藤和工場 2023/08/22 15:17

近しい人が死んだ場合にすることいろいろ。ちょっと追記したんで、全体公開してみる。(追記あり

8月22日 追記
9月7日 追記


終戦、敗戦…考え方はいろいろで。
海外ドラマや映画みてると、ああ、敗戦だなって思う事も結構あるよね。

さて、先日の更新にかきましたけど、父がさる6月末に、急逝してしまいました。
悲しみは人それぞれ、けど、有名人の方は親がなくなっても、いろんなコメントもらえるんだなとか思うと、闇が深くなる。

まだ全部手続きが終わってないのですが(登記と口座解凍、香典返し)今日は母方の祖父の命日でもあるし、終戦の年生まれの父だしで、なんか書いてみるかなと。
まずは、読んだ人がちょっとだけ役に立つかもしれない話から。

人が死んでからのジェットコースタ。
父は、運よくというか根性があったのか、朝パチに行ってたから(パチンカスです)なのか知らないけど、転んだとかなんとか詳しくは病院の人にも聞いてないけど、とにかく、背中が痛いとのことで、地元の市営病院にいって、初診だったために、問診をかく前に、トイレにと行って、帰ってきて、問診書こうと椅子に座りかけたとこで意識を失ったとのことで、数十分のうちに病院へ行ったんですが、もう着いた時には、呼吸も心臓も停止してました。
結果は、心臓の急性大動脈乖離により心筋内に血液がたまり、圧迫して停止、みたいな感じだそうで。病名いわれたけどそっちはわすれちゃった。死亡診断書には急性大動脈解離ってかいてあるし。もう病院いったときには、それが限界直前だったのか、そのあたりはわからず。スーパードクターKか、ショーンマーフィーがいたら、助かってたかもね。

さて、一時間後ほどには死亡診断書ができあがり、ラミネートされた葬儀屋連絡帳を見せられて、そこからは葬儀屋へ直です。
このあたり、スピード感がパないので、知り合いに葬式経験者か、事前に近所の葬儀屋とかは調べて知っておくのがいいと思います。
前後しますが、死後のお墓などをどうするかも、本人なり、本人抜きの家族なりで、事前に話し合っておくといいと思います。
ウチはもう、僕がこんななので、地区に墓地は買ったモノがあるけど、墓はなしって方向で、近所(昔は保育園をやっていて、僕も通っていた)のお寺(一向宗)が永代供養をしてくれるってことで、そこでお願いした。
まぁ人の間でずっと生きてきた父なので、死後もあまり好きではなかった家よりは、自由な場所のがいいでしょう。
こちらも先んじて描きますが、調べてもらう中で、永代供養や樹木層とかなんとかも、お寺によって、かなり値段が違います。
近所でいえば、寺の規模でもでかく歴史もあるお寺だと、永代供養がまず100万、さらにサブスクとして、十年か二十年くらい、年2万かかるとのことでした。
納めたところは、永代供養が12万で49日法要を一緒にしたので、それが3万5千円、サブスク代なしと、かなり良心的でした。さすが、保育園なんかやってくれる(保育園はとっくになくなってるんですけどね)フトコロの深いお寺だけある。
あと、住職さんが姉の同級生だったのもあってスムーズ。
僕もクソガキだったので、保育園の園長先生(たぶん、その住職のお母さん)にはクソほど面倒かけたけど、顔が女顔だったため、たまさぶろうだって、めちゃかわいがってもらっていた。今はみるかげない、ゲンカイオジサンだけど。

というわけで、生前に墓と葬儀屋はしっかり調べておいたほうがいいです。
葬儀屋の従業員には、安くても心付けを包むと、対応がよくなるよ。クソですけど。

ここまでで、以後必要になるのが、火葬許可証だったり、火葬の準備ですけど、このあたりは葬儀屋がやってくれます。
当然、葬儀屋もピンキリで、一晩だけ安置してくれて、翌日火葬の純直葬でも、27万くらいとられました。
なお、特殊な散骨になると、してくれる葬儀屋もかなり限られるので、特殊な事情がなければ、しばらく自宅に安置されて、考えるのがいいと思います。
自宅内や墓地以外に、勝手に埋骨することは法律に触れますが、ずっと自宅でお骨を保管することについては、この法律には触れないことになってるそうなので。
ウチは母親がアレなので、即、ということだけです。
さて、ここまでで、自分たちに重要な書類(以後必要)なのは、死亡診断書のコピーです。
これは、だいたい葬儀屋がコピーを五部ほどはくれます。
んで、足りなくなったら、自分でこれをコピーすれば使いまわせます。
これはどんな時にというと、各種の契約を解除したり、承継したりするのに使います。
必要なことばかりではないですが…あとであわせて書こうと思います。

