『プロジェクト・ヘイル・メアリー』読んだ
(上のイラストは 超権力女上司ストラットと主人公のつもり
興奮すると 腕を上下に振る描写が頻発する)
小説を読む 面白い
いいアイデアがひらめく
小説! すばらしい
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
『火星の人(映画:オデッセイ)』の著者のSF小説
~あらすじ~
真っ白な部屋で目覚めた主人公
自分を医療ケアするロボットアーム
ここはどこだ?
記憶がない
自分の名前も思い出せない
目の前には 二体の死体
宇宙船で たった一人生き残り
地球を救うためのプロジェクトを遂行する!
最初のほうはこんな感じ。
これも少しネタバレだが
あらすじに書いてあるから仕方ない
ネタバレなしに紹介ができない構造になっている
面白いところがネタバレになるから。
この構造だと読んだ時の感動は大きいが、
口コミで広げるのが
難しいのかもしれない……
とにかく、かわいい!!!!!!!
いとしい
という感情が湧き湧きに出てくる
何も見ないで読んだほうがいい
読んだほうがいいよ!(信じて
上下巻あるが二日ぐらいで読み終わった
読みやすい
週刊連載漫画のような引きがちょくちょくあり
続きを読む手が止められない
主人公は記憶喪失なので
謎がいっぱいある
少しずつ記憶を取り戻していくが
その記憶が衝撃的だったり
ああ、ネタバレになるから何も言えない……
私が先に読み、サークルの夕多丸さんが次に読んでいたのだけど
夕多丸さんが読んだところまでしか
話せないので
早く読んでくれーってなった
(夕多丸さんも面白いぃとなっていた)
気を抜くと無意識にネタバレしてしまいそうで
(あまりに感情が高ぶっていて)
「あのさぁ……あれって……あ、だめだ」
と口をつぐむことあり
全人類読んでほしい
映画化するらしいので
そしたら感想や考察ももっと増えるだろうか
SFにしては読みやすいが
それでも状況の絵面が思い浮かばない所もあって
挿絵がほしい
映像化や漫画化してほしい
前々作の『火星の人』も
(映画版は『オデッセイ』…小説のほうが面白い)
主人公が、宇宙で一人という絶望的な状況の中で
(でもユーモアがあって暗くならない)
次々に降りかかる困難を
科学で解決するという話だった
今作も似ている
私は人間同士が足を引っ張ることで
困難が生じる話が好きじゃない……
(話を展開させるために
わざとらしく悪者を置いてるような話)
どうしようもない自然の災害とか
機械の故障とか
そういうのを工夫して解決する話が好きだ!
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は まあひたすら
そんな感じで困難が降り注いで頑張る
アニメの『Dr.STONE』もそういう工夫が
面白くて好きだったな
これ絶対無理だろ……からの挽回が楽しい
そういう話を作るには
これ絶対無理だろ状況にしないとな……
『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、一度も海外に行ったことがないままルーマニア語の小説家になった話』
エッセイ
この前のZINEフェスの出展情報で本を知った
フェスのブースではお客さんが多くて人気だった
(常に人がいたので通り過ぎただけ
ルーマニア語というニッチな言語を
フェイスブックを駆使して勉強して
小説をルーマニア語で出して
ルーマニアの雑誌に載ったり
映画監督と話すことができたり
アクティブ引きこもりだった
海外の人は皆フェイスブックやってるなぁ
フェイスブックよくわかんなくてすぐ辞めたんだけど
やるといいのか……?
競争相手が少ない言語を学ぶと
有名な人と話す機会を持てたりしていいな
この人は元々英語もできて頭が良さそうだが…
「ほかの人が学んでない言語学ぶ俺、かっけえ」
という意識があるらしい
私はそういう自己評価があんまりないから
そう思って努力できるのは羨ましい
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