引かれる」
という意味になります。

敵も同様にダイス数と固定値があり、「抵抗する」を選んだ際には主人公とその数値を競います。

敵のダイス数を上回るとその差分だけダメージを与えられ、一定以上のダメージが蓄積すると倒すことができます。

下回ると逆に反撃を食らい、「魅了値」が上がってしまうので注意しましょう。

なすがまま

「なすがまま」は淫魔に身を委ねるコマンドです。
「突き飛ばす」の失敗は「抵抗する」で負けた場合と同じく、「魅了値」が上昇してしまいます。

戦闘では全く役に立ちませんが、早くＨシーンを見たい時に選ぶと便利です。

おねだり

「おねだり」は淫魔に対して完全屈服するコマンドです。
選んだが最後、魅了値が振りきれるまでＨ攻撃を食らい続けるでしょう。

しかし、実際に淫魔におねだりするのは主人公シオン。
彼は自分から敗北を選ぶのはよしとしません。
よほど性欲が溜まっていなければそんなことはしないでしょう。

性欲のたまり具合はメニューの「発情値」から確認できます。

「発情値」は理性値同様、Ｈなことに晒されていくうちに上がっていきます。

またボスなど特殊な敵は、特定の条件を満たすことで「おねだり専用技」を使ってきます。
発情値に依らない様々な条件があるので、そういった敵に出会った時は色々試してみましょう。

システム解説　～理性値～

左上に青く伸びるゲージ「理性値」。
前作品「淫魔の贄」では淫魔から逃げる際の判定に用いられましたが、今作では新たに二つの要素が追加されています。

命令できる内容

主人公シオンの目的は「美貌の水晶」を手に入れることです。
彼は自分の中に明確な勇者像を持っており、また同時に貴族としても気位高くあろうと努めています。

なので目的と関係ないこと、あるいは彼の信念に反することを命令しても素直には従いません。

しかし彼は普通の少年。
性欲もあれば、「そういうこと」にも興味津々なお年頃です。

淫魔の国はそんな彼をあの手この手で巧みに誘惑してきます。
エッチな事に晒されるとシオンの「理性」はどんどん下がってしまいます。

そして理性が削れれば正常な判断ができなくなり……最終的には、どんな命令にも従うようになってしまうでしょう。

ただし、彼が命令に従い続けるのを期待して「理性値」を低く保つのは、それはそれで困りものです。

次からの項目「聞き耳」で難儀することになるからです。

聞き耳

聞き耳は読んで字の如く、耳を澄まして隣の部屋など見えない場所の音を聞き分ける行為です。

「聞き耳」は1D100で理性値の下方判定、つまり百面ダイスを振って理性値以下の数字が出れば成功です。

聞き耳は一度失敗するとストーリーが進む（「メインジャーナル」使用時のセリフが変わる）まで再挑戦できません。
また聞き耳ポイントによっては進行度で消えてしまうものもあります。
この時ばかりは理性値を高くしておいた方がいいでしょう。

しかし聞き耳に成功したからといっていい事ばかりとは限りません。
もし淫魔の「食事」の音でも聞いて、それに気付いて想像してしまったら……？
聞き耳用に回復した理性値は無残にも削られてしまうことでしょう。

理性値は前作同様、淫魔から逃走する際の判定にも用いられます。
その辺りの戦闘システムはまた次の機会に解説していきます。

システム解説　～異界の機械仕掛け～

本作品で重要になるアイテム、それが最初に王様から渡される「異界の機械仕掛け」です。

このアイテムは主人公シオンとプレイヤー間の意思疎通を可能にする通信機で、基本的にこのアイテムを通じて指示を出していくことになります。

本記事ではその機能について解説していきます。

会話

本作品の目玉ともいえるシステムです。
このコマンドを選ぶとシオンと会話ができます。

会話はマップを切り替えるたびに内容が変わり、
一つのマップにつき三～五種類用意されています。

会話はマップ移動以外にも、アイテムを使う、特定の場所を調べる、イベント後など……様々な事柄で変わります。

また普段の会話も、それまでの行動によって変化していきます。

謎解きや探索のヒントになることも話すので、詰まった時はシオンと相談して乗り越えていこう！

また会話はＳキーからショートカットできます。

回想モード

本作品で見たＨシーンを見返す機能です。
敵がいる場所（≒魅了値が表示される場所）以外ではたいてい使用できます。

また回想モード中に「異界の機械仕掛け」を使うと、マップ移動ショートカット、回想モード終了が自由にできます。

各種設定

このコマンドからは操作方法の確認と、四つの項目が設定できます。

１：エフェクトの切り替え

Ｈシーンのエフェクトの有無を切り替えられます。

２：フィルターの切り替え

本作品には同性愛、ふたなり、異種姦など人を選ぶＨシーンが含まれる場合があります。
（まだそこまで作っていませんが……）

そういったＨシーンを避けたい方はフィルターをＯＮにすることで回避できます。
フィルターがＯＮでも回想は解放されます。

３：背景色の切り替え

背景色をピンク色に変更できます。

４：オートモードの速度

Altキーによるオートモードの送り速度を、２秒～６秒の間で選択できます。