それぞれのパターンでやる事が違うとは思いますけど、こんな流れなんだなって感じで。

葬儀が終わるとまずは市役所へ行きましょう。(おおざっぱですけど、葬儀屋で今後の流れみたいな手引きはくれます、足りないけど)
市役所の窓口で、死んだから~の話をすると、市役所でやるべき手続きはしてもらえるので、割愛です。具体的には、戸籍の除籍、健康保険の解除、世帯主の変更、水道契約の変更(料金引き落としは、銀行へ直なので、だいたい、このタイミングで死亡がバレて、口座が凍結されます、引き落としが間近のときは、いかずに待ってもいいかもです。生活費などを、死んだ人の口座から賄ってる場合は、もう仕方ないんで、できるだけ早く引きだしておいたほうがいいです。もちろん、オオ揉めしそうな雰囲気が家族内にある場合は、これをすると、あとで、遺産をすべて引き継いだこと(マイナス含め)になるんで、やや慎重に。けど、実際、口座の解凍には必要な書類がけっこうあるんで、その間、無一文だと死ぬから仕方ないとおもう)
で、たびたび市役所に行けない、という場合は、この際に、「死亡した人の、出生から死亡まで連続した戸籍」死亡した人の「住民票(除籍)」相続予定の人の「住民票(オプションで住民票ナンバーをいれてもらう)」相続人全員の「印鑑証明」死亡した人の「戸籍(連続した戸籍とは別に、原本が必要な場合があるし、とっといて損はない)」をとっておくといいです。
ちなみに、死んだ人のマイナンバーやマイナンバーカード、まったく役に立たないし、必要もないです。

市役所の次は、年金事務所です。
配偶者がいく、代理人がいく、どっちでもいいですけど、代理人の場合は委任状とかいります。んで、年金のあれこれをやってもらうのですが、年金事務所は、訪問が予約制なので、事情を電話連絡して、予約をしましょう。
いるものは死んだ人の年金手帳、すでにもらってる場合は、年金証書、死亡診断書や戸籍(除籍になってるやつ)も必要だったかも。まぁ電話したら予約のときに必要なものは教えてもらえます。

年金がおわったら、ひと段落です。これで罪に問われるやつはなくなるんで。
次は、各種契約やカードなんかをクリアしていきます。

家に電話がある人(NTT)名義を変える場合は、承継手続きが必要です。
基本、ネットで出来ます。受け継ぐ人の本人確認書類と、死んだ人の死亡診断書を写真にとって、アップロードします。手続きは非常に時間かかるので(名義が変わるまでに一か月)先んじて、支払いの方法や口座名義なんかを変えて置いたほうがいいです。こちらも口座振替はネットで出来るのですが、一部の大銀行だけ対応なので、先に銀行が対応してるか、サイトで調べてからしたほうがいいです。個人的には、待ち時間はかなりかかるけど、電話で理由話して、承継のも口座振替のも、書類おくってもらうように頼むのが早い気がします。

NHK
名義の承継は、ネットで一瞬で終わります。
心配なので、しばらくしてから、口座振替をかえようとしました(元が六か月先払いだったので、急いでなかった)ネットから口座振替先の変更はできるのですが、こちらは、システム上、最後に通帳の現在の残高シモ桁の入力があるので(しかも記入された最後のものではない)、ネットバンキングや通帳アプリでリアルタイムがわかる人向けです。
なので、結局、ネットから、口座振替用紙を送ってもらうようにしました。

ガス
契約会社に連絡すれば、書類をおくってくれます。

新聞
自分の家に配達してくれてる地元の販売店へ連絡しましょう。直でいけばその場で契約者や口座変更できます。

電気
電力会社へ電話しましょう。必要な書類を送ってくれます。

民間保険
ここで、死亡診断書のコピーが、入ってる保険の数だけ必要になります。
また、死亡により受け取る保険金の額がでかい場合、死亡診断書のコピーにくわえて、受取人の印鑑証明書が必要になります。
各保険に電話して、必要書類をおくってもらいましょう。
まだ調べてないけど、保険のかけ方によっては、入ってくる保険金に、税金がかかるはずなので、来年、母の確定申告をしないといけないかもしれない。
めんどいなぁ。ガン保険、当然ながら、ガンじゃなく死ぬと、めちゃくそもらえる金が少ないです。年間額に見合うのかなぁ。掛け捨てだし。やっぱ遺伝的なとこが大きいとは思うよ。一族みんな心臓系で死んでるから、僕も

