○囚われ入浴○


「食い荒らされる鬼灯」で書かれなかった五日目の様子の一部です。

複数獄卒+触手×鬼灯です。

苦手な方はご遠慮下さい。














下半身に心地よい快感を感じながら、もっと快楽を貪ろうと鬼は身体を激しく動かす。

剛直を突き入れたまま奥で激しく上下に蜜壷をえぐると、極上の肌触りを持った肌の相手は足を激しく乱して快感の声を上げる。
何もかもが抱く者を喜ばせる妙技をもったその声の主に、鬼の興奮は最高潮に達する。



「出しますよ、鬼灯様!」



さらに一段と動きが激しくなり、鬼灯は揺さぶられるままに一層激しく艶声を上げ、ブルリと痙攣すると自身から白濁を吐き出し、がくりと力をなくして四肢を投げ出し、そのまま頭もがくりと落とした。
しかし、鬼の勢いは止まらず、絶頂せんと激しく揺さぶり続ける。その刺激に再び正気を取り戻した鬼灯だったが、体は投げ出したまま、与えられる快感で力なく喘ぎ、そのまま鬼の白濁の奔流を体内で受け止める。



「うぅっ・・・!」



鬼灯の身体が強張り、再び自身からトロリと白濁を吐き出し、それから完全に意識を失った。



「はあ、はあ、ほんと気持ちいいぜ・・・」



鬼灯の体から離れた獄卒は気を失った鬼灯の頬を大きな舌で舐めながら、名残惜しそうに剛直を体から引き抜く。続けざまに獄卒に犯され、鬼灯の体内から泡立った精液がこぼれ落ちる。



鬼灯の体は秘所だけではなく、体中のあちこちへ剛直を擦り付けられ精液を吹きかけられ、白い肌にも艶やかな黒髪にも、秀麗な美貌にも不浄の白濁が付着し、鬼灯の身体を汚している。



「鬼灯様、精液まみれでドロッドロだな・・・」



「そろそろ触手で拭き取るより、一回身体を洗ってやって方がいいかもな・・・」



その獄卒の提案に、他の獄卒たちは厭らしい笑みを深め、無骨な手を鬼灯の肢体に伸ばすのだった。





「んん・・・・」



鬼灯が目を開けると、体に温く心地よい感覚が広がっている。
目を開けると、鬼灯の体は触手で形成されたグロテスクな器の中に入れられ、そこに温水が注がれ、鬼灯の体はそこに浸されている。
仰臥した状態で手足を器のヘリにかけられ、両手両足を触手で拘束されている。
頭は触手の枕で仰向けに固定され、左右上下に動かすのに難はないが、体は固定されて動けない状態にされていた。



胸の下あたりまで薄い紫の温水が浸り、鬼灯の体をタプタプと浮遊させている。



(風呂・・・?)



鬼灯が自分の状況に気がつくと同時に、獄卒たちが雁首揃えて自分の様子を伺っているのが目に入った。



「・・・今度はどんな下らない事をしでかすつもりですか・・・・」



しばらく意識を失い、再び精神的に落ち着きを取り戻した鬼灯が、周りの獄卒を睨みつけて低く言い放つ。



「いえいえ、鬼灯様の体があんまり汚れてしまったもんで、風呂に漬けてさし上げているだけですよ」



獄卒たちは互いに顔を合わせ、ニヤニヤと気持ちの悪い笑みを浮かべている。



(本当に見下げたヤツら・・・)



拘束から逃れようと力を込めるが、四肢は触手に絡まれて頑丈に拘束され、胴体も底から伸びた触手に絡められ、まともに動くこともできない。虚しく水面がバシャバシャと乱れるだけで、鬼灯はやはりろくに動くことも



できない。



逆に、四日間媚薬漬けにされた鋭敏な体が、水の跳ねる感触だけで鬼灯に発情を催させ、動きを止めざるを得なかった。



「暴れたって無駄ですよ・・・少し汗をかいて、おとなしくしてもらいましょうか」



獄卒が触手風呂の手に指をめり込ませると、紫の水面が一斉に揺らぎ、ぞわぞわと蠢き始めた。



(なっ!なんだ!?)



