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イラスト素材が手に入るプランです!の記事 (44)

君の記憶にある姿は俺に着こなせるだろうか

【君の記憶にある姿は俺に着こなせるだろうか】(お試し本)

「魅力あるあなたを、さらいに来ました」

俺は玄関で片膝立てて、宣言した。



「何しているんだ、零」

ぽかんと状況が分からない感じだった。

「執事姿を前に見たいと言っていたではないか」

少し口を尖らせ拗ねてみた。

「先日行った屋敷は大きく、従者の方々も親切だったね」

頭を撫でられて、優しい声に包まれていた。

「うむ、親切な方たちでした」

拗ねるのをやめ、執事の続きを始めた。

「もう敬語はやめて零。いつもの零でいて」

敬語がくすぐったいのか、可愛いことを言っていた。



「雪様、今日は執事と主人の関係です」

俺は雪の冷たい手の甲にキスをした。

「くすぐったいよ。ありがとう」

雪は照れ笑いをしていた。

「お帰りになったばかりで、

引き止めてしまい申し訳ございませんでした」

俺は頭を下げた。

「ううん、零の顔見れて良かったよ」

雪は俺の顔を持ち、微笑んでくれた。

「もったいないお言葉です。ありがとうございます」

俺は雪の表情を見て、同じく笑顔になった。




【最後に】

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彼女が引っ張る人魚の夢

【彼女が引っ張る人魚の夢】(お試し本)

「ようこそ、海の世界へ」

私は彼女の頭の上から顔を出した。



「きゃ、あなたは誰?」

彼女は驚いていた。

「私は人魚よ、見えるかしら」

私は尾ひれをひらつかせ、彼女へ見せる。



「綺麗ね、私にもあったら良かったのに」

彼女はなびく尾ひれに目を輝かせていた。

「人間さん、あなたにもあるじゃないの柔肌な脚が」

彼女の脚をスーッと指を滑らせた。

「な、なにをするの!?」

恥ずかしくなりながら、彼女は脚を引いた。

「美麗なものが好きなの、それと脚がある羨ましさかな」

もう少し触りたかったなと思いながら話した。

「そうなのかな、ありがとう」

彼女は嬉しそうな表情をしていた。




【最後に】

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変態弟子と毎日修業する炎使いの魔女息子

【変態弟子と毎日修業する炎使いの魔女息子】(お試し本)

俺は魔女の息子で炎が使える魔法使い。

魔女(母)からは可愛い恰好を着せられてしまう。

炎の扱いはまだまだ未熟だけど、毎日修行している。

同行している男は一応弟子だが、魔法がまだ使えない困っていた。



「早く魔法使えるようにならないのか?」

俺は弟子に魔法を教え、修業をしている。

「仕方無いじゃん。できないんだもん」

できないとその場に座り込んでしまった。

「もう、また諦めてる」

ため息をつくように言った。

「諦めてはいない!」

弟子は俺をじっと見つめながら言う。



「そ、そんなじっと見るな。恥ずかしいだろ」

不意に見つめられ、俺の身体の体温が上がった。

「師匠は照れないでください。まったく可愛いんだから」

可愛いとにやにやしながら、弟子は俺の顔を見ながら言う。




【最後に】

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大天使の名のもとに旗を掲げよ

【大天使の名のもとに旗を掲げよ】(お試し本)

「旗を掲げよ!堕落した悪魔共に制裁を加えよ!」

私は天使兵へ旗で士気を上げるよう命令をした。

「承知しました、大天使様」

君はピシッと私にお辞儀をした。



「お前は私が守る、離れないでここに居ろ」

私はそばにいるよう君に言った。

「いや、私が大天使様を守らねばならない」

正義感の強い君は、腕を出し私をかばうような仕草をした。

「そんなことを言われてもな、外は悪魔だらけだ」

私は頭をかき言った。

「だから私が戦うのだ、大天使様を守るために」

凛と強く、勇ましく私に言った。



「今は私の名を呼んで良いのだぞ」

2人しかいない、この場では名を呼んで欲しかった。

「戦争の半ば、呼べない」

君は首を振り、名を呼ぶのを拒んだ。

「それなら、命令です。私を名で呼びなさい!」

私は君に強引に言ってみた。

「理不尽な命令をしないで!」

慌てて君に強く言われた。




【最後に】

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ぼろぼろな獣人を家に誘う魔女

【ぼろぼろな獣人を家に誘う魔女】(お試し本)

「あらやだこんなところに、ねこの獣人じゃないの」

私は森の中で獣人が寝ているのを見つけた。



「誰…?」

獣人は私に気が付いたようで声を出した。

「私は魔女よ。見てわかるでしょ」

身に着けてる帽子や杖を見せた。

「魔女?初めて…」

うーんと首を傾けていた。

「初めてなの、珍しい獣人ね」

ふふふと笑いながら私は話す。

「珍しいの?」

よく分からないと言った感じに、ぽかんとしていた。

「珍しいわ。森の中に捨てられてるのもね」

ボロボロの布を纏っただけの獣人を見て、捨てられていると分かった。

「そうなんだ…」

獣人は捨てられていることを、初めて自覚したみたいだった。



「どこにも行く当て無いと思うから、私の家に来なさい」

このまま置いていくわけにもいかない私は、家に誘った。

「ありがとう、ついていく」

獣人は素直にうなずいた。




【最後に】

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