ネットプロバイダ
承継の手続きは、各社で違うと思いますが、うちは、承継手続き書をサイトからDLして、それに書き込み、死亡したことがわかるもの(ここは除籍のある戸籍のコピーでOKでした)を同封して、郵送しか受け付けがありませんでした。
口座の変更はネットでできました。が、口座凍結のタイミングにより、引き落としができず、後日、その月の請求がハガキできた。

携帯電話
実機と死亡診断書のコピーをもって、販売店へいきましょう。
コピーは確認するだけで、返してくれます。
販売店がないタイプの携帯の場合は、たぶんネットでなんとかできると思います。
ウチはAUだったので…近所に店があったので(なんと、その直後に、お店つぶれてた)
もちろん、タイミング的に、凍結後の場合は、後日ハガキで請求がきます。

クレジットカード
カード会社へ連絡すると、すぐとまります。公共料金の支払いをすべてカードでやってる人の場合、一番にカード会社へ電話しとくのがいいと思います。ウチの父は、キケンすぎて、クレカなんかは持たせてなかったので、特にアレでしたが…
電気店とかの、保証コミのカードの場合、名義の変更をする場合は、カード会社への連絡の前に、そのお店にいって事情を話すとしてくれます。このとき、年会費がいるものの場合は、口座の登録もできるのですが、信用金庫などは対応してないと思うので、その場合はカード会社にいいましょう。

運転免許
返還の義務はないんで、警察にかえしにいかなくてもいいです。

マイナカード
死んだ瞬間に、ゴミです。死後に必要だったことは今までありません。


不動産登記
ない人は考えなくていいので、楽ではあるけれど…あと、巨額の遺産や不動産がある人は、素直に司法書士や弁護士に頼んでね。
この登記や遺産についてのやり方は、非課税のさらにさらに下くらい、遺産がない人向けです。

来年の四月から、死後三年以内に登記しないと、罰金がうまれる、義務化になります。
空き家対策だったり、地震のあとのことからそうなったらしいですけど、司法書士へのボーナスなんではと、邪推したりします。
以前、いろいろから、登記しなおした家があるんですが、その時も十万かかりましたんで、最低価格がそのくらいだと思います。
なので今回は、それよりは楽そうなので、自分ですることにしました。
が、まだおわってないので、準備の話と思ってください。いるものは準備してあると思うので。
必要なもの
(自分で描くなりするもの)
相続関係説明図(ネットで調べれば、ひな型がいくらでも出てきます。そんなに詳しく書く必要はなく、相続人のうち、協議書にしたがってどの人がどんだけ相続するか、またはしないかをわかりやすくかいたものです。ウチはそれほど複雑ではないので、直筆しました)
遺産分割協議書
ネットにテンプレがいくらでもあるので、それを改変して書きましょう。遺産が多いと大変ですが、余白やフォントサイズ、用紙サイズを変更しても、一枚ペラで仕上げることが楽です。枚数が増えると、冊子にしたり、契印が必要だったりと、面倒です。遺産が多い場合は、頑張って冊子にして、契印をおしてください。
相続人の数だけ必要になります。
各人が直筆して印鑑証明がある実印をおさねばならないからです。

(市役所でとるもの)
印鑑証明
相続人全員のものがいります。

戸籍
相続人全員のものがいります。ウチのパターンだと、父の戸籍の続きに母と自分は入ってるので、他の兄姉のとあわせて三通でした。

死亡した人の全戸籍
出生から死亡まで連続したものが必要になります。
結婚離婚が多数あったり、養子になったりとかだと、フクザツになって、最後の市役所だけですまない場合があります。窓口で戸籍とるときに、事情をはなして、かならず出生から~と言いましょう。

死亡した人の住民票(除票)
本籍がはいってるものが必要です。役所の窓口でいいましょう。

相続する人の住民票
ウチは母のだけですけど、多数いる人は、全員分いります。
とりかたがいろいろあるんですけど、基本の情報はすべていれてもらい、個人ナンバー(マイナンバーのことだと思う)は記載なし、住民票ナンバーはありのものをとるといいです。

固定資産評価証明書
役所の税務課でとります。不動産の、登記申請する年と同じものが必要なので、しかたないです。土地と建物、固定資産税の支払い書にあるやつ、全部とってください。