紫色に見えていた風呂の湯の正体は透明の触手で、水面にフワフワと漂っていたナマコのような触手が水没し、底に縫い止められた鬼灯の体へと向かった。



「んんっ!ぐうぅ・・・っ!」



ぬるりとした感触が体中を這い周り、鬼灯の脇腹、胸、太腿や肩を這い回る。一本が無理矢理広げられた両足の間に滑り込み、鬼灯自身の上をずるずると這い回る。



ビクビクと鬼灯の体が反応し、ようやく収まった劣情が蘇って再び鬼灯の身体を灼き始める。



「はぁ、はあ・・・あっ、ああ・・・ぁ・・・!」



触手から催淫作用のある体液が染み出し、鬼灯の素肌へどんどん浸透してゆく。触手に撫でられた跡がみるみる発情の朱に染められ、鬼灯の体がどんどん欲情に彩られてゆく。



触手の裏側にはコリコリとした硬いつぶが転々と生えていて、ぬるつく感触の上へ、時々確かな刺激を与えられ、そのたびに白い体がビクビクと跳ね上がる。



「んんっ!あっ、ぁぁ、あっ・・・そこはっ・・・・」



体中へ一斉に施される愛撫に反応した鬼灯自身が、ナマコ触手の標的にされる。ぐるりと巻き付かれてコリコリとした小さなイボで微弱に刺激され、ヌルヌルと最も感じる性感帯を責められる。
もう一本が空いた先端に取り付き、頭を柔らかく押し付けると、そのまま円を描くように捏ね回してくる。
足の付け根にも触手が巻き付き、敏感な内腿からも中心に向かって快楽を注ぎ込む。



「ああっ、はぁぁ・・・っ!ああっ・・・!」



螺旋状に巻き付いた触手が自身を絶妙な力加減で締め上げ、そのままズルズルと這い周り、ジワリジワリと鬼灯を絶頂へ追い詰めてゆく。
激しい動きではなく、トロかすようなゆったりとした愛撫が心地よすぎて、鬼灯の上げる声にも恍惚とした響きが混じり始める。



触手の裏側に生えた硬い粒が敏感な先端を擦り、ビクリと鬼灯の体が大きう跳ね上がり、水面が大きく揺れる。



「んんっ・・・!」



絶頂こそしなかったものの、かなり強い快感を感じ、鬼灯の瞳がきつく閉じられる。鬼灯の反応で味をしめたのか、それから触手は同じ責めを続け始める。



「あっ、ぁぁあっ!・・・はぁ、はぁ、ぅぅっ・・・!」



ゾクゾクと腰から背中へ強い快感の電流が走り、拘束された体で精一杯身悶える。湯がちゃぷりと跳ね続け、大きく広げられた鬼灯の足の間で紫を帯びた透明触手が乱舞する。



「はぁ、はぁ、あっ・・・」



閉じていた瞳を少し開くと、鬼灯の視界に飛び込んできたのは、あられもない格好の自分を、笑いながら見下ろす獄卒たちの顔だった。



一気に羞恥と怒りが湧き上がったが、胸の突起と自身の先端を同時に粒でコリコリと刺激され、すぐにその感情は霧散させられてしまう。



(わ、私をこんな目にあわせておいて・・・っ!こいつら、絶対に許さないっ・・・!)



何度そう思ったか数知れないが、たった一度も彼らに意趣返しできた事はない。触手に拘束され、嬲られ、獄卒の剛直に貫かれ、いつ果てるともしれず繰り返され、腰がトロけるほど激しく絶頂させられる。



鬼灯の息遣いと喘ぎ声が切羽詰った彩を帯び、絶頂が近い事を獄卒たちに悟らせる。



「鬼灯様、イキそうだぜ」



「いいですよ、後で俺たちが石鹸で体中を洗ってあげますから、お湯ぐらい汚してくれても大丈夫ですよ」



「・・・・・っ!」



屈辱的なことを言われ歯噛みするが、どうしても快感をこらえることができない。鬼灯の絶頂に合わせて、触手たちがどんどん動きを激しくしてゆく。



「っあ、あぁ、あっ!あぁ!ぁぁあぁ・・・っ!」



鬼灯の喘声が激しくなり、体がヒクヒクと痙攣を繰り返す。



ふと一本の触手が風呂の底へ沈み込み、責め続けられている自身をかすめて、広げられたさらに奥へと身を進めてゆき、未だ触れられていない鬼灯の後ろへと頭を擦りつけた。



「ああぁっ!」



思わぬ刺激に鬼灯の性感が極限に達し、自身の先端から勢いよく白濁を吐き出し、目眩がするほど甘美な絶頂へ押し上げられてしまった。



「んぁっ!ああっ!ぁあぁああ!」



絶頂した直後で一瞬体の緊張がほどけ、硬く閉じていた後ろも緩み、そこへ触手が無理矢理頭を突き入れてゆく。



「うあっ!あああああ!」



ニュルニュルとした感触が洞内に押し入り、前立腺を押されて再び射精させられてしまう。



湯の表面に鬼灯が吐き出した白濁が浮き上がり、それをみて獄卒たちは笑いあった。



「鬼灯様、お湯を汚すのもほどほどにしてくださいよ」



そうおどけて獄卒の一人が誂うが、鬼灯はもう、その言葉に反応できる状態ではなくなっていた。



性感神経が密集し、この四日間で徹底的に開発された洞内をヌルつく触手が暴れまわり、時折当たる硬い粒がコリコリと内壁を刺激した瞬間には、快感で腰から背中まで強い痺れが走った。



