milda7 2024/05/19 10:34

ミルダ、世界パラ陸上のボランティアしたよ

ミルダ、神戸で開かれた「2024世界パラ陸上大会」のボランティアに挑戦したよ。






そもそも ミルダは人見知り激しく、孤独癖がある。のくせに寂しがり屋。



昨年の春、生活環境も変わり、「人」と接することがほぼゼロになったミルダ。

このままではいけない、何か人との繋がりを造らなきゃ、社会に何か貢献しなきゃ、

模索していろいろ卓球サークル、SNSのお友達サークル、いろいろ飛び込んでみたけど

やっぱし続かなかった。とにかく孤独癖が酷い。



ふと新聞で見た「神戸でパラ陸上の世界大会が開かれる!」バラとはいえ世界大会が電車で二駅の

総合運動公園で開かれる!何かできることないかと思い、「ボランティア」の記事に目が止まった。





「よし! 冒険をしてみよう。ポランティアに応募しよう、自分を変えよう」と応募。



その間、一年の期間があって、やはり弱気になって辞退申し出た時期もあったが、引き留められて



今に至る。









ボランティアの内容は「招待学校生徒の誘導」であった。

実は神戸市はバラ陸上の観戦に市内の小中学校3万人を招待するという。

その子たちの到着から観覧席までの誘導だ。

簡単そうだが 当日は他の客や選手がスタジアムの道に溢れている。

その中を100人以上の子供たちの列をうまく一人で誘導するのだ、結構重責だ。

 









不安の中の初日。

ミルダは〇〇小学校担当となった。170名近い生徒数である。

学校名のプラカードを持たされて駅前で待つ。一応イメトレしていたが

なにせ人生初めてのことばかり、

緊張を通り越してもう頭は真っ白状態。







「〇〇小学校到着しましたぁ」 先遣隊からの連絡が入る。



すると改札から怒涛の如く子供たちが現れる。

凄い数!凄く騒がしい!



でも、



子供たちの元気な姿見てると・・・





            なんか楽しい・・・





子供たちは誰にでも元気よく、ためらいなく、あいさつする。



ミルダも 思わず 誰にでも ためらいなく、挨拶できた。

なんか楽しくなってきた。



スタジアムまで 数百メートルの及ぶ生徒の列を学校の先生と協力して先導していく。

ベテランの先生が付いてるとは言え会場までのルートはミルダ一人の責任。

でも緊張よりか、可愛い子供たちを従えて歩いてるのがなんだか無性に楽しい。



ミルダ兼ねてから思ってたけど 「先生」という仕事が向いてたのかもしれない・・・









その後 スタジアム内でも 「先生トイレ~」の対応も、彼らは行くとなると15,6人

一気にトイレに行きだすので誘導も大変、帰って来てもどこの観客席のどの通りかわからなくなるので

「こっちこっち~」ってプラカード持って誘導。



生徒が うれしそうに帰ってくる。みんなこっち見て笑顔。



なんだか楽しい・・・











帰りの誘導で

駅前到着時には 生徒のみんなとハイタッチとかもしてくれた。



ただ駅前で先生からの指導で これから駅構内に入るので

「はい、お口閉めて~ しぃぃぃ」とお喋り禁止。



ミルダは元気よく「さよなら」を言おうかと思ってたけど 生徒たちは先生の言う事聞いて静かに退却となった。

ちょつと残念。







すると 一人の女の子が ミルダの方向いて 








静かに、先生に見つからないように 手を振ってくれた。



ミルダはグッとサインでお返事。













まぁ そんな感じで ミルダの初ボランティアの初日を終えたのでした。

まだ一週間残っている。何があるかわからないけど

普段の引っ込み思案のミルダにとっては とてもすがすがしい 時間と空間だった。

大袈裟だけど 生き方の「高み」を覗けた気分だった。









ボランティアセンターでチェックアウトして オレンジのボランティアユニホームを脱いだ時、競技場周辺ではまだいろんな役目で立っているボランティアがいた、同じように観客に無条件であいさつ、手を振っている。

そう オレンジのユニホームを着ているとなんでもできるんだ。いくらでも挨拶していいんだ。

と思うと ユニホームを脱いだ自分がちょっと寂しかった・・・





明日からも頑張ろう。

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