新作「神様の戯れ」体験版抜粋


※いきなりEROSUから入りますのでご注意を※






両手足を見えない枷で拘束され、体の動きを封じられる。自身がどんどん激しく疼いて、拘束されていなければ間違いなく自らで慰めていたであろう。



理性的な鬼灯をそこまで追い詰めるほど、自身の絶頂への欲求は高ぶっていた。



口からは熱を孕んだ荒い吐息が次々と吐き出され、快感を欲して鬼灯の白い身体がビクビクと痙攣する。



(はあ、はあ、身体がっ・・・激しく疼いてっ・・・!)
誰でも良いから、自身に触れて激しく弄んで欲しい。先程まではあれほど拒絶していた快感を、今度は涙を浮かべるほどに激しく欲している。
『鬼灯、身体が疼いて仕方ないか?』
神霊に問われるまま、鬼灯は力強く何度も首を縦に振る。
『では、触ってやろう・・・』
神霊の一人が近づき、鬼灯の胸の突起を指で弾く。
「あ、ああっ!」
望んでいた快感とは違うが、突如与えられた快感に、鬼灯が全身を震わせて反応を返す。
何度も指でビシビシと弾かれ、その度に鬼灯の身体が反り返り、硬直し、震え、熱い吐息をはあはあと吐き出す。
『鬼灯、さぞ気持ちよかろう・・・』
神霊の指がもう一つ増え、鬼灯の両方の胸の突起を激しく愛撫にかかる。
「あ、あぁぁっ!ふぅっ・・・んあぁ!」



片方でも身悶えるほどだというのに、両方を同時に激しく弄ばれ、鬼灯は思わず艶声を上げた。触られている部分だけでも十分感じる、始まりがあって終わりがある、激しい感覚が何度も嬲られている胸を駆け抜け、上半身を刺激されているのに、快感は下方まで伝線する。



「んんんっ・・・ぁぁ・・・っ、はぁ、はぁ」
ジクジクと両足の中心が疼き、快感を堪える神経がビリビリと震え、堪え難い波が押し寄せてくる。



次々と上半身から快感を流し込まれるが、それだけでは決して望む快感に到達できない。






その焦れったさと疼きは初めてのもので、いつも脳細胞が焦げ付くほどの快楽を与えられていた鬼灯には未知の感覚だった。



(さ、触って欲しくないのにっ・・・!)
両足の中心でドクドクと脈打ち、刺激を欲してどんどん疼きが激しくなってゆく。足の拘束を振り切ろうと力を込めるがびくともしない。
『鬼灯、苦しかろう。愛でてやるぞ・・・』
その声をかけらられたとき、鬼灯の心は歓喜に包まれ、すぐにそう感じてしまった自分を叱咤する。
(な、何を期待しているんだ、私はっ・・・)
しかし体は心を裏切り、刺激される期待感で、既に先端から透明の液をこぼし続けている。
神霊の一人が近づき、自分の意思に反して心臓を高鳴らせてしまっている鬼灯へと手をのばし、白い太腿へと手を掛ける。
「んんっ・・・」
場所が近いだけなのに、その感触が自身へもビリビリと伝わり、思わず快感のため息が口をついて出る。



足の付け根まで一気になぞられ、すでに感触は明確な快感となり、鬼灯の吐息の熱を高めてゆく。そのまま神霊の指が両足の間、奥へ進み、先ほど捺印された陰嚢に触れる。



「はっ・・・あ・・・・」
触れて欲しい場所はそこではないが、まともな性感帯であるそこを刺激されると、今までで一番感じてしまう。神霊に触れられ、その場所が複雑な文様を描きながらぼんやりと光る。



その途端激しい欲情に襲われ、激しく刺激してほしくなる。ビクビクと両足が引きつり、下半身へ神経を集中している最中に両胸の突起を同時に抓まれ、電気のような痺れる快感に鬼灯が声を上げた。



