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キャラクター紹介の記事 (32)

ヴァージニアス 2022/11/20 18:00

【キャラ紹介】ルッピー

名前

 ルッピー・ヤコタム

役柄

 経営ヒロイン

種族

 獣人(兎)

性格

 チンピラの小者。接客時は猫を被る。

説明

 シャレーヌという国の、欲と犯罪が渦巻くスラムで生まれ育つ。そのため非常にお行儀が良くない。失踪した親のBARを継いでぼったくり店をしているほどである。
 基本的に口が悪くその辺のモブザコっぽいムーブをするが、客の前では「~だぴょん♡」とか言って愛想を振りまいている。
 彼女のイベントを進めることで一緒にBARを経営できるようになる。

物語

 享楽の国シャレーヌ。お世辞にも綺麗とは言えないこの町では酒や喧嘩だけでなくドラッグ・セックス・犯罪なども日常茶飯事である。その中にあって、酒場や娼館などが立ち並ぶ場所、享楽通りにルッピーの店は建っていた。彼女の店と言っても、もともと彼女の所有ではない。失踪した親の店を勝手に使い、ぼったくり店を経営しているのだった。
 ルッピーが愛想良く客をもてなし、まずい酒とツマミを出し、ならず者と取り囲んで高い会計を請求する。犯罪ばかりのシャレーヌでもその悪名は響き始めていた。

 そうなれば当然、客足も遠のき始める。
 だが、どこの世界でも珍奇な趣向を持った者はいる。その日も、ぼったくり店と知りつつウキウキで足を運ぶ女が一人いた。

 そして、そういった者は大抵の場合、店にとって最悪の客となるのだ。


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ヴァージニアス 2022/11/17 18:00

【キャラ紹介】ペロ

名前

 クゥーペロペロ・ラスト

役柄

 ヒロイン

種族

 デビル

性格

 メ○ガキ。
 常日頃から他人を煽ることばかり考えており、神様から乳幼児まで誰であろうと煽り倒す。

説明

 享楽の国シャレーヌの姫君。
 親であるラスト(名前)はアナザーデーモンという種族であり、基本的に子供のデビルは魔力で生みだす。しかし彼女は淫欲を力にするデーモンでセックスが大好きだった。毎日乱パを開いていたら誰かの種が当たって妊娠し、お腹から産まれたのがペロであった。そのため父親は不明であるが、国をあげて姪っこのように甘やかしてきたので全然気にしてなさそうだし何なら王の娘として生まれなかった者たちをザコだと思っている。
 セックスざんまいの国で育ちながらも反抗期にセックスを勧められ過ぎたせいで反発し、淫欲の王の娘にして処女。
 現在はその反抗としてなのか家出している。姫の権威を使ってシャレーヌの裏社会で勢力を伸ばしているという噂もある。

戦闘

 異常に高い魔攻力と引き換えに筋力と運を失っている。
 闇属性が得意。闇属性に対応した追撃、吸収などを覚えられる。闇は炎・氷・風の3属性に有利で汎用性が高い。ただし同じ闇と光属性にはまるで通じない。
 スタイルはアタッカー・サポートどちらも備えるが守りは薄いか。
 有利範囲の広い闇属性を意識したアタッカーがオススメ。属性系のキャラ全員に言えることではあるが、効かない敵への対策もしっかりと。オーラ属性と純魔力属性は誰でも使える上に万能属性である。もしくは状態異常を掛けてサポートするのも良いだろう。

物語

 生みの親や兄弟から蝶よ花よと育てられクソ生意気なメ○ガキになった彼女は現在、ガキながらに裏の社会まで牛耳ろうとしておりめちゃくちゃ調子に乗っている。特殊な生い立ちの姫君なので皆が可愛がる理由もわかる。しかし本当にそれで良いのだろうか?
 教育というのは正しい方向に導く行いである。正しさの先にこそガキの幸せはあるのだ。それは我々大人が未来に残せる――いや残すべきものである。
 その正しさを理解できずガキが反発してこようともガキの未来の幸福を祈って鬼にならなければならない時もある。我々は大人として、彼女の躰に正しい強さと威厳を叩き込んでやらなければならない。それが後世のためにできることなのだ。


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ヴァージニアス 2022/11/14 18:00

【キャラ紹介】セーナ

名前

 シィユルコーカ・セーナ

役柄

 ヒロイン

種族

 シルフ

性格

 生意気で勝気。
 里の皆から天才といわれて育ったためかなり調子に乗っており、他人を馬鹿にしがち。

説明

 「風の生まれる谷」と呼ばれる場所にあるシルフ(風精霊)の里で暮らしている。
 生まれながらに知能が高く、風を扱う力も誰より強かった。かつてエルフ地方を守った英雄セリアーナの再来とまで言われ、チヤホヤされて育つ。結果、立派なメ○ガキに育った。

戦闘

 圧倒的な敏捷性と引き換えにHPと筋力が恐ろしく低いモヤシ娘。魔攻もシロレベルに高い。
 種族ツリーは風属性に特化しており、風属性に反応して発動するスキルの他、風属性で攻撃するインスタントスキル・行動順を大きくあげるスキルといった速度重視の構成になっている。
 スタイルツリーはやや攻撃的。タンクにはなれずとも自己回復程度なら問題なく行える。
 敏捷性を活かして弓、もしくは魔法を絡めた魔法弓を持たせるのが王道か。ターンの初手に行動するサポート役も良いかもしれない。とにもかくにも速さを活かしたビルドを心掛けたい。

