man7s 2024/08/10 20:36

ウルトラデータ:「これがセブンのウルトラヴォイスだ」

「ウルトラヴォイス」という用語はman7sが勝手に作り上げた用語で、ウルトラマンの「シュワッチ」やウルトラセブンの「デュワー」といった、ドラマ上でウルトラマンやウルトラセブンが発する声を指します。フェティッシュな欲望を引き起こす、その異形な姿とともに欠かせない、あの異形な声。man7sの独自解釈では、ウルトラ超人たちのコミュニケーションは通常、テレパシーで行われ、声によるコミュニケーションという原始的な手段は、とっくに捨て去られている。またエネルギーも太陽から吸収し、酸素呼吸など行われない。しかし、発声器官や呼吸器官は退化していながらも残されており、戦いのときなどエネルギーが高まったときには自然に声が出る。また地球など大気のある星では退化した呼吸器官から自動的に大気が吸収排泄されてしまう(それゆえにウルトラマンはグリーンモンスの花粉やケムラーの毒ガスで苦しんだ)。

ウルトラマンやウルトラセブンのドラマ上の戦いを昌子たちや自分の戦いとして、出来るだけドラマ通りに再現したいという欲望による戦いの過程の把握、その際、どこでどういうウルトラヴォイスを発しているかも、とても大事なこととなってきます。

以下はウルトラセブン、39話の戦い中、セブンが声を上げている場面の、man7sの耳によるセブンのウルトラヴォイスの再現です。

巨大化ポーズ「ィヤーッ」
「やっとセブンになったな」と言うガッツ星人と崖上に対峙しながら「ィャツ」
片膝立ててしゃがみ、アイスラッガーを放つ「ィヤィ」
アイスラッガーを頭部に戻す「ヒヤッ」両手を左右で力を込めるように握り「フッ」
エメリウム光線発射「ヒヤッ」
消えたガッツ星人の位置へ飛び込んでゆく「ヒィヤアーッ」
ガッツ星人のいた位置へ左手を差し出し「ヘッ」両手を振り降ろす「ヤアーッ」
そのまま両手を左右へ振り降ろしながら、しゃがむ「ヘッ」
(この後、ワイドショット発射)
二体のガッツ星人に向かってジャンプする「テヤーッ」
ガッツ星人の身体を透過して地面に一転、起き直って向きを変え、構える「ィヤッ」
片膝ついた姿勢でナックルビームを放つ「イヤッ」
片膝ついた姿勢のままガッツ星人の光線を浴びて、のけぞる「ャッ」
光線にまとわれつかれ、姿勢を高くしながら前後左右に身体をのたうたせながら、かすかに「ヤッ」「アッ」
光線が消えた後、しゃがみこんだまま、かかえた頭を左右にゆらしながら「ゥアッ」
(この後、ガッツ星人の蹴り2回、左右のガッツ星人の両目からセブンの上半身を包む光線、最初両手で頭を抱えながら、次に左右の手それぞれを握って頭部の前で交差)
頭部の前に交差した手を左右に広げ放とうとする動作「ヘャヘッ」(声の後半は、広げようとした両手が押し戻される様に重なる、この声が戦いの中でセブンが上げた声の最後となる)

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