「ああああっ!」
鬼灯の喉が震え、再び与えられた始まりがあって終わりがある激しい快楽に上半身を跳ね上がらせる。
『こちらの愉悦もたまらんだろう?』
そう言って神霊が、淡く光る鬼灯の胸の突起を指で捏ねまわし、何度も激しい快感へ押し上げ続ける。
「あぐっ、あぁぁっ!はぁぁ、あっ、あっ、あっ!」
あまりに連続して与えられ続ける激感に、鬼灯の目端から涙がこぼれ落ちる。ようやく神霊が指を話した時、鬼灯の喉は引き攣れ、しゃくりあげるような吐息が短く吐き出されていた。
『手加減してやらねば、いくら悦といえど辛いぞ・・・?』
鬼灯の両足の中心にある器官へ指を突き入れ、神霊は胸を弄んでいた同士を軽い調子で諌める。しかし、己も鬼灯にしている仕打ちは同じだということがわかりきっているようで、声にはどこか笑いを含んだ響きがあった。
「んぐっ・・・!」
捺印されたばかりの陰嚢をつつき回され、神霊の手が包み込み、ゾクゾクと愉悦が背筋と自身へ走る。そのまま手を巧みに動かし、自身と直結している器官を激しく刺激してゆく。
「ぁぁぁ・・・っ!」
小さな声で呻き、鬼灯が愉悦に身悶えする。徐々に力を込めて握り込まれ、どんどん快感が強まってゆき、まるで小水のように鬼灯自身から白濁がこぼれ落ちた。
「・・・・・っ!」
自身に直接触れはされなかったものの、射精は射精。久しぶりの強い快感が鬼灯を襲い、息を詰まらせ、喜悦に体を震わせる。
「あっ、あっ、ぁぁ、ああっ!」
陰嚢の刺激で達した鬼灯をおもしろがり、神霊はそのまま手の中の器官を弄び、ときにコリコリと響くほど激しく揉みしだく。
「ぁぁぁぁ・・・っ!ああっ!あっ!はうぅうっ!」
鬼灯自身から冗談のように精液がこぼれ落ちてゆく。自身は全く刺激されていないのに、その下の部分の刺激だけで達することができるなど、鬼灯には初めての経験で、快感のこらえ方も受け取り方もわからない。



しかし刺激されている部位は確実に心地よく、鬼灯は与えられる刺激のまま悦を貪り、幾度か射精を繰り返した。



『ふふ、腹が精で白く染まっておるぞ・・・ほんに我慢のきかぬ体じゃ・・・』
ようやく刺激を途切れさせ、鬼灯の体を省みてやると、自身は下腹に付きそうなほど硬く反応し、幾度も射精した精子の中に浸されている。鬼灯が身じろぐと、白液が脇腹を伝い、寝台の敷布を濡らしてゆく。
(こ、こんな方法でイカされるなんて・・・っ)
今もゾクゾクと快感を感じながら、鬼灯は羞恥の極みであり、屈辱的だった責めに唇を噛む。しかし、決して一度も触れられていない自身が、未だに刺激を欲して脈動している音が、耳のすぐ下で聞こえるほどだった。



『若い鬼の精など、そうそう吸えるものではない。今度は私が、そこに口付けて愛でてやろう』



また新たな神霊が鬼灯の両足の間にたち、刺激を欲してやまない体を傲岸と見下ろす。
(何・・・?口付け・・・?)
鬼灯が回らない頭で神霊の言葉を反芻している間に、両足がさらに広げられ、今度は膝を立てさせられる。



陰嚢の刺激で射精に濡れた下半身に神霊が袖をかぶせ、剥ぎ取ると、下腹部は何事もなかったかのように精液が拭き取られていた。



『かように汚れない摩羅は始めてじゃ。さぞ、しゃぶりがいがあるだろう・・・』
先程から神霊が呟く言葉に、鬼灯は嫌な予感と信じられない思いが交差しっぱなしだった。まさか、自分でも滅多に触れない不浄の場所に、口を付けるなどと、そんな事をされるわけがない。