「はあぁぁ・・・・っ」



ビクビクと反応する鬼灯の体の上を、触手は容赦なく這い回り続ける。もう一つの敏感な性感帯である胸の突起を柔らかい腹で捏ねまわし、上下に擦り、先端から小さな口が開かれ、包み込むと断続的に強く吸い上げる。



「んっ、んんんっ!」



一本の触手が鬼灯の首にぬるりと巻き付き、そのまま先端を伸ばして鬼灯の口へ向かう。



「・・・・・っ」



口腔へ入ろうとする触手を首を振って交わすが、唇を何度も粘液で擦られ、ジンジンと性的な疼きが増してゆく。



(こんなもの、絶対に咥えるかっ・・・!)



何度も思い、思った分だけ踏みにじられる決意を再び固め、鬼灯は抗い続ける。
しかしその時、洞内に入った触手の粒が、体の最性感帯である前立腺を刺激した。



「うああぁっ!んっ、・・・むぐっ・・・・ぅぅ」



鬼灯が口を開いた瞬間を狙い、抜け目なく触手が口腔へ入り込む。再び拒絶を紐解かれ、屈辱感と悔しさに鬼灯の眉が歪められる。



「んん、んっ、んん、ん・・・っ!」



快感を散らす効果のある発声を禁じられ、くぐもったうめき声だけを上げるしかなくなった鬼灯。
しかし、身体を這い回る触手はお構いなしに鬼灯を変わらぬ調子で責め立て、快感に脆弱な身体を再び絶頂へと持ち上げてゆく。



鬼灯の反応で弱点に味をしめたのか、洞内に割り入った触手が硬い粒を巧みに操り、前立腺をしつこく刺激し続ける。



鬼灯はそこを刺激されると、射精感はもちろん、刺激されるたびに腰に甘い電流が走り、それは背中へ伝わって、胸の突起まで行き渡り、全身を痺れさせてしまう。



「んう、んーっ!んん、んっぐっ・・・・!ん、んん!」



バシャバシャと湯の中で鬼灯が激しく暴れたかと思うと、突然身体をこわばらせ、自身の先端から白濁を勢いよく噴出させる。



口を触手に塞がれたままで苦しそうに、ふっふっ、と荒い息をつき、快感が収まるのを待つが、触手は次々と刺激を与えてくる。



やがて咥えていた触手の先端から、喉が灼けるほど甘い液体が吐き出される。飲み込むしか手段がない鬼灯はその全てを嚥下し、吐き出し終えると触手は鬼灯の口を開放した。



「うぐっ、はあ、はあ、はぁ・・・・」



ようやく大きく息を吸い込めた事に安堵するが、息をするたびにどんどん体が熱くなってゆき、体中の性感帯がジンジンと疼き始めた。



強力な媚薬効果のある淫液を大量に飲まされ、鬼灯の体が徐々に色情の彩へ染められてゆく。



「ふあ、ぁあ・・・あっ、ぁあぁ・・・・・」



触手はしつこく鬼灯の身体を這いずりまわり、疼く箇所を的確に把握しては刺激を与え、激しく身悶えさせる。



先程達したばかりだというのに、鬼灯自身は再び絶頂寸前まで追い込まれ、ヒクヒクと切なげに痙攣している。



「もう、イキっぱなしに突入だな」



獄卒たちが笑い合う足元で、自身の先端を触手の口で咥えられ、たちまち鬼灯が絶頂する。



吐き出した精液が透明の触手の中へ入り込み、全てを飲み終えた触手は一部が白く染まってしまう。



それが気に入ったのか、二本目の触手が次に並び、口を開けて鬼灯自身の先端を咥えこみ、強力な吸い上げを行う。



「あぁぁ・・・!も・・・・やめ・・・」



達したばかりで敏感になっている部分を容赦なく責められ、あまりの激感に鬼灯の体が大きく跳ね上がる。



「んあ、ああぁあぁああ!」



鬼灯が一際大きな声で喘いだ瞬間、自身の先端から精液ではない透明の液体が噴出される。



無理矢理潮を吹かされ、ぐったりと触手風呂の縁に手足をもたれかける鬼灯だったが、体中の疼きはどんどん激しく、触手の動きも大胆になって行った。


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