カシオペア 2019/11/30 20:00

ゲーム紹介_No.09「性格について」

こんばんは、カシオペアです。

今回は戦闘スタイルを左右する「性格」についてご紹介します。

前回は「隊列システム」を紹介しましたが、今日紹介する「性格」は、隊列システムを応用したものになります。
隊列によりひかるのステータスに変動があるように、性格によってもまたそれぞれの補正が加わります。

それらをひとつずつ紹介していきたいと思います。

ゲーム紹介_No.09「性格ついて」


<<ゲーム紹介_No.08「隊列システムについて」

今回は性格について紹介します。

ひかるの性格は隊列と同じく、全部で5つ用意されています。
「強気」「冷静」「慎重」「弱気」「臆病」の5つです。

これらの性格はキャラクターの本来の性格ではなく、戦闘における性格を表しています。
「強気な姿勢での戦闘」「冷静な思考での戦闘」「慎重な行動での戦闘」などと言った感じです。

まずはメニュー画面での確認です。

メニュー画面を開くと右上に「冷静」と書かれていると思います。これが性格になります。
RPGツクールVX Aceでは「二つ名」という設定項目があり、それを利用していたりします。

目に見えるステータスに変動がある物もあれば、見えない形で変動している物もあります。
ここでは公開できる範囲でそれらを紹介していきたいと思います。

こちらは戦闘画面です。
戦闘画面では隊列の上に表示されています。

現在の性格は「冷静」です。
隊列の基準となるのが「中衛」ならば、性格の基準となるのが「冷静」です。
ひかる本来の立ち位置が中衛であるように、ひかる本来の性格は冷静という事になります。

性格は戦闘中にリアルタイムで変動していきます。
隊列は「隊列移動」コマンドより変更が出来ますが、性格は一定条件を満たすことで変化していきます。

冷静では、相手の攻撃を冷静に見極めるため
【物理回避率/魔法回避率/会心(クリティカル)回避率が小アップ、状態異常「拘束」になりにくい】
といった特徴があります。

拘束状態を仕掛けてくる相手には、もっとも安定した戦闘が出来る性格になります。

続いては「強気」です。

強気な性格になるには、前衛に一定以上留まることが条件となります。
隊列の前衛は敵との距離も近く、物理攻撃の威力が上がる半面、被物理攻撃のダメージが増えると言うデメリットがあります。

強気では、ダメージ覚悟で敵に切りこんでいくと言う特徴から
【敏捷性中アップ、会心(クリティカル率)率小アップ、戦闘開始時の先制攻撃率アップ、通常攻撃の攻撃回数+1】
の能力が付与されます。

前衛では通常攻撃の威力も上がり、さらに強気であれば通常攻撃を2回連続で繰り出せるようになります。
前衛+強気な性格は、物理攻撃に特化した組み合わせとなります。

強気な性格は前衛、もしくは中衛にいることで維持することが出来ます。
後衛より後ろに位置すると性格が「冷静」になってしまう事もあるので、強気を維持したい場合は中衛よりも前に位置を取るようにしましょう。

こちらは「慎重」です。

慎重な性格になるには、後衛または離脱エリアに一定以上留まる事が条件となります。
隊列の後衛は敵との距離を長く取り、物理防御面で有利になる半面、物理攻撃で不利になる特徴があります。

慎重では、落ち着いた特徴から
【消費MPを僅かに軽減、回復効率(HP回復量)上昇】
の能力が付与されます。

消費MPが僅かに軽減されるため、魔法戦闘に向いた性格になっています。
慎重な性格は後衛、もしくは中衛にいることで維持することが出来ます。

続いて「弱気」です。

「強気」「冷静」「慎重」の3つは基本隊列となる「前衛」「中衛」「後衛」がベースとなっているためデメリットはありません。
しかし弱気な性格は、非戦闘エリアである離脱エリアがベースとなるため、デメリットの方が多くなります。

【戦闘開始時の隊列が「後衛」に変更、攻撃力/魔法攻撃力小ダウン】
のデメリットが生じます。

メニュー画面からの隊列変更は可能ですが、戦闘開始と同時に後衛に強○変更されてしまいます。
弱気な性格から敵との距離を詰められないイメージです。

あくまでも戦闘開始時の隊列が後衛になるため、戦闘中の隊列移動は可能です。
敵との距離が近くなればなるほど、弱気な性格は治り易くなっています。

弱気な性格にもひとつだけメリットがあり、攻撃に弱気になる半面、防御に徹してくれます。
そのため【防御時のダメージ軽減率が上昇】します。
防御コマンドを選んだ際のダメージ軽減率がアップするため、他の性格よりもダメージを抑えることが出来ます。

高校生であれば攻撃力に影響されずに安定したダメージを与えられるため、時と場合によっては弱気な性格も優位に働くことがあります。

最後の性格は「臆病」です。

こちらは他の4種類の性格と異なり、全てがデメリットになり、ある条件のもとで付与されます。
その条件は「戦闘不能に陥ること」です。

こちらは次回改めて紹介したいと思いますが、戦闘不能に陥るとひかるは転移の間へ強○帰還させられてしまいます。
死亡してリトライするのではなく、経験値等は全て引き継いだ状態での帰還となります。
ひかるが死ぬ描写は無いため、命からがらの場面で帰還している設定になります。

そのため記憶も引き継いでいるため、その恐怖心から臆病な性格になってしまいます。

臆病な性格では
【戦闘開始時の隊列が「離脱エリア」に変更、全ステータスの大ダウン、経験値獲得量の半減】
というデメリットが生じます。

他の性格と違い、臆病な性格は一定回数戦闘をすることでのみ解消されます。
なので敵に勝利する必要はありません。
離脱エリアにいるのでそのまま逃げることでも性格改善に繋がります。

一度敗れた相手に真っ先に立ち向かう事は、リアル世界ではまず無いと思います。
負けた理由を考え、さらなる経験を積み、それから再度挑戦するものと思います。

全てが都合よく動くのもまたゲームかもしれませんが、それだけを求めたら冒険する意味がありません。
イベントCGは見てもらいたいですが、その為だけに負けては欲しくないので、少々面倒くさいかもしれませんが、ひかるの心情をくみ取れるよう、ちょっとリアルな設定を設けていたりします。

以上で全ての性格の紹介を終わります。

ここまでの紹介で感の良い人は気付いているかもしれませんが、性格は1本のベクトルに乗っかっています。(臆病は除く)
1番上が強気、2番目に冷静、3番目に慎重、そして1番下に弱気とあります。

階段を上がり下がりするようなイメージで性格が変化していきます。
前衛にいると2段上がり、中衛では立ち止り、後衛では1段下がり、離脱エリアでは2段下がるイメージです。
階段の上層にいると強気、中層にいると冷静、下層にいると慎重、最下層にいると弱気と言った感じです。

隊列移動では少しずつ階段を上下しますが、敵の攻撃で一気に階段を転げ落ちてしまう事もあります。
さすがに強気から弱気はそうそうありませんが、状況次第ではそうなることもあります。
敵の攻撃次第では性格が変化してしまう事もあるので、その点もお気を付けいただければと思います。

なお臆病な性格でも、階段は上り下りしています。
ただどの位置にいても臆病な性格が勝り、本来の力は出せません。
その代わりに臆病な性格が治った際には今いる位置の性格になります。
※多くの場合は臆病が治ると弱気からのスタートになることが多いです。

次回は臆病な性格になる事とも関係してくる【ゲームオーバーについて】紹介したいと思います。

今月もありがとうございました!
来月もどうぞ、よろしくお願いしま~す♪

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