投稿記事

無料プランの記事 (178)

思叫堂~ロア~ 2018/10/25 21:13

次回作:吸血鬼モノイメージイラストラフ2

こちら、エッチシーンでの搾精とそれをワインに混ぜて飲むシーンのラフになります。
吸血鬼なので、血の代わり……という感じですが、こくりと絞ったものを美味しそうに飲んでくれますよ。

【 作業用エナジードリンクコース(+α) 】プラン以上限定 支援額:500円

このバックナンバーを購入すると、このプランの2018/10に投稿された限定特典を閲覧できます。 バックナンバーとは?

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

思叫堂~ロア~ 2018/10/23 23:05

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

思叫堂~ロア~ 2018/10/23 20:14

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

思叫堂~ロア~ 2018/10/20 15:40

次回作:吸血鬼モノ台本4

フィー
「さて、君の事なんだが……倒れた時に思ったより強く打ってしまったようでね。
暫くは安静していた方がいいと思うのだけれど……平気かい?
ボクとしては、別にこのままいてくれても構わないのだけれど」

吸血鬼などという非現実的な告白に戸惑う貴方が、体を確かめるように触ると、ずきりと大きな痛みが頭に走った。
触ると包帯越しであったが、じわりと指先に赤い血が滲んでいるのが見えた。

フィー
「あぁ……血がまだ止まってなかったのかい?
ん、んー……拾った縁だ、この部屋で2・3日休んでいってくれても構わないのだけれど、君……明日仕事とか、そういうの大丈夫かい?」

貴方が言われて思い返してみると、明日も……休みという訳ではない。
病院に行き診断を受ければ休みの許可ぐらいは取れるかもしれないが、今が深夜である事を考えると中々その手間も億劫そのものだ。

フィー
「ふぅーん……なるほど?
やれ、人間って奴は……特に現代の人間というのは大変だね……体を休めるの一つ取っても一苦労か。
ふーむ、そうかそうか……んー」

悩む貴方の様子に、吸血鬼の少女……フィーは考えるように指を顎に当てる。
暫くそうしてから、貴方を垣間見……可愛いらしく犬歯を覗かせ、ちらりと悪戯気な笑みを浮かべた。

フィー
「ふふ……なぁ人間くん?
悩むという事は、出来れば明日も働きに出たいんじゃないかい?
その傷じゃ、病院に行ったり手続きがどうだとやってたら、休めたにしても今度は気疲れしそうだしね。
……そこで、一つ提案があるんだけど、どうだろう?」

フィー
「少しだけ……君の血を吸わせてくれないかな?
吸血をすると、ボクの血が少しだけ君に混ざって……それが君の治癒力を高めてくれる。
勿論、それで死んじゃったりボクの仲間……吸血鬼にするようなヘマはしない。
あくまで人間の君への手助けの範疇として、だ」

くすりと、貴方に顔を寄せるようにして、フィーが楽しげに微笑む。
吸血鬼という幻想そのものに対してすらまだ納得がいっていないのに、いきなり吸血などという行為をされるのはと、貴方が遠慮したいという身動ぎをすると、少女がまた一つ微笑みを浮かべる。

フィー
「ん?……ふふ、警戒させてしまっているかな?
安心しておくれ、基本的に人を襲うつもりはないよ……これでもボクは4、500年ぐらい生きていてね。
昔は、ちょっとヤンチャ……? あー……してた時期もあったけど、戦うのにも飽きたし、今は人を害するとかそういうのは……ね?
ヴァンパイアハンター……所謂、君たち人間の味方の組織に協力することで、平穏な暮らしをさせて貰ってる身分なんだ。
あの男共に割られた瓶も、ハンター達から融通して貰ってるたまの贅沢の輸血液でね。
……うーん、本当に久しぶりの贅沢だったんだけどなぁ、はぁ」

貴方に近づきながら、先程の事件がさも残念であったといった様子でフィーは小さくため息をついた。
それから、ちらりと……金色の髪小さく揺らすようにして貴方の顔を覗き込み、何処か期待するように笑みを強くする。

フィー
「まぁ、そういう訳で……人を殺したり害したりして、ハンター達の機嫌を損ねるつもりはないんだよ。ボクの大事な平穏が崩れてしまうからね。
ただ……うん、君の治療と……ボクのダメになってしまったご馳走の代わりに、だ。ちょっとだけ血を飲ませて貰えるとお互いWIN-WINという奴になると思ってるんだけど……どうだろう?
牙が入る瞬間だけはチクっとするかもしれないけれど、吸われてる最中は人間も気持ちいいらしいし……不快にはならないと約束するよ……ね、どうだい?」

