へのこ晒し（砂川六衛門と小平太）

今回は「へのこ晒し」という架空の刑罰をテーマに作品をつくってみました！
ぜひ最後までお楽しみくださいm(_ _)m

「へのこ晒し」とは・・・

　へのこ晒しは野羅国で行われている刑罰で、軽い窃盗や軽犯罪を犯した男子に対して行われる刑である。
　"へのこ"とは男性器の事で、その名の通り、大衆の面前で男性器を晒さなければならない、恥辱刑の一種である。
　この刑は、性器を晒す事に対してあまり羞恥心を感じない幼児や大人には執行されず、年頃の青少年のみに適応される。
　一番見られたく無いであろう時期の性器を、大勢の見物人に野次を飛ばされながら見られる為、その精神的な苦痛はかなり大きい。

「へのこ晒し」の手順

　へのこ晒しの刑を言い渡された男子は、身ぐるみを剥がされ褌一丁の姿となり、一人ないし二人の目付役を付けられる。
　目付役は基本的に女性役人であり、その殆どは隠密出身の手練れ（くノ一）であるから、脱走などはほぼ不可能である。
　へのこ晒しの執行はすべてこの目付役の一存で進行され、目付役の機嫌を損ねれば、より刑罰は厳しいものとなる場合もありうる。
　まず、褌一丁の姿で縄を結ばれた男子は目付役に引かれながら、近場で最も人通りの多い場所へと連れてこられる。
　刑執行の場所が決まると、罪状と期間が書かれた立て札が立てられて、男子は刑が終わるまで、その場を離れる事ができない。
（ただし、用便時や緊急の場合など、その都度申し出れば、目付役の判断で近くの茂みに移動する事は出来る）

　刑の開始は、目付役が見世物小屋を開くかのように、見物人を大勢呼び込んでから行われる。
　こうして、周囲が見物人で満たされると、唯一身につけてる褌が解かれ、見物人の笑い声と共にへのこ晒しの刑が執行される。

「へのこ晒し」の種類

　へのこ晒しの方法には何種類かあり、単に性器を見せつけるような姿勢で放置される通常の方法や、「逆さへのこ晒し」と呼ばれる、木から全裸で逆さ吊りにされるもの、「踊りへのこ晒し」と呼ばれる、全裸で踊りまくるようなものまで様々ある。
　通常のへのこ晒しの方法は、肉体的苦痛は殆どないので半日以上の長い期間で行われるが、「逆さへのこ晒し」のように長時間行うと死亡する場合があるものは、一時間以内の短時間で済ませる事が多い。
　また基本的に晒し刑であり、受刑者に触れる事は原則禁止されているが、反省の色が見られない場合は、目付役の裁量で受刑者に肉体的苦痛を与える事も出来る。そういった場合は、殴る蹴るなど単純な暴力では無く、近場の子ども達を呼んでから、股間を目掛けて砂利を投げつけるように言ったり、同じ年頃の少女達に棒で金玉を突かせたり、オチンチンの皮を無理やり剥かせたりするなど、精神的苦痛を伴った肉体的苦痛を味あわせる事が多い。

「へのこ晒し」の効果

　へのこ晒しを終えると、男子は住んでいる場所に帰る事が出来るが、当然、近所の人たちは、男子のへのこ晒しを見物しているから、その男子のどんな性器を股の間からぶら下げているのかを知っている。
　男子は強烈な羞恥心と情けなさを感じ、さらに全員に秘密を握られたような気がして、どんな悪童でも、暫くの間は大人しく静かに暮らすようになる。
　女子をひどくからかっていた男子などは、この刑を機に立場が逆転し、女子からイジメられる者も少なくはない。

　さて、今回の記事でそんな「へのこ晒し」の刑を受けてしまう事になる男子はこちらの悪ガキ二人！

二人の刑の執行をぜひ一緒に見守ってあげましょう。