月次報告：2021年11月

活動報告

「Pianosphere No.4」をアレンジしていただいたよ

突然ですが、高城みよ（inktrans）さんというコンポーザーの方をご存知でしょうか？　ご存知ない方はたった今知ることができました。おめでとうございます。
高城みよさん作曲のオススメの一曲をどうぞ。

LPの『At Last.』とかもこの上なく好きなんですが、そうやって挙げてるとSpotify共有リンクだらけになるので1曲で勘弁しておきます。

僕自身、高城みよさんの楽曲をちゃんと聴き始めたのはここ数ヶ月の間の話なんですよね。割と日が浅いんですが、どハマリしてしまいまして。なんというか、僕の好きな響きばかり聞こえてくるんですよね。
Spotifyで聴けない音源は片っ端からCD等を買い集めて、ここ数ヶ月ひたすらヘビロテしてます。幸せ。

いつまで経っても本題に入ってませんね。すみません。
今回アレンジしていただいたのが、何を隠そうその高城みよさんなのです。
11月半ばにSkebリクエスト募集のツイートを見かけて、アレンジも可ということだったので、この機会を逃す手はない！と考え、思い切ってリクエストしました。そして作っていただいたものがこちらになります。
https://skeb.jp/requests/539716

前半をそのままに、後半を高城さんの解釈でアレンジしていただいた、という構成になってます。
原曲の雰囲気を大切にしていただきつつ、かつ高城さんのサウンドになっているなあと。聞き覚えのある音色なんかも入っていてニヤニヤできます。オタクになってしまう。
コーラスまで入れていただいてます。贅沢すぎる。良いんですか？
（高城みよさんはボーカリストとしても素敵なんですよ）

いや〜〜〜……この大きな感動が伝わりますでしょうか。少しでも伝わったらいいな。
というより、僕自身『人にお金を出して音楽を作ってもらう』という経験がなかったので、今まで僕にご依頼やリクエストをくださった方々も、多かれ少なかれこのような気持ちでお話をくださっていたのかな……と思いを馳せたりしました。身が引き締まります。

今回、このアレンジを進めていく過程を、高城さんがリアルタイムで配信してくださっていました。
高城さんの作業風景が見られるなんて感動……というのは流石に置いておいて。
自分の曲をアレンジしてもらうだけでなく、その様子を実際に見られる機会となると、よく考えたら今後あるのか？というくらい貴重なことだと思いました。
自分でも機会があったらこういうのやってみたいなあ。ちょっと考えておきます。

「Pianosphere No.4」という楽曲について少々。
僕のことを結構前から知ってる方はご存知かもしれませんが、今年の前半は大きなスランプに陥っていて、ひとつも新曲を書くことができませんでした。
昨年から作り進めていたPianosphereシリーズもNo.3で長らく止まっていました。
今思い返すと結構しんどい期間だったな～と思います。おかげで曲作る以外のことを色々できたりはしましたが。
そんな中で高城みよさんの楽曲に出会い、「そういえば自分はこういう曲が好きだったなあ」と思い出すようでした。
そうして影響を受けまくって、スランプを越えて作れたのがNo.4でした。そういう経緯なので、Pianosphereシリーズの中でも特にお気に入りの一曲だったりします。
言ってみれば高城さんのおかげで作れたような曲で、それを高城さんご本人の手によってアレンジしていただけたことが、奇跡のように思えます。
Skebって、良いサービスだなあ……。

以上おたくの文章でした。来月もがんばってやってまいります。