システム解説 ～戦闘システム～
淫魔巣食う城内、一度彼女らに捕まってしまえば最後、雄としての悲惨な運命は避けられません。
しかし淫魔といえども無敵ではありません。
淫魔と戦闘に入った際にプレイヤーは、四つのコマンドを選んでその運命に抗うことができます。
今回はそれについて解説していきます。
突き飛ばす
「突き飛ばす」は、前回紹介した「聞き耳」と同じく、理性値による判定を行います。
百面ダイスを振って理性値以下の数値が出れば淫魔の拘束から逃れ、一時的にその場を脱することができるでしょう。
突き飛ばした淫魔はしばらくしたら、また襲い掛かってきます。
その間にアイテムを使って回復するか、あるいは敵わないと思った場合はマップを切り替えて逃げるのがいいでしょう。
また判定に失敗すると「魅了値」ゲージが上昇し、100%になると誘惑に屈してしまいます。
抵抗する
「抵抗する」は、淫魔に反撃を試みるコマンドです。
主人公には「ダイス数」と「固定値」が設定されており、「抵抗する」ではこの数値を判定に用います。
ステータス画面。 装備によってダイスが増える！
素手だとたいていの淫魔より弱いぞ。
ダイスの値は○d△の表記で記されています。
これは「△面ダイスを○個振った値」を意味しており、1d6は六面ダイスを一個振る、ということになります。
その値に足される（または引かれる）値が「固定値」です。
ダイスがどんなに低くてもこの数値だけは保証される、ボーナスみたいなものです。
右画像の装備画面にある、「ロングソード」の説明文を紐解くと、
「この武器は六面ダイスが一個追加され、出た値から３引かれる」
という意味になります。
敵も同様にダイス数と固定値があり、「抵抗する」を選んだ際には主人公とその数値を競います。
素手じゃ勝てない…… 充実した装備でダメージ！
敵のダイス数を上回るとその差分だけダメージを与えられ、一定以上のダメージが蓄積すると倒すことができます。
下回ると逆に反撃を食らい、「魅了値」が上がってしまうので注意しましょう。
なすがまま
「なすがまま」は淫魔に身を委ねるコマンドです。
「突き飛ばす」の失敗は「抵抗する」で負けた場合と同じく、「魅了値」が上昇してしまいます。
理性値の下、赤いハートマークのゲージが「魅了値」
戦闘では全く役に立ちませんが、早くＨシーンを見たい時に選ぶと便利です。
おねだり
「おねだり」は淫魔に対して完全屈服するコマンドです。
選んだが最後、魅了値が振りきれるまでＨ攻撃を食らい続けるでしょう。
しかし、実際に淫魔におねだりするのは主人公シオン。
彼は自分から敗北を選ぶのはよしとしません。
よほど性欲が溜まっていなければそんなことはしないでしょう。
「おねだり」を選んで怒られる 発情値が足りない！
性欲のたまり具合はメニューの「発情値」から確認できます。
お金欄のすぐ上にある。
「発情値」は理性値同様、Ｈなことに晒されていくうちに上がっていきます。
またボスなど特殊な敵は、特定の条件を満たすことで「おねだり専用技」を使ってきます。
発情値に依らない様々な条件があるので、そういった敵に出会った時は色々試してみましょう。