lostunicorn 2019/06/21 20:37

ハイ〇ースって便利だな♪

(ふぅ・・さすがにしんどいわね・・)
『エリミネーションチャンバーフェス』の準備に忙殺される日々が続き、統括調整官として敏腕を奮っていた菊地原亜希にも疲労が澱のように蓄積していた。
スケジュールが押し気味となっている最近では、被造物を創出している人物・各企業への叱咤激励が今や叱咤の方へ比重が移り、関係者からの恨み含みの視線にも耐えなくてはならず、亜希のストレスは幾重にも重なっていった。
今日は、いつも自分の仕事が終るまで待機している、政府派遣の護衛を先に帰宅させ、『待たせている』という精神的なストレスを軽減し、加えて節約の為、久方振りに電車を使って帰宅をして気分転換を図ってみたのだが、体力的なストレスの増加に拍車を掛けるだけだったと後悔していた。
最寄駅からタクシーを使ってしまおうと考えていたが、終電到着後の乗り場はごった返しており、その光景にうんざりした亜希は、マンションまでの15分間を徒歩で行こうと決めた。



亜希のマンションは都心と郊外の狭間に位置する〇〇線の〇〇駅から徒歩で15分の距離にあり、駅まで遠すぎず、また近すぎる事も無く、ちょっとしたメリハリが付くので、個人的に気に入っていたが、今回の事件はそれが仇となってしまった。



つい先ほどまで、イベントのスケジュール管理に忙殺されていたにも関わらず、自宅までの道すがらも亜季の頭の中は、仕事の事でほぼ一杯になっていた。
そんな状態だった事もあり、帰宅時のルートを体が覚えているまま歩き、周辺への注意力は著しく落ちていたので、自分の前方の歩道横に停車しているバンにも全く気が付かない有様だった。



そこは歩道も少し狭くなっていて、ガードレールも無いので、亜希は必然的にバンの車体の直ぐ脇を通り抜ける形となった。
バンの後方から中央部あたりまで進んだ時、亜希は何かを感じ取り、ふとスモークが貼られているバンの窓を見たのだが、黒い窓に自分の顔が移りこむ間もなく、突然バンのドアが開き、同様に暗い車内から数本の手が伸びて、亜季の体を絡めとった。



『きゃっ!?・・なっ、、、!!むぐ、、むぐ、、むむ、、、、』



両手と押さえこまれ、厚ぼったい手が亜季の口を塞ぎ、瞬く間にバンの車内へ引き釣り込まれ、そのまま両腕を羽交い締めにされ、後部座席に押し込まれた。



バンはライトを消したままゆっくり路肩を離れ、亜季を乗せたまま車体を北東方面に向け出発した。幹線道路手前でライトを付け、夜中でも途切れる事のない都心の交通に身を任せるように、ごく自然に移動していったのだった。



移動中の車内で、必死に亜季はもがいていたが、自分を拉致した連中に、両腕は羽交い締めにされたまま、口も塞がれたまま、そして両足も押さえこまれたまま、抵抗らしい抵抗はほとんど出来なった。連中はほぼ全員男で間違いは無く、犯罪行為中にも関わらず全員顔を隠そうとはしていなかった。車内は暗く口を力任せに塞がれているので、視界も明瞭では無い為、表情の判別をする事が困難であったが、亜季には何か引っ掛かる感じがあった。(どこかで見た事ある・・?)
夜中に女性が男達に拉致される目的については、相応に経験を重ねた亜季にも予想が付いたが、やはり自分がそのような目に遭うとは全く想像した事が無く、今まで感じたことの無い恐怖心と絶望感が急速に広がっていったのだが、もし今秘密裏に進めている作戦の事について、男たちが敵側の差し金だった場合、情報と身の安全を引き換えにされるかもしれない、という異なる次元の決断をする必要があると考えると、それはそれで今の状態の亜季に、それに抗える自信がなかった。。。



バンはおおよそ30分ほど移動した後、廃倉庫が幾つか並んでいる区画の、一番奥の倉庫へ進入していった。パレットや荷物がうず高く積んである細い通路をゆっくり進んだバンは、壁に突き当たる手前で停車した。



バンを止めたあと運転していた男が同じく後部中央座席へ移動し、拘束されている亜季を取り囲み唐突に車内灯を付けた。突然に光に亜季の視界は一瞬奪われたが、いつの間にか塞がれていた口も自由になっていたので、咄嗟に男たちを睨み付け、



