餌屋の雑記#1:Gが売れる世界

今回からタイトル通り、雑記みたいな事を書いていこうと思います。

内容は現在私は『異世界餌屋日記』という物語を書いていますが私自身も(爬虫類及び昆虫・奇蟲用の)餌屋をやっています(だから餌屋の物語を書いてみたりしているのですが…)

そこで現実に餌屋をやっていてのあれこれとか、その他物語に関係ありそうな事とか、地元宮崎の話だとか…まぁ色々書いていこうと思います。

で、今回は普段私がどんな餌を売っているのかという話をしようと思います。

ずばり『外国産のG』です。「デュビア」と検索すれば画像が出てきます(閲覧は自己責任で)
そのGを繁殖し、販売しているのです。主に昆虫食の爬虫類や大型の肉食の観賞魚の餌に使われます。人によってはハリネズミの餌に使っている方もいるようです。

「良く触れるね!?」と思う方も多いでしょうが、
幼虫なんかはGには見えないし日本のGに比べ全然動きも遅い。
成虫のオス以外は羽もないので跳べない。羽のあるオスも飛べる個体はなかなかいない。
ツルツルした壁は登れない。

など日本のGとは全然違うのです。それでもだめな人はダメだろうけど。

普通は不快害虫で駆除対象であるはずのGをお金を出して買いたいと思う人がいる。そしてそんな人達用にGを売っている私のような人たちがいる。
また、餌以外にもペットとしてGを買う人もいたりするのです。高いものだと1匹数万円とかするGもいたり…。

普通の人にとっては信じられない、知っていても近づきたくない世界だと思います。

だからこそ、普通の仕事とはまた違った視点や価値観で色々出来ると思うのですよね。
そんな事を考えながら日々創作活動を行っています。

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