lastlife 2021/04/12 21:01

かつて家にあったお宝の話

かつて『少年(※リンク先はWikipedia)』という直球ストレートなタイトルの漫画雑誌があった。
刊行されていたのは1946年~1968年の間で私が産まれる何十年も前だ。
よって私はこの雑誌の99.99%以上を知らないので
以下のどうでもいい話をさらにどうでもいい感じで読んでほしい。

その昔親父様が雑誌『少年』の最終号(wikipediaによると1968年3月号らしい)を友人にもらったらしい(経緯は不明)
私が存在を知ったときにはすでにボロボロで背表紙がない状態だった。
内容はほとんど覚えてないのだけども
『地獄くん』というホラー?漫画だけは妙に記憶に残っていた
他の漫画は一応なんとか終わらせていたぽいのだけど
『地獄くん』は「えっここで終わり?」ってところで終わっていたので
逆に記憶に残ったのかもしれない
「両親の仇!!」と言えば通じるだろうか

最終回でまとめられなかったのかな~と長い間思っていたのですが
最近ネットで検索してみたところ最終回の一話前までは
一話で完結する話ばかりだったらしい
『地獄くん』自体何冊かの雑誌を転々とした経歴があり
最終的に移籍されることもなく雑誌『少年』で終わることとなり
最終回を中途半端に終わらせたのは最後の抵抗だったのかもしれない
読者の見えない場所での漫画家と編集と出版社の仁義なき戦いは
これからも続いていくのだろう…
(まあ最近は堂々と暴露されたりすることも少なくないですが)


…『少年』最終号ですか?
クソ母がパチンコに狂って食うに困るほどになった時
地元の古本屋に売ったらしいです
一万円くらいだったらしい
今なら駿河屋ならまだ高く買ってくれたんじゃないか…という気はするけど
けど今はクソ母がいなくなったからそこまでお金に困ってないんすよねえ~
ままならないもんですわ

…もしあなたがどこかで背表紙のない雑誌『少年』最終号を見かけた時は思いだしてください。
その昔一つの友情が一家を少し救ったことを…(いい話風に)


【最近描いたワンドロ絵(一部)】

記事のタグから探す

月別アーカイブ

限定特典から探す

記事を検索