しかし神霊は唇を鬼灯自身へ近づけ、ふ、ふ、と息を吹きかけ、快感への期待感を強く煽る。



その息は熱く、このまま口で包まれれば、どれだけの愉悦が駆け巡るだろうかと、考えただけで先走りの液がこぼれ落ちる。しかし、口淫などという信じられない行為をこれからされることの背徳感に、鬼灯は頭を激しく混乱させていた。



『では、いただこうとしよう・・・』
神霊は鬼灯の予感どおり、鬼灯自身を先端から根元まで一気に、口で覆った。
「っっ!ぅぅっ!あっ!はぁ!」
信じられない思いと同時に、予想以上に高い口内の熱と、ヌメる感覚に、鬼灯の腰が何度も小さくはねあがる。
「ぅぅぅっ・・・やめっ・・て・・・くださ・・っ・・こんな、事っ・・・!」
とんでもない行為を神霊に施され、その予想以上の快感に打ち震えながらも、鬼灯は拒絶の意志を見せる。しかし、神霊は鬼灯の言葉など聞こえていないかのように、どんどん口内で自身を刺激してゆく。
熱くうねる口の粘膜が自身を刺激し、自在に動き回る舌が器官全体をぐるりと舐め回す。
「あぁっ・・・あっ・・・ああ・・・!」
あまりの底ぬけた快感に、鬼灯の口から陶酔した喘ぎ声が放たれる。
散々焦らされ、高められ、ようやくされた刺激方法が、最も喜悦が強い行為であった。不浄の場所を神霊の口で責められているという背徳感も忘れて、鬼灯は自身に走る激しい愉悦へ、無意識にもたれかかってしまい、されるがまま喘ぎ続けた。
「んんんっ!はぁ、ぁぁぁっ、も、もう、出るっ、出ますっ・・・!」
口内で柔らかく揉みしだかられながら、舌が根元から先端を何度も往復する。あまりの気持ちよさに鬼灯は自身が溶けてしまったかのような錯覚すら覚えたが、確実に迫りくる絶頂感に、辛うじて自分を嬲る神霊へ射精の予兆をつげる。
口を離してくれると思っていたのに、神霊はそのままさらに愛撫を激しくさせ、舌の動きを早め、鬼灯自身を蹂躙し倒した。
「はぁっ!あっ!ぁぁああぁあぁーーーー!」
快感のあまり、目の前が真っ白に染まってゆく。目が眩むほどの法悦はこれまで幾度知れず味わわされてきたが、これほど心から悦を貪ってしまったことはなかっただろう。



あまりの激悦感に鬼灯は腰が抜けそうなほど強い射精感を味わい、体中をガクガクと震わせた。



(こ、こんなやり方で気をやってしまうなんてっ・・・!)
相手に自分の性器を口で銜えられながら、止めることもできず射精してしまっている自分が信じられない。しかし、疼きを解消された快感と性の絶頂を極めた快感がごちゃまぜになって、鬼灯の頭を今も薄ぼんやりと白く霞ませている。そして、これから起こる自体にも全く気づくことができなかった。
「ぁああっ・・・!あ、あああ、やめっ・・・はぐっ・・・・ぅあぁぁ!」
口淫を施していた神霊が、射精し終わった鬼灯自身をさらに強く吸い上げ始めたのである。器官の中に吐き出しきれず残った精液も強○的に吸い取られ、強烈な吸い上げに腰がトロけそうになり、鬼灯は再び激しく絶頂をむかえてしまう。
「あああああ!ああっ!はぁっ・・・・!」
ゾクゾクゾクと背筋に悪寒とそっくりの快感が走り、あまりの激しさに、鬼灯の背中が拘束されたまま、限界まで弓なりにそり上がる。



両手は敷布を硬く掴み、両足は指先まで内側に硬く縮かみ、体中で法悦の極みを表現する。それでも神霊の吸い上げは終わらず、今度こそ枯れ果ててしまいそうなほど鬼灯は激しく射精の極みを恐ろしい程長い時間、味わわされた。






「ぅぅ・・・っ・・・」






とうとう快感に耐え切れなくなり、鬼灯の意識が闇に沈む。最後にもう一すすりして、神霊は鬼灯の若い精を思う存分味わった。




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