【キャラ紹介】セーナ
名前
シィユルコーカ・セーナ
役柄
ヒロイン
種族
シルフ
性格
生意気で勝気。
里の皆から天才といわれて育ったためかなり調子に乗っており、他人を馬鹿にしがち。
説明
「風の生まれる谷」と呼ばれる場所にあるシルフ(風精霊)の里で暮らしている。
生まれながらに知能が高く、風を扱う力も誰より強かった。かつてエルフ地方を守った英雄セリアーナの再来とまで言われ、チヤホヤされて育つ。結果、立派なメ○ガキに育った。
戦闘
圧倒的な敏捷性と引き換えにHPと筋力が恐ろしく低いモヤシ娘。魔攻もシロレベルに高い。
種族ツリーは風属性に特化しており、風属性に反応して発動するスキルの他、風属性で攻撃するインスタントスキル・行動順を大きくあげるスキルといった速度重視の構成になっている。
スタイルツリーはやや攻撃的。タンクにはなれずとも自己回復程度なら問題なく行える。
敏捷性を活かして弓、もしくは魔法を絡めた魔法弓を持たせるのが王道か。ターンの初手に行動するサポート役も良いかもしれない。とにもかくにも速さを活かしたビルドを心掛けたい。
物語
セーナは退屈していた。普段は地上から運ばれてくる本を読んだり外を飛び回ったりして遊んでいるのだが、今はそのどちらも止められていたのだ。
窓から見えるのは暴風であった。風の生まれる谷には現在、鳥も飛べない悪性の風が吹き荒び、風の精霊といえど迂闊に出歩けなくなっていた。そんな状態では商人を乗せた運び屋も来ることはできない。
大人たちは今日も暴風の対処を話し合っている。しかしセーナは知っていた。話しているだけでは解決できるはずがないことを。
セーナは原因の調査を申し出る。大人たちは「大人に任せろ」と返す。だが、その「大人」というのは全員セーナより風の扱いが下手なのだ。頭だけ固くなった大人たちを無視して彼女は調査に向かうことにする。
そんな時だった。ハーピーすら飛んで来られないその里に、どうやってか冒険者がやって来たのだ。一つ間違えれば命を落とす道を乗り越え、それを何てことないように笑う冒険者にセーナは呆れる。
――そして知るだろう。磨き抜かれた、本物の才能というものを。