《ちゅぅ……ぴちゃっ》

フィーの顔が貴方に近づく……そしてゆっくりと、その首元に。
そして、ぴちゃり……っというとろりと濡れる感触と湿った水音が響き、目の前に揺れるまるで金色の絹の波のようなモノから放たれた……薔薇の花の如き、芳しい香りが貴方の鼻腔を擽った。

フィー
「約束する。君を傷つけるためじゃないし……吸いすぎて仲間にしたりもしない。
だから、ボクのため、君のためにも……ちょっとだけ、血を吸わせておくれよ……なぁ、に・ん・げ・ん……くん♪ぺろっ♪」

耳を甘く蕩かしていくような、惑わし甘えてくる魔性の囁きが犯し、ダメ押しとばかりに首元に切なげな吐息の熱い舌を絡められ……。
貴方は気付くと、首を縦に振ってしまっていた自分に気付くのであった。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

思叫堂~ロア~ 2018/10/17 23:10

次回作:吸血鬼モノ台本3

《ぎし……がばっ》

フィー
「あぁ、ようやく目覚めたのかな?ふふ、おはよう♪
とは言っても、まぁ……今はもう深夜もいい所なのだけれどね?」

貴方が目を覚ますと、そこは見知らぬベッドの上であった。
涼やかな声に驚き見渡すと、傍にあった椅子の上で貴方を見守るようにしながら、くるりと赤いワインの入ったグラスを傾け、興味深いといったように観察している先程の路地裏にいたはずの金髪の少女が、軽く笑みを浮かべていた。

フィー
「あのね、君が倒れたまま意識を取り戻さないからね?
あのまま路地裏に放置をしては、流石に後味悪いかなと連れ帰らせて貰ったのだけれど……気分はどうだい?
吐き気がしたり、目が回っていたり……あぁ、頭を打っていたね?まさか、記憶が怪しくなってるとかないだろうね?」

状況に混乱する貴方ではあったが曖昧に頷き、まだ少し体が痛むのを感じながら身を起こす。
改めて周りを見渡すと、そこには中世の貴族を思わせるようなアンティーク調に整えられた洋室が広がっており、貴方にはまったく覚えの無い部屋であるという事が分かった。

――ここは、何処なのかな?それに、君は確かあの路地裏で男たちに……大丈夫だったの?」

フィー
「あぁ?ふむ……ふふ、心配ありがとう♪
そうだな……まずは1つずつ説明をしていこう。
ここはボクの……部屋って所かな?正確にはボクの影の中にある空間を部屋に貼り付けて、空間を塗り替えているんだけど……まぁそれはいいか。
次に、あの男たちだけど軽く暗示をかけてやったよ。今頃は警察の前で裸になって、全裸で抱きつこうと迫ってる最中じゃないかな?
ふふん……警察の人間には悪いことをしたが、そこは公僕の苦労の一つと思って仕事をして貰おうじゃないか。
多分結果は、明日の昼ごろには本日の面白ニュースとして見られるんじゃないかな?」

――影……暗示?何を言って……?

唐突な言葉の数々に貴方は戸惑いを隠せなかったが、少女はそんな事は気にかけず自慢気に小さな胸を張る。
態度だけ見ればその様子は可愛らしいと言えるもののはずなのだが、不思議な程に自信のあるためか、その態度に何処か歳を経た老人がたまの悪戯をして楽しんでいるような、奇妙な印象を貴方は受けるのであった。

――君は一体……?

募る疑問に、つい……貴方は彼女に問うてしまう。
その言葉に少女は、貴方の見間違えではなかった鋭すぎる犬歯を見せ付けるようにして……ニヤリと頬を持ち上げる。

フィー
「ボクかい?……ふふ、そうだな。
誰かに助けようとされるなんて本当に久しぶりでね?
助けてくれようとしていた恩人に……お礼も挨拶をしていないっていうのは、確かに無礼の極みだ。お詫びさせて貰うよ。
こほんっ……では、遅れてしまって申し訳ないが、改めて。
さっきは有難う、結果は伴わなかったかもしれないが、君の気持ちはとても嬉しかった。有難う……人間くん♪」

フィー
「ボクは、フィーユ・リュビエ・バートリー、気軽にフィーと呼んで欲しいかな?
……所謂、吸血鬼という奴さ」

そう言って金の髪をふわりと靡かせ、紅い宝石のような瞳を悪戯気に輝かせ、少女……吸血鬼のフィーは優しく微笑むのであった。

この記事が良かったらチップを贈って支援しましょう!

チップを贈るにはユーザー登録が必要です。チップについてはこちら

月別アーカイブ

記事を検索