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かわいい主様とケーキ

【かわいい主様とケーキ】(お試し本)

「主様ぁー。待ってください」

あらゆる場所で買った品を落とさぬように、主様を呼び止める。

「速く行くよー。お店が閉まっちゃう」

私は元気な主様に呼ばれる。

「待ってください。見てくださいよ、こんなに箱積んでるんですよ」

「もう、頭越えちゃいますよー」

この現状を見て欲しいと、主様に言った。



「仕方ないわね、もうすぐで美味しいお店に着くから頑張って」

「本当に、もうすぐなのですね?うぅ、頑張りますぅ」

腕が重いのを我慢しつつ、主様が指さして行ってしまうのを追いかけた。



「ほらほら、あったよ。ティミニってお店」

主様は立ち止まった。

「やっと着きましたか。中に入りましょ」

品を落とさぬよう、転ばぬように気をつけながらお店に入った。




【最後に】

お試し本を読んでいただき、ありがとうございます。

この先が読みたいと感じたら、空想物語書庫へ来てください。

これから置かれる本の全てが読めます。

お忘れずに、よろしくお願いします。

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服について何も知らない天然の男の人魚さん

【服について何も知らない天然の男の人魚さん】(お試し本)

「俺は男だ!」

路地裏で訴えた。



「よく女に間違われるが、男だ」

「仕方ないよ、男の人魚さん。頭にリボン、服はドレスにフリルと女性要素多いからね」

笑みを浮かべながら、慰められた。

「男らしいところあるだろうが、眼帯してるだろ」

眼帯に指をさしながら、言った。

「それだけじゃ無理、伝わらん。可愛いらしい容姿をしすぎだ」

「じゃあ後は何をしたらいい?」

ムスッとしながら聞いた。

「うーん…可愛いのだから良いと思うんだがな…」

俺の姿を見ながら、悩んでいた。



「お前の前では仕方なくだ、仕方なく」

俺は視線をそらした。

「嬉しいことを言ってくれるじゃないか」

「そんなことはどうでもいい。話を戻すぞ、俺の格好を考えろ」

視線を戻した。

「ドレスを変えたらいいのではないか?」

「ドレスを変えたら良いのだな。今から買いに行くぞ!」

よし、と早く行こうと手を重ねた。

「今からだと。まあいい、男装できそうなところ行ってみるか」

「男装ではない!俺は男と言っているだろう」

まったくといった感じに怒った。

「冗談だ、冗談。行くなら行くぞ、時間が無くなっちまう」

笑って、手を引いてくれた。

「お、おう」

少し照れ臭くなった。




【最後に】

お試し本を読んでいただき、ありがとうございます。

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天使の導き

【天使の導き】(お試し本)

「んっ、何!?」

私は、驚いた。

羽を広げ、天から降りてきた女の子に肩を掴まれたからだ。



「どうも、こんにちは人間さん」

顔を下に向け、笑みを浮かべて言われた。

「羽が白い…天使?」

私は、挨拶よりも目の前にいる女の子が気になっていた。

「あらあら、挨拶してくれないの?」

「まあいいわ。私は天使、あなたの連れ去る者よ」



頭の上に疑問符を浮かべながら、

「ごめんなさい、こんにちは天使さん」

「連れ去る者とはどういうことなの?」

天使に聞いた。



「そうよ、あなたを天界へ連れて行くの。それが私の使命」

突拍子もないことを言われ、ますます混乱した。

「ごめんね、天使さん。天界には行けないわ。私には帰る家があるもの」




【最後に】

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お忘れずに、よろしくお願いします。

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魔女のとんがり帽子

【魔女のとんがり帽子】(お試し本)

「ねえ、なぜ繋がれてるの?」

私が所有する大木には、よく人間がいる。

「・・・。」

繋がれた人間は言葉を発さず、じっと私を見ていた。



「なあにあなた、私の帽子見て。欲しいというの」

人間に帽子を近づけ、いたずらに言う。

「いらない…」

人間は重い口を開き、その一言だけ呟いた。

「魔法は使えるのかしら?」

使えないと分かりつつ、手元で魔法を見せながら聞いてみた。

「使えないよ、俺は」

人間は魔法なんて使える訳ないと思っていた。



「仕方がないわね。このとんがり帽子をあげるわ」

「とんがり帽子は魔女の象徴」

「魔力を含んでいるから、あなた自身で外しなさい」

私は人間にとんがり帽子を被せ、口角を少し上げながら言った。




【最後に】

お試し本を読んでいただき、ありがとうございます。

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これから置かれる本の全てが読めます。

お忘れずに、よろしくお願いします。

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魔女のとんがり帽子の全文を公開しています!

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