(法務局でとるもの)
登記事項証明書
必須ではないですが、これに書いてある不動産番号をかくと、申請書にかく項目が一気に減るので、この際にとっておくのがいいです。

必要な書類はこんな感じです。

肝心の登記申請書ですが、PDFのみですが、法務局のホムペでDLできます。
PDFを編集できるひとは、それに書き込めばいいと思います。
僕はもらえなかったけれど、法務局でもらえると思います。
書き方もPDFで配布されてるので簡単です(上記の不動産番号があると、すごく楽)

残念ながら、すべて書類とるのにお金がかかるし、登記も自分でするとはいえ、不動産の評価額から算出される「登録免許税」というのがかかるので、完全にタダというわけではないです。
そして、法務局、訪問や質問、書類の提出も予約制です……管轄が割と広いので、混んでるらしく、予約が一か月後とかザラです。
また、ごく近所に法務局や支局がない場合は、何回もいくのが大変だと思います。
ウチは偶然、近所なので…

これらの書類ですが、事前に、返還してくれというむねを伝えておくと、そういうハンコをおしてくれるんで、すべて手続きがちゃんといったあとに返してもらえます。

で、三年の猶予はあるんですが、結局、つぎの銀行口座の凍結解除に、同じ書類が必要になってくるので、勢いでやっておくのが、いいんじゃないかって思います。

※9月7日 追記分
無事、一発で登記が終わりました。
うけとりの際に、本人がいかない場合は、委任状(うけとり控えの裏が委任状になっている)をかけばいいのですが、問題は、窓口でうけとるとき。
申請書や委任状におしたハンコ以外の、受け取りに行く人のハンコがあると、簡単です。
そんなこと聞いてなくて、窓口でいきなり言われたので、困りましたが、委任状におしたハンコ+サインでなんとかなりました。法務局は市役所と同じかそれ以上にお役所仕事感満載なので、心しておかないと、腹が立ちまくります。特に、近所にない人は地獄のような苛立ちを覚えると思いますので、行くときは、いりそうなもの、もれなく持って行っておくのがいいと思います。


銀行口座の解凍
これもまだやってないし、各銀行で必要なものが変わってくると思うのですが
基本は
死んだ人の通帳、カード、出生から死亡までの戸籍、あれば遺産分割協議書、相続人全員の印鑑証明
が必要だと思います。これは基本であって、家族構成とかでかわってくるんで、銀行に問い合わせるのがいいと思います。
まぁバレて凍結された時点で、解除の仕方を教えてくれますが…


8月22日 追記分。
一か所行ってきたうえで、焦ったことがあったので追記。
銀行、その銀行の口座、すべてを把握しているならばいいのですが、なんと、知らない口座がありました。(厄介なのは、その中身がゼロだったり、超少額であっても、解凍口座にふくまれる)
遺産分割協議書を用意していはしたのですが、とうぜん、知らない口座の事は明記していませんでした。なので、あらためて、全員分の実印と署名が届け出の書類に必要と言われたんですが、そこで思い出したのが、遺産分割協議書に加えてた一文。
「これ以外のものがみつかった場合もすべて、同一の相続人が相続する」的な文章。
これがあったので、あとで見つかったものも含めて、用意しておいた書類と遺産分割協議書で、ことたりました。
また、解凍に一週間くらいはかかりますとのこと。
もう一か所あるんですが、同じ感じでいけそうだけど、登記の予約が迫ってるので、そっちが終わってからいくことにしました。

9月7日追記分
もう一か所の銀行(やや大きめの地方銀行)にも、母本人が、体調最悪でいけそうにないので、話しを聞きに行ってきました。
けっこう面倒です。
まず、その旨をつたえると、しばらく待たされて、本部の相続部から、テレビ電話で、20分ほどの説明をうけなければいけないということになりました。
それが終わると、委任状とかでいいのかと思ったら、銀行から、意思確認として、家で待っている母(相続人、このあたり、分割協議書に従って、代表者がひとりで行く場合は、相続人すべてに意思確認の電話をすると思います。遺産分割協議書があってもです。ない場合は、申請書に、相続人や分割で相続しない人の実印と署名も必要になります。どっちにしても、登記関連で必須なので、遺産分割協議書はつくっておくべきです。りっちめんは、そもそもそのあたり、弁護士に頼んであるだろうからどうでもいいです)
に、電話で意思確認をしました。
あとは、申請書をもちかえって、母に自著してもらい、持っていくだけの感じになりました。これで一応、終了かな。