物語

 セーナは退屈していた。普段は地上から運ばれてくる本を読んだり外を飛び回ったりして遊んでいるのだが、今はそのどちらも止められていたのだ。
 窓から見えるのは暴風であった。風の生まれる谷には現在、鳥も飛べない悪性の風が吹き荒び、風の精霊といえど迂闊に出歩けなくなっていた。そんな状態では商人を乗せた運び屋も来ることはできない。
 大人たちは今日も暴風の対処を話し合っている。しかしセーナは知っていた。話しているだけでは解決できるはずがないことを。
 セーナは原因の調査を申し出る。大人たちは「大人に任せろ」と返す。だが、その「大人」というのは全員セーナより風の扱いが下手なのだ。頭だけ固くなった大人たちを無視して彼女は調査に向かうことにする。

 そんな時だった。ハーピーすら飛んで来られないその里に、どうやってか冒険者がやって来たのだ。一つ間違えれば命を落とす道を乗り越え、それを何てことないように笑う冒険者にセーナは呆れる。
 ――そして知るだろう。磨き抜かれた、本物の才能というものを。


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ヴァージニアス 2022/11/12 18:00

【キャラ紹介】シオリ

名前

 シラハナ・シオリ

役柄

 ヒロイン

種族

 雪女

性格

 物静かで繊細な性格。
 雪女という種族は何かに固執することが多く、シオリも例外ではない。普段は大和なでしこ然とした雰囲気だが、時折どろっとした感情を露わにすることがある。

説明

 檜桜という国から北上した山にある雪深い里に住んでいる。常に雪の積もる地域のため普通の種族が住むことはできない。
 幼少時に里から下りて勉学や武芸などを修める風習があり、シオリも檜桜の町に下宿して様々なことを学んだ。里に帰ってからは趣味の書道作品を売ったり実家で育てているブドウを売ったりして生計を立てている。
 いわゆるヤンデレ属性を持っているが印象は薄い(著者談)。シロがスマート過ぎるのと、仲間が良い子ばっかりで嫉妬できないせいだろう。

戦闘

 HPがやや低く、他は平均的といっていいステータス。高いものも低いものもあるが突出はしていない。
 雪女らしく氷属性が得意。ただし注意点として、氷精霊スノウ程の力はないことがあげられる。前に紹介した炎精霊サラマンダーのカイや次に紹介する風精霊シルフのセーナほど属性に特化するのは難しいだろう。
 種族ツリーは、雪の動物を召喚し纏うことでダメージを肩代わりさせつつ攻撃を強化するスキルや氷結状態を置換して強化するスキル・敵を氷結させるスキルなどがある。
 スタイルツリーは一応守りもできる程度の攻撃的な配分。自身がDPSになったり仲間のDPSを上げたりできる。
 攻撃が得意なので、ダメージソースにするか、それをサポートする役割が合っているだろう。種族ツリーを伸ばせばタンクもいけるかもしれない。刀を握らせて攻撃をいなし踊るように斬り返す柔剣使いとか良くない?

物語

 彼女の物語はどうしてもネタバレが激しくなるため本編にてお楽しみください。
 檜桜から登山し、吹雪の中を進んだ先にいます。


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ヴァージニアス 2022/11/10 18:00

【キャラ紹介】カイ

名前

 カイディル・サラマンダー

役柄

 ヒロイン

種族

 サラマンダー

性格

 豪快な乱暴者。略奪行為や暴力・恫喝なども平然と行う悪人でもある。
 世の中をざっくり「身内」「敵」「その他」の3つに分けており、一般人が「敵」と「その他」にも振り分ける優しさを「身内」に全振りしているため、仲間や友人にはとことん優しい。
 なので、外からは何するかわからない恐怖の対象、内からは世話好きの良い姉ちゃんという評価になる。

説明

 ロゼアナイツの東の海を縄張りとする「炎の海賊団」の船長。敵と一般人からは容赦なく掠奪するが身内はとことんひいきするというハッキリしたスタンスで、近場の港では親しみある海賊団として、遠い町や国では悪の海賊団として有名である。
 海賊王エイヴリンが残したとされる宝を狙っており、それに関する手掛かりを追っている。
 炎の精霊である彼女はもしも海に落ちれば他の人よりずっと危険である。しかしそれは夢を諦める言い訳にならなかった。
 眼帯をしているのは目が悪いからではなく暗い船内でいち早く戦闘態勢を整えるため。というのは建前で、照明魔法が無い時代に海賊王がそうしていたから真似しているだけ。

戦闘

 性格も生き方も攻撃的な彼女は筋力・魔攻・敏捷が高く、防御・魔防が低い。
 炎の精霊だけあって炎適性が極めて高く、種族ツリーを伸ばせば炎属性を吸収するようにもなる。炎を用いた強力な攻撃、そして味方の炎攻撃に反応して追撃するなど炎のスペシャリストとして活躍できる。
 スタイルツリーは攻撃的というわけでもなく、司令官のような役割から切り込み隊長まで様々な役割をこなせるだろう。
 炎を極めて氷の敵を蒸発させるのも良し。炎統一PTを組めば主軸となる。そうでなくとも器用なアタッカーとして機能するだろう。

物語

 カイが海賊王の物語を読み聞かされたのは幼い頃のことだった。様々な英雄譚の中でその話はとりわけ魅力的で、大海原を駆ける船の姿を何度も夢に見た。
 大きくなったカイはサラマンダーの里から飛び出し、海賊を目指した。資金を貯め、仲間を集め、船とアジトを作り、彼女は炎の海賊団を名乗った。「海賊になる」という漠然とした夢は「海賊王が残した宝を全て見つける」という夢に変わっていた。その過程に綺麗も汚いもなく、思いつくままにできることをしていった。

 ある日の港町。カイはいつもの店で、掠奪した品を肴に船員と騒いでいた。
 そこに一人の女が訪ねてくる。
 ――スリルとロマンの香りを強烈に纏った、恐ろしく良い女だった。


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