端音 乱希/NoFuture 2022/12/04 13:17

NoFuture5周年! これまでのこと&これからのこと

本日12月4日で、
NoFutureは5周年を迎えました~~!!

5年前の今日NoFuture初の作品である、18禁ノベル『魔法少女プリズム・シャーリー』の第1話が公開されました
その後、5年の間に公開された作品数は25でした。
NoFutureからリリースされた作品以外にも、Ixyさんのサークル「ShiBoo!」のお手伝いもしましたし、「アニーモ」さんからモーションアニメ作品、「どろっぷす!」さんからCG集やコミックもリリースされていますので、そこそこ広い範囲で活動できたのではないかと思います。

今回はこれまでの活動の振り返りや、今後の活動方針などを、ぽつぽつと語っていきます。
いつにも増して文字だらけになると思いますが、それでも構わないという方はお付き合いください。


これまでの活動の振り返り(自分語り)

5年前、ノベル作品をリリースしたのは、新しいことに挑戦したいと思ってのことでした。

思い返せば、学生時代はライトノベル作家に憧れていました。
「フルメタル・パニック!」のアニメを見て、そこから原作を読んだことで、その他にもいろいろなライトノベルを読むようになりました。
元々歴史小説などを好んで読んでいたので、ライトノベルという世界にどっぷりとハマり、いつしか自分でも書きたいと思うようになったのです。
当時は「小説家になろう」はなく、多くの人に見てもらえるような作品公開の場がなかったため、いろいろ作品を書いては、各誌の新人賞に応募していました。
しかし、結果は良くて一次選考を通過する程度で、プロへの道の厳しさを実感し、いつしか小説を書かなくなってしまいました。

その後、社会人になり、仕事の息抜きとして、ニコニコ動画でゆっくり実況を始めました。
動画の投稿で、それなりに反応を貰えたことが嬉しく、なんやかんやで6年くらい活動を続けました。
活動は楽しかったのですが、もっと違うこともやってみたい、という気持ちも強くなっていきました。
年齢的に、何か新しいことを始めるなら今が最後のチャンスかもしれない――

――そうだ、エロノベルを書こう。

と思い至ったのは、年を重ねるにつれて性癖を拗らせ、自分の好みと一致する作品が世の中に少ないことに落胆し、だったら自分で作るか、と考えたためです。

私の立ち位置は、戦うヒロインものというジャンルの中でも、ヒロピンでは満足できないが、責めがハードすぎると引いてしまう、というものでした。
ヒロインはしっかり本番込みで凌○されてほしい、でも、腹ボテとか蟲とか貫通とかはちょっと...みたいなバランスです。ストライクゾーンが狭いのです。

自分で自分の満足する作品を作ろう!
そう思って始めた執筆活動でしたが...しかし、ここで大きな問題が!
なんと、自分の作品では抜けないことが判明したのです!

ノベルにしてもゲームにしても、自分のテキストを読んでいると、「ここの表現はこうした方が分かりやすいな」とか「ここは説明不足だな」とか、常にダメ出しを考えてしまい、抜くどころではなくなってしまうのです。

自分向けのエロを作りたくて始めた創作活動だったのに......

幸い、イラストレーターさんに描いていただいたイラスト単体では問題なく抜けますので、活動を通じて、結果的にこじれた性欲を解消することはできました。


さて、なんやかんやで1年以上かけて、プリズム・シャーリー4話の公開を終えました。
好評いただいたシリーズものですが、長く続けても尻すぼみになるだろうな、という予感があったので、4話くらいで終わりにするのがいいと、最初から構成を決めていました。

しかし、それで私の創作意欲が満足したわけではなく、それどころか、もっと多くの人に作品に触れてもらいたいと、さらに欲が出ていたので、活動の幅を拡げることにしました。

・DLsite向けノベル作品の制作を継続(ハルナ・フォルデア)
・pixivでのノベル連載(リリィ&フーミ)
・エロRPGの作成(ノーブル・ローズ)