※車について
ウチは、父名義の車がなかったので、何も必要なかったのですが、死去されたかた名義の車がある場合は、車の保険会社へ連絡(たぶん必要なのは、名義変更だろうから、死亡診断書とかでしょう)と、陸運局へいって、名義の変更をしないといけないと思います。このあたりノータッチだったので、お役に立てずではあります。


以下、駄文。


まぁこんな感じの、二か月目になります。
ここまでは、たぶん、ちょっとだけ、人の役にはたってるんじゃないかな。

まぁいろいろ終わりが見えてきて、いよいよ実感がくるのかなって思いますけど。
現実(金がない)ってことと……

なんか、そんな気分かなって、マンチェスターバイザシーを見直してるんですけど、こちらも兄が病気ではあったけど、急死して、甥っ子の進退を決めるとともに、なぜか自分が後見人にされてたけど、自身の過去の傷から、甥っ子が暮らしてる街には絶対にいたくない、いられないっていう悲しい話です。

病院の方々は、すごくよくしてくれたので、なにもないのですが、やはり、死してからのジェットコースター感はあります。当たり前だけど、病院は生かすための施設なので、いつまでも死人に場所をとらせるわけにはいかないんです。死亡後は、ほんと、即、葬儀屋になるんで、家族は悲しむ暇ってないんですよね、やること多すぎて…




父は…祖父の代からあった負の遺産(借金6000万)を多兄弟でありながら、ウチの家族を犠牲にして、一人でかえし、その見返りが、各兄弟からきた香典が、なんとひとり5000円というびっくりで、人のタメになんかしても無駄だなっておもった。
ウチの家族は、このことで、父と母の中は最悪で、何度も家出や実家にかえるをしてるんですが、そのたびに、近所の毒叔母(この人がマジ毒で、僕が子どものころから、家に何時間もいすわって、ひたすら愚痴をたれるタイプ)が連れ戻してって感じで、生まれる前から終わってるんですよね。この感じで、兄も無茶をして、しゃっきんまみれでえらいことして、さらに家はおわったし、本人はあっさりけっこんして外にでたし。この兄の無茶のせいで、本来、とっくにリフォームなりなおしおわってるはずの家が手付かずで、どうしたらいいかわからなくなってる。
母方の祖母は、わりとスピな人で、いろんなものが見えるタイプなんですが、(いとこは見えすぎて、部屋中にお札貼るレベル、叔母も病院の霊安室で見るタイプ。けど、これが母親はいっさいない。僕もない。僕を妊娠してる母に、もうやめとけと言ったそうで、たぶん生まれたらこうなるってわかってたんでしょね。僕も祖母に賛成です。今ならわかるよ、おばあちゃんはやさしかった。うまれたあとも一番やさしかったのはやめとけっていったおばあちゃん。

そんななか、父はずっとパチンカスなんで、(兄はスロカス、車カス、オーディオカス、ありとあらゆることを借金でやってきた)家のことなんぞほっといて、近所の毒叔母が残した、(この人の娘さんは早死、父親も最近死んだ)ちょっと知的に弱いけど、障害まで認められないタイプの子(子っていうけど、僕と二歳違うだけで、就職とかも父が近所のDQNしかいないクソ会社だけど世話したので、ちゃんとっ社会性と職はある、ウチの父がいなくなったんで、天涯孤独、いや彼の父方の親戚は余裕で顕在なんだが)の面倒ばかり見て、僕はほったらかしで、家のことをすべて(母をふくめて)やらせて、その子がピンチになると、金をだせって言ってくる人でした。
なので、名前をよばれながら、部屋にこられると、金のことなので(昔からずっと)僕はストレスマックスで、せっかくうまくいきかけるたびに、金だせっていわれるんで、そのせいで、買い物依存になって、今までの全部なくなってしまいました。借金してないだけマシだけど。
死んで、もうそんなことないのに、家の前に車がとまるだけで、動悸がはげしくなって、気持ち悪くなるのが、なおりません。
死んでもいらんもん、残していってくれたよ。
僕から、こどもころから、家のことをやれ、家の事をしないから、母が僕にいいつける、仕方ないからやる、で、僕のすべての社会性がうばわれ、しんでしまったのに、最悪、僕が自分の役目をとったとまでいった。いや、あんたがやらんからよ…やらされてたんよ。

