芸工大の卒展に見に行って。
神戸芸術工科大学です。
家から二駅という近さにある「まんが学科」という学科を備えた
立派な四年制の大学です。
わたしがもう云十年遅く生まれていたらここのキャンパスで
思う存分 絵を学びたかった。
オープンキャンパスや卒展などで 校内を覗くのが大好きで
制作室の個人机の棚にはアニメキャラのポスターや模型が散らかり、
机上には漫画の道具が転がっている・・
日の当たる校庭を眺めながら友と語らい 漫画を描き合う。
そして技を習い、磨く、。
なんてすばらしい環境だろう・・・
猛烈に羨ましい。
と同時に この子たちには負けたくないとも思う。
けど
時間と体力とその環境を使って目的、テーマ、設定、キャラ、背景、衣装、などなど入念に考察した若い彼らの作品には到底敵わない。
サラリーマンには時間も体力も環境もない
疲れ、日も暮れた夜中、時間もまったく足りないそんな環境で描くわたしの
まんがは邪道そのもの。
何で勝てばいいのか。
ここで青春を過ごしたかった、そして完全燃焼したかった。
悔しい。