『あなた達!一体何をしているかわかっているので・・す・・・・か・・・?? え・・?』



と凄もうとしたのだが、男たちを見て驚愕のあまり言葉が続かなかった。



『あー菊地原さん、やっぱびっくりしちゃってるよ。』
『あはは、、こんな表情昼間じゃ絶対見られないもんね。』
『っていうか、俺たちの土方ファッションにびっくりしてんじゃねぇの?』
『菊地原さん、これカモフラージュだから。もしもの時の。』



男たちは次々とふざけたような軽口を叩いていたが、亜季が驚愕したのは、取り囲んでいる男たち全員を知っているからだった。



男たちは全て今回の作戦に協力している、被造物関連の民間会社の担当者達だった。



(その連中がなぜ・・)



知っている連中であった事で、恐怖心がやや和らいだ亜季の表情を見透かしたように、一番年かさの〇〇プロダクションの担当Aが、自分の顔を亜季へ近づけ、



『菊地原さんも大変なんだろうけどさ。最近ちょっと我々に厳しすぎやしませんかね?我々の責任で起きた事じゃないのに、何であんな厳しく怒られなきゃならないの?まぁ、何か褒美でもあるんなら我慢もするし、協力もするけどさ。今のとこ何にも無いって言うじゃない?それって酷いよねぇ?なので有志を募って自分たちで褒美を貰おうと思ってさ。そんで菊地原さんをさらったわけ。』



『ほ、褒美?・・しかしこれは世界の崩壊を防ぐために準備を進めている作戦であって、見返りではなく、自分たちの世界を守るために、奉仕してもら・・・』



『だからさぁ、菊地原さんにも俺たちに奉仕して貰おうと思ってさ。このタイミング掴むまでに何回挑戦した事か・・・いいでしょ?菊地原さん?』



『私が・・?奉仕・・?』



『そうそう。こんな風にさぁ。。』
そう言い終わらない内に、Aは自分の唇を亜季の唇へ押し付けた。



『い・・!?・・なっ・・何を・・い・・いや・・・やめ・・な・・さい・・む・・?むぐ・・むご・・』



Aは亜季の側頭部を鷲掴みにし唇を密着させたまま、その舌を亜季の口内へ押し込んでいった。亜季は必死に抵抗していたが、Aの執拗な舌の動きに敵わず、Aの舌が縮こまっていた亜季の舌を自身の唾液と一緒に絡めとっていった。



Aの行為に我慢が出来なくなった他の男たちB、C、Dは、予め決められていた役割分担に従い、一斉に亜季へ手を伸ばした。
Bは亜季の胸をスーツのジャケットの上から乱暴に愛撫し、Cはジャケットの裾をめくり上げスーツのパンツを脱がそうとしていた。
Dは亜季の抵抗が弱まるまで羽交い締めの役だったが、時折腕を外してB同様、空いている亜季の胸を握りつぶすように愛撫していた。



『むぐ・・むぐぐぐ・・やめ・・やっ・・!いやぁっ・・・むむ・・むぐう・・やめ・・』



亜季は弾かれたように力いっぱい身を捩らせ抵抗したが、Aに伸し掛かられている状態では満足に体を動かすことも叶わなかった。



『へへ、、やっぱ菊地原さんのオッパイ良いわぁ、、、揉んだ時のジャケットとブラの固さが無理やり感出てるね~・・たまらんよぉ・・』
『菊地原さんのスーツ、タイト過ぎていっつもパンツの線がクッキリなんだよなぁ、知ってた?ちょっとは気を使わないとね?・・・ここ、この線だよ、菊地原さん。。クロッチまでくっきり・・』
『おーい。菊地原さんの洋服は破っちゃだめだよ。後で元に戻すんだからさぁ・・』



男たちは遠慮のない動きで、亜季の体を夢中で弄りながらも、身に付けている物を丁寧に剥ぎ取っていった。



『そんなに動いたら破れちゃうって・・』



Bによってスーツのジャケットのボタンが外され、次にブルーのワイシャツのボタンを下から丁寧に外されていくと、適度に引き締まった亜季の腹部の素肌と、形の良い乳房を覆う薄紫のブラジャーも男たちの眼前へと晒され、スーツのパンツはCによって膝のあたりまでずり降ろされ、気が付くと亜季の体は首から太腿までブラジャーと、同じ薄紫色のパンティだけの姿になってしまっていた。