姉も兄も、こういう部分は昔から味わってないので、僕のことを、ことあるごとにワルモノにするし。自分たち、家のことなんか、一切やってこなかったのに。
きみたち、中学生のときに、おーいお母さん出ていったぞって、父に言われて、裸足で外歩いてた母親を探しにいったりしてないし、出ていくとかいいつつ紙袋に服をつめてる父親を目撃して、見られたって感じで、やめたってされたりしたことねぇでしょうに。
兄はひきこもってるときに、母の携帯で借金しまくってたり、ボトルの世話までさせてたんにね。
んで、母も父もそんななので、僕はぜんぜん助けてくれない。
たすけてほしくても、あんたまで、そんなことをする!!!!って、兄や姉のあれこれで、僕を切り捨てるのであった。

まぁ…上記の六千万、自分でかえした父は、両親に認められたかったんでしょうね。
戦時中に長崎は大村市でうまれ、こちらにかえってきて、兄弟はおおく、子どもの頃は、大阪へ一時期、養子に出そうかで、お試しにだされ、戸籍とかかえるまえに、折り合いがわるくかえってきたっていう経緯があったり。
家のために、スカウトがくるレベルだった野球もあきらめて、中卒ではたらき。
そういうとこは尊敬してたし、他人へのあたりはいいので、人には顔が広かった。
ひろかったぶん、敵も山ほどいた。
元々、祖父は、こちらに帰ってきて、その後、すぐにトラック業をはじめて、一時期はトラック数台所有の大きさにまでしてたんだけど、その祖父も気がいい人だったんで、金をばんばかつかって借金はふくれ、さらに、後から事業はじめようとする人にもいいよって即赦し(ちなみに、この口利きではじめた業者、いまでは地元でトラック何十台かかえる企業になってるけど、父が、同じくトラックで会社作ろうとしたとき、袖の下を渡さなかったために、ゆるさず、陸運局にまで手を回して、邪魔をし、結局事業化できなかった。今とちがい、昔はそういう時代でした)

という感じのしわよせが、全部家庭と僕にきてるわけです。
ま、これも、言う人にいわせれば、逃げなかったオマエが悪いってことになるんよ。
どこに逃げ道と逃げ方があったのか…生まれた時から、じっくり毒をしみ込まされた人間にはね、逃げ方も何もわからなくなるんですよ…
父は、業種的に、たぶん、イラストレータになる前、このあたりでトラック乗ってた島田フミカネ氏は知ってるんじゃないかなと思ったりする。そういうタイプの有名人ではあったんで…地元のオリンピック選手のじーさんとも知り合いだったりしたし。
まぁ僕も、フミカネ先生は、道ですれ違ったりはしてたでしょうね、車に乗ってるときに。家の近所の会社にもよく来てたみたいだし。

ま…父はぴんぴんころりを地でしめし、これからあるかもしれないごちゃごちゃがなくなったっていう心の安寧はあるんだけど(車で事故したり、借金したり、なんだったり)
いちばん、僕自身がやべーときに死なれてしまったんで、これからどうすりゃええんやろってのはなってます。
母自体は、母がこの家でいきるくらいは年金で余裕なんだけど、母もちょっとおかしくなってて、ひとりで、家にいられない、(買い物も前は留守番してたけど、それも今はできない)になってるんで、どうしたものか。
クソみたいになりながら、地区の行事にまで出てるんで、心がずっと死んでいる。
兄や姉はいるにしても、それぞれ家庭があって、近所とはいえない近所なんで、ダメだし、そもそも、兄も姉も今までやってきたことがことなんで、母が心底は信頼してない。

どーしたもんかなぁ、どうしよっかなぁって、もうちょっと同人なりで、もうかればなあぁっておもいつつ、僕の心をぶち壊してしまった、ユーザさんのコメントのせいで、手も心も頭もうごかない。
絵も進化してくれないし。
ちなみに、父親が死んで、そのことでは一切涙が流れていないので、心なんかとっくに終わってるよな。
いや、別のことでも、もう十数年、涙がでなくなっちゃってるんだけど。

もうちょっと、作品が売れる才能ってやつがあればなぁ。
かかわってくれた人にも、迷惑をかけなくてすんだのに…。

ほんと、ぼくがしぬのが一番だったのに、なんでぼくよりはやくしんだんだよ。


あ、いまさらだけど、こういうのって、NOTEにでもかけばよかったんか…前半部分はとくに。

てわけで、全体公開してみるかな。しても読む人は少ないと思うけど。

あ~、今すぐ売れっ子になりてぇ。すべてが限界や。
セールしとるから、作品かってくれや。

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