改めて思った
いや~、映画ってほんっとーに良い物ですね。
はい、という訳で。
先日ジブリ作品が映画館で再上映されるという記事を書きましたが、本日その上映されている作品4つの内の一つ、「風の谷のナウシカ」見て参りました。
この作品、公開年数を改めて調べましたところ、私がまだ精子と卵子だった頃に公開されていたという事実。
もうそんなに前の作品なんだな~と、感慨深い心情で映画館に向かう道すがら電車に揺られていました。
さて、昨今コロナウィルスの影響で映画館などのエンターテインメント業がかなり大変な事になっているという話しは、よく聞くところだと思います。
じっさい、来客した人の前後左右の座席を一席開けての運営をしていました。
個人的には、両隣と前に人が居ないので大変ストレスフリーな環境で好ましいところなのですが、これ運営者側からすれば客数が半減している状態ですからね。
相当な負担となっているのではないでしょうか?
おっと、暗い話はこの辺りにしておきましょう。
この「風の谷のナウシカ」、言葉通りに私が生まれた頃より何度も何度も見てきた作品で、大変に感情移入している作品です。
私がまだ子供の頃、今記憶がない程の昔ですね。
母親が出産するという事で、親戚の家に預けられていたのですが、そこでエンドレスナウシカ状態だったと、正月や盆に合う親戚一同に今でも言われます。
「おまえのせいで、おおばばさまの台詞今でもそらでいえるからな」と。
その節は大変ご迷惑をおかけしました。
私にとって大変身近な作品であるこの「風の谷のナウシカ」ですが、出生前の公開という事で、映画館で見た事がない作品でした。
その代わり、ビデオテープが消耗してしまう程見た作品です。文字通り穴が開く程見ました。
で、今回初めて映画館で見たのですが、改めて映画として作られた作品は映画館で見るべきだと、再認識させられました。
他の作品を拝聴させてもらう時、映画で見る度に思うこの感想ですが、今回より一層に強く思いました。
特に音。
これは、自宅では限度があります。
それこそ、お金に相当の余裕のある人が、シアタールームでも作らない限り、自宅であの感動を、映画館で感じる情動の波を感じる事は無いでしょう。
だが、「風の谷のナウシカ」は音楽は勿論素晴らしいのですが、無音の演出がすばらしい。
あの緊張感、最近ではなかなかに味わっていない物でした。
何度も見た作品で、ここまで緊張を味わえるとは正直思っていなかったので、拝聴しました後は年甲斐もなく、劇中で流れていた音楽を口ずさみながら帰ってしまう程。
こういった往年の名作の再上映という機会に出会える。
近年、多数の作品が生み出されている中で、心に残った作品が再上映される機会というのは、中々に難しいでしょう。
次回、またこの様な機会があれば、私はまた足を運ぶでしょう。
と、その前に、他の3作品を見なければ!
では、皆様今回はこの辺りで。
さよなら、さよなら、
さよなら。