『おお~・・菊地原さんって何歳だっけ?30近いんじゃなかったっけ?ちゃんとキープしてんだねぇ、、さすがカッコイイわぁ、、へへ、、じゃ、オッパイ見ちゃうよ~!』



ワイシャツのボタンを全て外したBは、そのまま亜季のブラジャーをずらし上げた。
引き締まった体同様、剥き出しになった乳房にはまだ張りがあり、乳房の上に乗っている乳首も綺麗なピンク色のままだった。



『おいおい、こっから先は俺が最初だろ?』



亜季の唇を貪っていたAは、一旦亜季の体から離れ太腿を撫でまわしていたCと交替した。
Aが離れた事によって、言葉の自由を再び得た亜季は、



『げほっ・・!ほ・・本当に・・やめ・・なさい・・このまま止めれば、誰にも言いません・・あっ、、い、、いや、、それ、、は、、』



と、男達へ精一杯の譲歩を持ちかけたが、Aの手が亜季のパンティへ掛かり、そのまま太腿から引き抜かれる様を見せつけられ、その言葉も届いていない事を悟った。
それでも、何か言わねば、と奮い立ち、抵抗の言葉を叫ぼうとして口を開いた瞬間、Aへ場所を譲ったCに再び唇を塞がれ、乳房を激しく舐られた。そしてBは、座席の背もたれから体を伸ばし、空いている亜季の右の乳房と乳首に、粘着質な音と共に吸いついていた。



亜季にも男性経験はあったが、2年前に亜季の仕事が原因で別れて以来、男性と交際をせず仕事に没頭してきたので、こういった感覚はしばらく忘れていたのだが、乳首から受ける脳髄を麻痺させるような波長は、例え好意の無い男から受ける行為でも、時間が経過するほど大きくなっていった。
そして同時に、太腿あたりを這っていた生暖かく湿った柔らかい物が、そのまま自分の性器を貪り始めると、麻痺させるような波長の中に、小さいながら鋭くそして耐え難い快感が入り込んで、亜季の体はその快感に反応しそうになっていたが、それだけはなるまいと必死に押さえこんでいた。



Cは亜季の唇に飽きたのか、Bと左右の乳房を分け合い、一心不乱に貪っていたが、亜季を羽交い締めにしていたDは、器用に腕を押さえこみながら、亜季の顔を無理やり捩じり、今までのうっ憤を晴らすかの様に、自分の舌を全て突き刺し、亜季の口内のあらゆるところをかき回していった。



ほぼ拘束と同じ形にされ、全身の性感帯を攻められ続け、喘ぐことを抑えている亜季の意識は朦朧とし始めたが、今まで性器から感じていた柔らかいものが、いつの間にか熱くて固いものを押し付けられている事の意味を悟り、一気に正気へ引き戻された。。
が、感覚だけが通常に戻っただけで、何も抵抗する事は出来なかった。
そしてその固いものが、ズルっと自分の体内へ挿入されたことを感じた時、亜季の両目から初めて涙が溢れたのだった。。








もうどれくらいの時間が経過したのか、亜季には全く判らなくなっていた。。



最初に行為に及んだAが自分の中で射精した時には、妊娠への恐怖から『いやああっ!』と泣き叫んだが、その後B、Cと続き、4人目のDも体内で果てた際には、もう何も抵抗する気力が起きず、体力が回復し再び固くなったAのものから、亜季の口内へ生暖かい精液が吐き出された際にも、ドロっとした液体が唇から滴るに任せていた。。



最終的に亜季が開放されたのは、早朝の4時ごろだった。
廃倉庫のボイラーはまだ生きており、強○的にシャワーを浴びさせられ、再びスーツを着せられた亜季は、バンに乗せられ最寄駅から一つ遠い駅まで降ろされた。
車中ではAより、今後の振る舞いと口止め、約束を破った場合の社会的制裁の可能性などを、じっくりと説明された。どこまで何を従うか、その時点で亜季には全く考えられる、ただただ早く家へ帰りたいと願うばかりだったが、



『もうこんな事はしないよ。亜季ちゃん。ごめんね。』



と言った時のAの表情は、多分一生忘れられそうも無いと思いながら、バンの車中から早朝の匂いを全く感じない歩道へ降り立ったのだった。。。。

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