現時点では、AI利用は難しい

色々と分かってきたのですが、AI生成イラストを利用して何かを制作＆販売するのは現状難しそうです。

まず＜AI写真集＞というジャンルの本が乱立しています。
これはAI生成した画像データのCG集で、とにかく収録枚数が多いことが特徴です。
また基本的にテキストや差分はありません（ゆえに写真集を名乗っているのでしょう）
端的に言えばこの形態だと超低コストでの製作が可能です。
だから乱立しているのですね。

そうした過剰供給の弊害として
・ユーザーのAI生成イラストに対する忌避（ほぼ同じ内容の物ばかり）
・消費サイクルの異常なスピード（飽きる廃れるのが早い）
・販売登録の審査の遅延（数か月かかることもあるそうです）
などが発生しています。
各販売サイトでは逐次その対応に追われているようです。
実はこのCi-enでもAI生成イラストの掲載や、その販売へ誘導する行為が禁止されています。
（それを知らず、先日ご迷惑をかけました）

以上を含む諸々の事情から、販売を目的とした場合には困難が多いと考えています。
とにかく「人目に付かない」のが致命的です。
宣伝どころか、販売サイトでもオミットされてしまいます。

上手に利用できれば作品のクオリティアップに繋がる技術だと今でも思っていますし、
もうしばらくはそれを目標に制作販売を続けますが
環境が整うまでにもうしばらく時間が必要なようですね。