RPGの制作については、小学生のころからRPGツクール(スーファミ版)に触れていたことが活きました。
変身ヒロインものなので戦闘中エロを入れよう、と考えたのは、えのきっぷさんのRPGの影響を大きく受けているからだと思います。

ノーブル・ローズ、セーラースプレンダー、シャルロットと、RPGを出していくにつれ、戦闘中エロ有りRPGを制作するサークルとして、徐々に知名度も上がっていったのではないかと感じています。


ノベルからスタートしてRPGへと活動の幅を拡げたわけですが、正直なところ自分が抜ける(抜けるとは言っていない)作品を作ることが目的のため、作品の媒体にはこだわりがありませんでした。
CG集作品漫画作品もリリースしましたし、現在は3Dアニメーション作品や、???作品(まだ秘密)も制作中です。

作品の媒体をどうするかについては、ヒロインキャラの属性や作品コンセプトを先に考え、その作品に合った媒体は何か、という順番で決めています。
ノベルに合いそうな作品であればノベルに、ゲームに合いそうな作品であればゲームになる、という仕組みなので、NoFutureは様々な形態で作品をリリースしているわけです。


そしてそして、(結果的に)5年間の集大成となった「ヒロインズ・コード」が先日リリースされました。
こちらの開発にはさまざまな裏話がありますので、公開1か月後に、ネタバレ込みでいろいろとお話したいと思います。



今後の活動方針

メインの活動としては、RPG造りになると思います。
最低年1本のペースで製作できたらいいな、と考えています。

次のRPG作品は、以前「ラバースーツヒロインもの(仮)」と案内した作品で、戦闘中エロ有り、基本CG20枚程度のボリュームになる予定です。(シャルロットが14枚なので、それよりは多いです。)
NoFutureの過去作とは繋がりのない、新規ヒロインが登場。
シチュエーションは拘束系が多いですが、ほぼほぼいつものNoFutureな内容です。
エッチシーンは、ヒロインが長時間責められ続けるという、これまたいつもの方針を継承していきたいと思います。
来年のうちにはリリースしたいと考えていますが、現在のところ詳しい時期は未定になっています。


その他にも、漫画作品、3Dアニメーション作品、CG集作品など、順次リリースしていく予定です。
また来年からは、Ci-enの有償プランを設け、毎月ボイス付きのエッチシーン1種を公開する計画も立てています。
「???作品」と記載して、ずっと秘密にしているものについても、来年公開予定ですので、情報解禁を楽しみにしていてください。


それと、私の自己満足で作り始め、コミケで配布しているカードゲームのルールを、きちんと文字に起こす作業もしたいと...思っては...いるんですが...やることが、やることが多くて...(言い訳)
意外と待ってくれている人がいる感じなので、急いで整備したいですね。
コミケまで(今月中)に作るのが理想なのですが、難しければ来年になってしまいます...どうか、気長にお待ちください...


次々と活動の幅を拡げているNoFutureですが、この傾向はおそらく来年まで(あと1年くらい)になると思います。

それ以降は、むやみに活動の幅を広げず、応援してくれる方のニーズを踏まえて、安定して供給できる分量を量って、より計画的に供給していきたいと考えています。

そしていつか、出来に満足して、自分が抜ける作品が作れるといいな...



といった感じで、改まって5周年記念記事などを投稿してみましたが、今後もなんやかんやで活動を続けていきますので、引き続き応援いただけると幸いです。

また何かの作品が、みなさんの目に留まることを祈っています!


NoFuture 代表 端音乱希(はしおとらんき)


<余談>
「NoFuture」は「サガフロンティア」のジェノサイドハート戦の演出から来ています。
ヒロインが未来を失うほど酷い目に遭う作品を作っていくこと、また、私にとって新しいことをするのは最後かもしれないという、「もう後がない」挑戦であるという意味も込めて、このサークル名にしました。
また「端音乱希」というペンネームは、過去の私のあだ名(2種類)を組み合わせ、適当に漢字を当てはめて作ったものです。
ってか、なんだよ端音乱希って。読めねえよ!
漢字を見ただけでは読み方が分からないペンネームにしたことが、私の最大の後悔...

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